2004.05.02NHK杯 阿部上野戦 四間穴熊VS銀冠 No: 5129 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/05/02 Sun 12:20:13

棋戦:NHK杯
放映:2004/05/02(日)
戦形:四間穴熊VS銀冠
先手:阿部タカッチ
後手:上野裕和NHK初登場
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲2五歩 ▽3三角
▲4八銀 ▽4二飛 ▲6八玉 ▽6二玉 ▲7八玉 ▽7二玉
▲5六歩 ▽3二銀 ▲5八金右 ▽8二玉 ▲5七銀 ▽4三銀
▲7七角 ▽5二金左 ▲8八玉 ▽5四銀 ▲6六歩 ▽9二香
▲7八銀 ▽9一玉 ▲8六歩 ▽8二銀 ▲8七銀 ▽7一金
▲7八金 ▽6四歩 ▲6七金右 ▽7四歩 ▲9六歩 ▽9四歩
▲8五歩 ▽6三金 ▲8六銀 ▽7三金 ▲9五歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽9三歩 ▲8六銀 ▽1四歩 ▲9七銀 ▽6二飛
▲9六銀 ▽6五歩 ▲同 歩 ▽7五歩 ▲同 歩 ▽6五銀
▲9八玉 ▽6四金 ▲6六歩 ▽5四銀 ▲8六角 ▽7二飛
▲7六金 ▽6五歩 ▲8七銀 ▽4五歩 ▲6八飛 ▽4六歩
▲同 歩 ▽6二飛 ▲7四歩 ▽6三飛 ▲6五歩 ▽7四金
▲6四歩 ▽6二飛 ▲6六銀 ▽6四金 ▲8四歩 ▽同 歩
▲6五歩 ▽6三金 ▲7五銀 ▽4二飛 ▲6四歩 ▽7三金
▲8三歩 ▽同 銀 ▲7四歩 ▽7二金引 ▲8五歩 ▽4六飛
▲8四歩 ▽9四銀 ▲9五歩 ▽8五歩 ▲7七角 ▽同角成
▲同金引 ▽5七角 ▲6三歩成 ▽同 銀 ▲同飛成 ▽同 金
▲5五角 ▽6四歩 ▲4六角 ▽同角成 ▲4一飛 ▽5七角
▲7一飛成 ▽7五角成 ▲8二銀 ▽投了

111手で先手の勝ち


上野は横から見ればいい男。解説日浦が「上野はヒヨワな奴」と言っている。
日浦。貴様は蝋で固めた女王様のタクシー運転手。
上野のド田舎の穴熊手順に阿部は中原最強銀冠で対抗。28手め78銀の長考は森内の誘惑へ羽生が対抗した78銀と同じ葛藤
38手め63金=駒アタリ予備5でこんな手は緩手。すでに先手は仕掛けが可能。ここで突然黙りコクル日浦は少しだけ強い証し。阿部は残り5分。
この神妙な沈黙をヨタ話で遮る涼子がうるさい。
ここは駒アタリ奇数番1となる95歩がセオリー。
そこで順番に考えると以下の構図。
4=95歩
1=86銀
2=86角
3=36歩
日浦は2と3しか知らない。いきなり相転換手4から思考するのがマシュダ一家。
阿部は1を目指す86銀。逆行換算手となる。狙いは駒アタリ予備5を維持しつつ1の確実な実現。
マシュダ一家セオリーの忠実な実行者。相転移手1となる。
45手め86銀=日浦はこんな手も知らない。3手一組の銀のワルツ手順1。阿部はここでチェスロックによる持ち時間を使い果たし、10分の残り時間が加算。
46手め14歩=上野のブランコ前進。これに阿部が16歩と付き合うと上野に駒アタリ予備5を与えるために先手不利。
50手め65歩=大悪手。上野はタコ。阿部が16歩を付き合わなかった為成立しない。貴様にブランコの原理など理解不能。将棋よりまず国語の勉強を勧める。腹黒姉さんに教授してもらうのが最も勝ちに近い。
51手め65同歩=すぐに取るの当たり前。
52手め75歩=こんな悪手に長考するヒヨコちゃん。上野は残り5分。すでに負け確定。森内のマネしたつもりであろうが44歩で便秘している。 以下は当家は採譜するだけで読まない。
すでに勝負がついたところから突然饒舌になる日浦。貴様はムッツリスケベのお調子モン。
その後裏番組を見ながら採譜だけしているとおかしなことに気がつく。いつの間にか当家の棋譜と画面が違う。なぜか上野が一手得し、しかも歩が1枚多く駒台にある。阿部は歩切れ。なぜこのようになったのか?
おかしいと思いつつ阿部ちゃんレイプショーを見てしまった。
最後の一句82銀打で阿部の顔が引きつっている。殺人者の殺意そのもの。ワイドショーならこの3秒間だけ何度も使われてしまう。
阿部。ここはNHK初登場の上野にニッコリ笑ってあげないといけない。上野が詰みまで指したのは解説が日浦であることを前提としている演出。
そんなことより上野のあの手得と歩得はどこで生じたのか?
仕方なく感想戦を見るとさんざんタコ変化を並べたあと阿部がゴマカしながら問題の手順を最後に並べていた。なんと阿部は85手めに83歩と打っている。
阿部が決してタイトルを取れない理由はコレ。竜王戦が惜しかったなどともう言えない。