裏腹の育成   王将戦最終局付記

マシュダ談 2002.3.17


スポニチ記事で副立ち会いの堀口弘治がえーこと言っておったね。康光の43手目37桂馬が思い切った手と。これで37角からの稲妻落としが消えたとね。後手が先日手狙いなら確かに角引きは手損でも有効。じゃが康光は最初から打開を目指して堂々と指した。そして羽生もね。

一方観戦記者の井口はネット速報では最初64歩を絶賛しときながら、新聞記事では55手目46歩をハイライトにしとる。他の投稿の影響マルミエ食品。しかしドアホ。康光が50手目64歩取ったからに当然の一手。

あとは白々しい内容じゃね。 どーでもええことばかりで行数埋めとる。

なに書こうが、このスポニチは将棋の記事のためだけにわざわざ買って読むヨーナ新聞ではない。1頁の特集記事の半分は広告じゃよ。あとは姉ちゃんの写真でモッテル。この新聞買って読めっちゅー棋士が居ること自体おかしー。

こーゆー枠組みに色塗ってはいかんの。残るモノが残るというだけのこと。黙って利用しときゃえー。文化はそうやって知らず知らずに意図とは裏腹に育成する。でなきゃ50期以上もまともにやってられんがな。