2004.03.07NHK杯準決勝羽生VS丸山 中座飛車73桂-66角型
中座飛車大遠征9つの難所 
前篇&後篇
分析 マシュダ一家



2004.03.07NHK杯準決勝羽生VS丸山 中座飛車大遠征9つの難所 後篇  No: 4479 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/08 Mon 01:49:24

46手め89飛成=脱殻の方の丸山はこれで負けと笑っている。根性がないというより頭が悪い。王手は駒アタリに数えない。だから89飛成で構わない。
49手め79金打ち=羽生もこんなどん底へ金を打つようでは中年コースであろう。打つのが当たり前と思っているようであるが、せっかく取った金をドブに捨てるだけなのでもう少し恥じらいを感じて欲しい。
この恥じらいがない為に羽生は危険な目に遭う。
55手め46玉=ここは56玉と逃げれば金を打った顔が立つかに見える。最後まで見せるとこうなる。

55手め▲5六玉変化1 
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲3三歩成 ▽同 銀 ▲同角成 ▽8九飛成 ▲3二馬 ▽5二玉
▲7九金打 ▽5七桂右成▲同 銀 ▽同桂成 ▲同 玉 ▽4五桂
▲5六玉 ▽8五龍 ▲3三飛成 ▽5五銀 ▲4五玉 ▽4四銀
▲4六玉 ▽5五角 ▲5六玉 ▽3三銀 ▲6六銀 ▽4四角
▲3六桂 ▽3五角 ▲3三馬 ▽7九角成 ▲4四桂 ▽同 歩
▲7九金 ▽4五龍 ▲5七玉 ▽投了
75手で先手の勝ち

ところが以下の55龍変化になると美濃囲いも喜べない。

55手め▲5六玉変化2 美濃囲いでドブ金にツバ吐く変化
 
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲3三歩成 ▽同 銀 ▲同角成 ▽8九飛成 ▲3二馬 ▽5二玉
▲7九金打 ▽5七桂右成▲同 銀 ▽同桂成 ▲同 玉 ▽4五桂
▲5六玉 ▽8五龍 ▲3三飛成 ▽5五銀 ▲4五玉 ▽4四銀
▲4六玉 ▽5五龍 ▲3七玉 ▽3三銀 ▲4六銀 ▽4四龍
▲4五桂 ▽1五角 ▲2八玉 ▽中断
羽生はこの左の串金が余りに無様と気がつき初めて恥じらいを46玉変化で見せたことになる。

57手め44桂打ち=羽生なら当然。そもそも既成中座飛車破りで64桂と打つ局面でも羽生は反対側に打つ。
61手め86歩打ち=ここでようやく当初の場面に戻る。
羽生は感想戦第1声が64手めの幻の42歩で先手苦しいと言った。丸山はなんと最後の最後で自分自身で64手めの42金を示す。 羽生は突然のことにショックの様子が隠せない。そこで初めて丸山語の正体が判明する。「歩で???ナンタラカンタラ」の正体は42金であった。

64手めの幻の42金変化1
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲3三歩成 ▽同 銀 ▲同角成 ▽8九飛成 ▲3二馬 ▽5二玉
▲7九金打 ▽5七桂右成▲同 銀 ▽同桂成 ▲同 玉 ▽4五桂
▲4六玉 ▽8五龍 ▲4四桂 ▽6一玉 ▲4三馬 ▽7二玉
▲8六歩 ▽5七角 ▲5六玉 ▽4二金 ▲同 馬 ▽6五銀
▲4五玉 ▽5四銀 ▲3四玉 ▽4五龍 ▲2三玉 ▽3六龍
▲投了

72手で後手の勝ち

64手めの幻の42金変化2 マシュダ一家バージョン1 丸山風
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲3三歩成 ▽同 銀 ▲同角成 ▽8九飛成 ▲3二馬 ▽5二玉
▲7九金打 ▽5七桂右成▲同 銀 ▽同桂成 ▲同 玉 ▽4五桂
▲4六玉 ▽8五龍 ▲4四桂 ▽6一玉 ▲4三馬 ▽7二玉
▲8六歩 ▽5七角 ▲5六玉 ▽4二金 ▲6一銀 ▽7三玉
▲8五歩 ▽4三金 ▲6六歩 ▽4四金 ▲3三飛成 ▽6四桂
▲6七玉 ▽5六角 ▲5八玉 ▽6六角成 ▲7二飛 ▽8三玉
▲6二飛成 ▽5七桂成 ▲5九玉 ▽7八角成 ▲7二龍 ▽9四玉
▲7四龍 ▽9五玉 ▲9六歩 ▽8六玉 ▲9八桂 ▽9七玉
▲8六銀 ▽8七玉 ▲7八金 ▽同 玉 ▲投了

94手で後手の勝ち

当家のバージョンでは丸山玉自らあの羽生が打った79金のドブさらいを行なうというストーリー展開とした。しかしそこまでしなくとも先手玉を即詰みにしたい場合は以下の変化となる。

64手めの幻の42金変化3 マシュダ一家バージョン2 谷川風


▲7六歩    ▽3四歩    ▲2六歩    ▽8四歩    ▲2五歩    ▽8五歩
▲7八金    ▽3二金    ▲2四歩    ▽同 歩    ▲同 飛    ▽8六歩
▲同 歩    ▽同 飛    ▲3四飛    ▽3三角    ▲3六飛    ▽2二銀
▲8七歩    ▽8五飛    ▲2六飛    ▽4一玉    ▲5八玉    ▽6二銀
▲3六歩    ▽5一金    ▲3八銀    ▽7四歩    ▲3五歩    ▽7三桂
▲3三角成  ▽同 桂    ▲3四歩    ▽4五桂    ▲6六角    ▽2五歩
▲3六飛    ▽6五桂    ▲6八銀    ▽8六歩    ▲同 歩    ▽同 飛
▲3三歩成  ▽同 銀    ▲同角成    ▽8九飛成  ▲3二馬    ▽5二玉
▲7九金打  ▽5七桂右成▲同 銀    ▽同桂成    ▲同 玉    ▽4五桂
▲4六玉    ▽8五龍    ▲4四桂    ▽6一玉    ▲4三馬    ▽7二玉
▲8六歩    ▽5七角    ▲5六玉    ▽4二金    ▲6一銀    ▽7三玉
▲8五歩    ▽4三金    ▲6六歩    ▽4四金    ▲3三飛成  ▽6四桂
▲6七玉    ▽5六角    ▲5八玉    ▽6六角成  ▲7二飛    ▽8三玉
▲6二飛成  ▽5七桂成  ▲5九玉    ▽4八銀    ▲6九玉    ▽7八角成
▲同 金    ▽6八金    ▲同 金    ▽同成桂    ▲同 玉    ▽7六桂
▲7八玉    ▽8八桂成  ▲6九玉    ▽7八金    ▲5八玉    ▽5七馬
▲投了

 96手で後手の勝ち

どちらが面白いかと言うと先手の金に自首させる方であろう。この方がしかも手数が短くて済む。丸山流と呼ばれる根底にはこのようなユニークなパンチラの香りがある。対して谷川流はむしろ機械的。強姦に近い。
総評=中座飛車はコンセプトが単純すぎる。名人戦で羽生が千日手後に短時間将棋でこんなモノ見せたらもう何も期待しない。


2004.03.07NHK杯準決勝羽生VS丸山 中座飛車大遠征8つの難所 前篇  No: 4478 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/03/08 Mon 01:46:50

放映:2004.03.07
棋戦:第53回NHK杯準決勝
戦形:中座飛車73桂-66角型
先手:羽生善治名人
後手:丸山忠久棋王
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲3三歩成 ▽同 銀 ▲同角成 ▽8九飛成 ▲3二馬 ▽5二玉
▲7九金打 ▽5七桂右成▲同 銀 ▽同桂成 ▲同 玉 ▽4五桂
▲4六玉 ▽8五龍 ▲4四桂 ▽6一玉 ▲4三馬 ▽7二玉
▲8六歩 ▽5七角 ▲5六玉 ▽7九角成 ▲8五歩 ▽5四銀
▲6一銀 ▽8一玉 ▲5四馬 ▽投了

69手で先手の勝ち


61手め▲8六歩が常識外?
極めて常識的な手。羽生が言うように31飛成かこれしかない。
丸山はここで3分残している。羽生は2分。
丸山は1分で57角打ち。カラータイマーがピコピコ鳴ると丸山は水分補給しか考えない。
25秒読まれて79角成の単純詰めよでは円谷プロ並であろう。スペシウム光線が出る時は子供でもわかってしまう。85歩と龍を取られてから考慮時間を使うようではいけない。最後の考慮時間で54銀打ちでは丸山はすでに空の向こう。当家はこの前後の地点における時間配分しかVTRで確認しない。後ろでわめいている解説者らしき声は大盤解説会の酔っぱらいジジイであろうか?
終局後の羽生の第一声は「歩で大丈夫でしたかね?」
64手めの幻の42歩のことを言っている。それで先手負けと覚悟した開き直りの86歩と自白できるのが羽生。それに対して丸山は「歩で???ナンタラカンタラ」と反論している。丸山語なので羽生にも解らない。羽生の一言は明解であるが丸山はすでに星に帰ったので当家の通訳が必要であろう。

まず本譜のクライマックスまで復習してみよう。
30手め73桂=丸山がこの将棋を選択。35同飛は最近多いので避けた。
35手め66角打ち=33歩成は我々も飽きた。羽生の選択は無難。
36手め25歩打ち=丸山第一相停滞手とは言えない。66角が双頭手なのにこの25歩は単発手。双頭手で対抗するなら44角。しかし短時間将棋で中原囲いの最大の弱点43地点をこじ開ける筋を嫌った。羽生が事前に構築した変化は以下と推測。

36手め44角変化 46手めで先手優勢

▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽4四角
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲4四角 ▽同 歩 ▲8七歩 ▽3五歩 ▲中断
無論この変化は感想戦などでは見せる必要もない作戦の中枢。

感想戦ではこの地点は以下のクソ変化のみ。
36手め▽6五桂変化
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽6五桂
▲2二角成 ▽5七桂右成▲6九玉 ▽2五歩 ▲3二馬 ▽同 玉
▲3六飛 ▽3五歩 ▲4六飛 ▽2八角 ▲5八歩 ▽投了
47手で先手の勝ち

このクソ変化でも解るとおり先手の34歩が命。これを連動手で先手に与えた為に中座飛車は死滅する運命となる。ハブの ▲5八歩などそれ以前のフツーの受け。というよりすでにデザイン破綻の俗悪手。これを先手に指させるようでは後手に将棋を見せる資格はすでにない。▽6五桂変化など二人にやらせるバカな解説者はいらないということ。

39手め68銀=羽生の徹底抗戦。もともとコレは34歩連動手と33桂連動手の戦い。65桂が相変らず34歩を逃げつつ玉頭に迫る双頭手であった為に羽生は角の双頭手で対抗し34歩の連動手のみを抽出するのがコンセプト。もしここで68銀と玉頭を守らずに先手が行くと失敗する。

39手め▲3三歩成変化
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲3三歩成 ▽同 銀 ▲同角成 ▽5七桂右成
▲6九玉 ▽3三金 ▲同飛成 ▽3二歩 ▲投了
46手で後手の勝ち

これも勝ち負け以前に ▽3二歩が ▲5八歩並に醜い手。このような展開を先手が好むようではいけない。

40手め86歩打ち=丸山はこれを悪手と解っている。しかし羽生も竜王戦でコレやって負けただろうと彼は言いたい。で羽生はアンタ森内か?と半ばムっとしている。山崎は朝日決勝で勝つためにハブをこのように煽ってはいけない。

40手め24角打ち変化は66角に対抗する双頭手
これは44角変化ともども先手は準備してこないと66角ソノモノが指せない。感想戦では羽生が24角変化にウソこいたのでブーハを縛って楽屋裏で本音を聞いてみたら丸山はタコ手で負けにするであろうと言う。

40手め24角打ち変化
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽2四角 ▲7七桂 ▽同桂成
▲同 金 ▽5四桂 ▲2二角成 ▽同 金 ▲3三銀 ▽同 金
▲同歩成 ▽3五歩 ▲3四桂 ▽5二玉 ▲4二金 ▽6一玉
▲5一金 ▽同 銀 ▲8六歩 ▽5五飛 ▲2三と ▽3六歩
▲2四と ▽8九飛 ▲8三角 ▽7二金 ▲7三金 ▽5七桂成
▲同 銀 ▽同飛成 ▲同 玉 ▽8四角 ▲7五歩 ▽7三角
▲中断

41手め86同歩=このような手を指すようでは名人戦も期待できない。羽生もソレは解っているので以下で「いい勝負」と自白した。

41手め▲3三歩成  一昨年米長をコケにした大駒落ち路線
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3五歩 ▽7三桂
▲3三角成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽4五桂 ▲6六角 ▽2五歩
▲3六飛 ▽6五桂 ▲6八銀 ▽8六歩 ▲3三歩成 ▽同 銀
▲同角成 ▽3五歩 ▲3二馬 ▽同 玉 ▲3五飛 ▽4二玉
▲4五飛 ▽5七桂成 ▲同 銀 ▽4五飛 ▲8六歩 ▽2八角
▲中断


本日の  No: 4477 [返信][削除]
 投稿者:凡夫  04/03/07 Sun 16:43:39

 NHK杯、羽生の86歩は驚きました。57角からの変化なら勝ち、を読み切っていたというのだから凄い。米長氏が悪手ではないかと直感したので余計そう感じたんでしょうが、思考回路の違いが墳詣見えた瞬間でした。米長氏ばかりか丸山も「あるかな」くらいで読んではいなかった手でしょう。これが所謂羽生マジックですね。42金でまだ難しそうでしたが秒読みで発見できそうには思えません。

 勿彝枝を変えたせいか改行がやけに多くて見苦しくなっているかも知れません。