2003.12.29王将戦挑戦者決定戦
森内VS久保
後手番擬態中飛車
象徴される磁場
2003.12.29分析 マシュダ一家

森内が王将戦挑戦者に 象徴される磁場  No: 3717 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 06:05:21

100手めの41角打と104手め35角は久保の見せ場。羽生の角七変化を想起させる。久保は素晴らしい棋士。
108手めからは1分将棋。
王将戦は二日制であるが予選は各4時間の持ち時間。
そこで1分将棋以前までに我々が内容で判定するとすれば二日制を羽生と戦えるのは51vs49で森内。久保もそれは自覚してそのように戦っている。だから久保らしく散る。だから久保はもっと強くなるはず。最終盤は評価対象外。

羽生の強さを棋戦ごとの時間配分で分析したのはマシュダ一家であった。今年の棋王戦はおかげで丸山が羽生不敗伝説を初めて打破して棋王奪取。
王将戦は森内が1月に七番勝負。春には名人戦で同様に羽生と七番勝負。いずれも二日制なので小細工は通用しない。彼らの棋士人生の最重要分岐点となるであろう。羽生は昨年いままでで最も強くなった。

康光は羽生世代と言う言葉を嫌う。羽生世代など最初からない。我々はそのような用語を一度も使ったことはない。そこにあるのは世代などではなく、愛することができる相手。
自分にないモノを相手が持っている。それを見せてもらいたいと願う。
そこに象徴されるモノは個人名ではなく集団名となるべきである。
将棋における集団とは研究会などのことではない。
我々はソレを磁場と考えている。


91手め75桂打  No: 3715 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 05:24:11

桂馬はこのように打つものである。なぜ控え室は久保の単発狙いの84桂を待望の手とし、このように含みが多い桂馬を絶賛できないのであろう?これはひとめで玉頭勝負の局面である。久保の84桂には同じ一手を使って森内は攻防の86金を手順に打てたのであった。対してこの75桂馬は歩が連動手となる為にひとめで久保には角打ち攻防手による逆転か千日手以外に選択肢はないと分る。このような金と桂馬をみただけで森内が王将挑戦に相応しいという満足感を我々に与えている。久保は逆にここから千日手を狙うようでは王将挑戦の器ではないということになる。


75手め29龍 伝統ある基本方針 森安に帰れ  No: 3713 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 05:00:00

控え室はなんと72手めで84桂のイモ筋を読んでいる。それでは藤井となってしまう。そのような展開はすでに2年前に通用しなくなった。
ここで基本に戻る。振り飛車側は19地点の香車を取りたい。振り飛車の基本方針とは手損でもなんとか粘りまくって相手の桂香を奪うこと。ブ男がしつこく美人にせまれば陥落するようなモノである。だから先に龍の利きを緩和しないと19とが緩手となる。先手は逆にその暇を与えてはいけない。連盟棋士は故森安の振り飛車を忘れてしまったのであろうか?東京の控え室はキッチリ受けてわずかな利を積み上げることを大阪商人とでも思っているのであろうか?
東京の連盟内では森下の思考法を手本とするべきである。有限時間と家族の絆に縛られた人間が結論がどーのこーの言ってもタヌキは笑っている。
確実に利を重ねる。それが75手めの鬼の29龍。歩切れを補いつつ香車は渡さないという伝統ある基本方針であり森内がとやかく言われる筋合いはない。


69手めの24歩打   No: 3710 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 04:38:47

どーも控え室のタナトラ解説は中味がない。久保の捌きの怖さを知らなすぎるというより森内を信用して好き放題言っている。連盟棋士の最大の欠陥は「ハブなら間違いがない」と言う類の先入観。タナトラはハブ賛美で稼いだ棋士。我々はこのような太鼓持ちが最も嫌い。ハブ賛美の盲点をことごとく暴いてきたのはマシュダ一家である。血を売る勇気が必要。タナトラにはそれがなくなってしまった。親子喧嘩するほどでないと血は固まってしまう。
いい加減な構えで森内優勢などと根拠も希薄に述べるから69手めの24歩打が緩手に見えてしまう。と金の威力は藤井相手に後手の丸山もA級でみせつけたばかり。先に金が取れるので77桂の最大の欠陥である84桂のイモ筋は86金で簡単に受かってしまう。もしと金を無視すれば84桂など放置。それほどと金の破壊力は多大。最小の費用で最大の成功を納める映画。
自陣飛車とはわずかな利を確実に拡大する手法。だからと金がもっとも効率よい。手数は延びても確実に受けつつ戦力を拡大できるばかりか戦力を敵に与えない。相手は必ずカナ駒一枚足りないという終盤を強いられる。


51手め48銀 行きつけの温泉で銀の泡踊り2  No: 3708 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 04:12:54

久保が59飛と打てば49手め28飛打は紛れがない変化。28飛は自陣飛車で打ちにくそうでもひとたびその効用を知ると行きつけの温泉となる。
そこでさらに森内が用意した手が51手め48銀の泡踊り2。これは39飛成からの飛車イジメを阻止する手。あの後ろ向きな33手め57銀が39地点まで死守することになろうとは久保も想定していなかったであろう。59飛がタコであった。そもそも血の気の多い者ならば33手めで反対側の75銀などと指してしまうかもしれない。谷川の代名詞である前進流が典型。前進が頑固な流儀となると玉砕。日本人はそのことを大平洋戦争で学んだはずである。


33手め57銀 マシュダ一家特製銀の泡踊り全盛の年  No: 3706 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 04:00:33

昼食休憩前に森内は当然のごとく36飛。久保はその勇気にやや驚いたかもしれない。居飛車から捌くのは砂漠の月。哀愁が漂っている。捌きの達人といえば久保の代名詞であるが、森内がその看板を今日は自ら名乗っている。
森内が用意した手はご存じ57銀泡踊り。
今年はマシュダ一家特製銀の泡踊り全盛の年となった。
康光が藤井相手に見せ今日は森内がもっと過激に久保相手でコレである。


30手め44角 絵にかいた鏡餅  No: 3705 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 03:52:19

双頭手である45歩を44角を実現させる為の開放手とする逆行連動手。しかしこの瞬間飛車先は止まりトリプル手とは呼べない。むしろ双頭手としての機能を限定する。45歩を空間開放手として2から1に戻したということになる。
44角の表層機能は駒アタリ奇数番1をダイレクトに作成したことにある。これは飛車アタリなので飛車は逃げなくてはならない。もしここで28飛と戻ると後手も33角と戻り今度は45歩を飛車先歩交換の手に逆行相転化する。それを阻止するために57金は形がひどく先手は負ける。57銀では角交換されて振り飛車の41金型の方が有利。そこでもし次に森内が28飛ならば33角-26飛-44角という千日手となってしまう。
無論森内は26飛とした時からそんなことは百も承知なので28飛などと一瞬も考えない。控え室が千日手かと思うのは取り越し苦労。絵にかいた鏡餅を拝むようなものである。
連盟職員は鏡餅を床の間に用意した。黴が生えない餅。そのようなモチは喰えない。鏡餅はひからびても喰えなくてはならない。干からびた米でも雑炊にすればおいしい。ひからびたモチは鉄槌で砕きオシルコに入れるとウマイ。


28手め45歩 大駒の動きを開放する双頭手   No: 3704 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 03:36:41

次に36飛から34飛と歩をただで喰われては困る。それを未然に防ぐ為にここで久保が飛車を32飛と回ると今度は角が移動した時に44歩が浮いてしまい66銀の移動で44角の連動手が発生してしまう。これらは指し手の変化を読む以前に連動手があるかないかで優劣がわかってしまう。
だから久保は45歩。5-4-3と言う飛車の動きが待合室の浮浪者となる印象を嫌ったからではない。45歩とは一手で大駒の動きを開放する双頭手と思考する。これで5筋から4筋へ移動した手損と26飛の一手を相殺できる。森内がこのように後手の手損の欠陥を突いたときに、このような双頭手が発生するということが重要。


27手め26飛 頭韻を踏む森内  No: 3702 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 03:23:18

なんとも豪快な手。これは待てないと言う手。36飛から34歩を飛車で取ろうという恫喝。頭韻を踏んで主導権を主張する森内。相手がイクと見せかけている所でイビアナに組んでは大介流でやられてしまう。そこで久保の指し手を先手が強制する指し方。


24手め42飛 開かずの踏み切り  No: 3701 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 03:17:02

この瞬間が最も楽しい。久保はここで四間に振り直す。
腰掛け銀の四辺形が完全発生すると手番の問題は開かずの踏み切りとなる。東京の小金井では30分以上の踏み切り待ちで怒っている者がいるが、連盟将棋には1時間以上の手待ちなどザラである。待つことを苦にしては将棋は指せないというのが振り飛車の心情。


21手めの局面 腰掛け銀の四辺形から宙づり理論へ  No: 3700 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 03:05:07

21手めの局面は我々は中飛車とは見ない。52飛とは玉を囲う為の空間開放手であり55地点を対等の駒アタリ予備とみる。これが宙づり理論。
今年我々が提示した中空理論はその後名人戦から王位戦にかけて中空三角理論へ発展した。最近思考しているのは宙づり理論である。
やはり要が腰掛け銀の四辺形。森内が今66銀とした局面は腰掛け銀の四辺形による中和としてみる。次に68角という直接の急戦攻撃手は康光好みであるが、我々は最初からそのような先手からの乱戦は後手の擬態中飛車の思うド壺と考えている。中飛車とはあくまで玉移動の空間開放手としての側面と宙づり理論に含有するべき55地点の駒アタリ予備を作成する為の仮想空間であると思考する。



中飛車と言う用語の欠陥  No: 3699 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 03:03:32

中飛車と言うものはそのように名付けた為に最初から邪道のイメージがある。それらの派閥に「原始中飛車」「英ちゃん流中飛車」「ゴキゲン中飛車」などと言ういかにも亜流っぽい名前をつけたのも元もと「中飛車」と言う言葉のイメージが筋悪であった証し。そのような悪しきイメージの根源はまずナカという文字。
そういえばNHKは我々が生涯の楽しみにしている中井中原戦の解説を中村にしてしまった。ナカ三連発というノリ。高木ブーの名ダジャレ「寝台車で死んだ医者」といい勝負であろう。NHKの采配が笑えないのはナカという文字しか見てないからである。最初の問題はナカそのものではなくナカと何が結合するのかということ。
「中押し」といえば囲碁で使う用語であるが、「ナカ出し」と言えば中原の代名詞となった。この言葉が大変下品に聞こえるはなぜか?
ダシがいけない。「ナカ」に中間濁音がつくと極めてまずい。ナカガワがあれだけ努力してもダメなのはこの中間濁音のせいである。、ましてや母音の重複結合を伴った-kaga-や-naga-という並びが中間にあっては嫌われてしまう。特にnakagawaなどは4シラブルに4つも同じ母音となってしまい救いようがない。将棋で言えば駒アタリ偶数番しか指せないような負ける名前である。ナカビシャはAIという母音結合なのでまだ救われているが、やはり中間に濁音があると落ち着きがない。三拍目でアクセントが強調されてしまうからである。三拍めに強拍がある4拍子の音楽などそもそも存在しにくい。座りが悪い痔の患者。響きが下品であるのは、リズムが悪いとつんのめってしまうから。
本譜を擬態中飛車と我々は呼ぶ。この言葉の響きがよいのは濁音を濁音で緩和しているからである。ギとビで濁音のもつ強拍を緩和する。
谷川は先週のクリスマスイブの王将戦決戦で5筋位取り中飛車を選択した。「5筋位取り中飛車」と言う用語には濁音が4つもある。クドイ。だから谷川は負けた。実際谷川は駒アタリ偶数番4で負けている。そのようなクドイ戦法では森内に勝てない。だから久保は擬態中飛車にした。


本日の王将戦挑戦者決定戦 後手番擬態中飛車  No: 3693 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 01:57:13

本日の王将戦挑戦者決定戦となる森内久保は中継があった。森内が先手となれば負けようがないのでまとめて見る。棋譜はすでに公開されているので、それを1手づつ入力する。この手間は最高に楽しい。新聞切り抜きより面白い。やはり一手づつ並べる快楽は捨て難い。こう指すものであると先読みしながら打ち込む楽しみもある。それをドキドキしながら確認するのが病みつきとなる作業。実況などはハラハラドキドキの連続。封じ手を実況で断言した時には開封まで実は我々もドッキンコドッコキンコしている。今年はよくもまあここまで当てに当てまくったと呆れている。棋士の心理状態を把握すると指し手というモノが分ってしまうのであった。
マシュダ一家の先読みが百発百中では白昼の人妻のドッキンコも薄れてしまう。そこで最近とんでもない手を指す風潮が生まれた。後楽園のオバケ屋敷のノリ。

棋戦:王将戦挑戦者決定戦
対局日:2003/12/29
戦形:後手番擬態中飛車
先手:森内
後手:久保

▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲2五歩 ▽3三角 ▲6八玉 ▽5二飛
▲7八玉 ▽6二玉 ▲7七角 ▽7二玉 ▲5七銀 ▽5三銀
▲8八玉 ▽6四銀 ▲6六銀 ▽8二玉 ▲5八金右 ▽4二飛
▲6八金寄 ▽7二銀 ▲2六飛 ▽4五歩 ▲7八金上 ▽4四角
▲3六飛 ▽3二飛 ▲5七銀 ▽7七角成 ▲同 桂 ▽3五歩
▲2六飛 ▽3六歩 ▲同 歩 ▽4四角 ▲2八飛 ▽3六飛
▲3七歩 ▽2六飛 ▲同 飛 ▽同 角 ▲4三角 ▽5九飛
▲2八飛 ▽6二角 ▲4八銀 ▽4九飛成 ▲2四歩 ▽3八歩
▲6一角成 ▽同 銀 ▲5九金 ▽3九角 ▲2五飛 ▽4八龍
▲同 金 ▽同角成 ▲2三歩成 ▽3九歩成 ▲3二と ▽同 金
▲2一飛成 ▽3一歩 ▲2四歩 ▽2九と ▲2三歩成 ▽同 金
▲同 龍 ▽7二銀打 ▲2九龍 ▽2六歩 ▲4一飛 ▽8四桂
▲8六金 ▽3七馬 ▲3九龍 ▽2七歩成 ▲3七龍 ▽同 と
▲4三角 ▽7一金 ▲6六歩 ▽4八と ▲6五歩 ▽5三銀
▲7五桂 ▽4二飛 ▲同飛成 ▽同 銀 ▲6一角成 ▽同 金
▲6四歩 ▽同 歩 ▲6三銀 ▽4一角 ▲7二銀成 ▽同 金
▲6三歩 ▽3五角 ▲2二飛 ▽5一銀打 ▲6二銀 ▽3八飛
▲5一銀不成▽同 銀 ▲6一銀 ▽5二銀打 ▲7二銀成 ▽同 玉
▲2七飛成 ▽3九飛成 ▲2五龍 ▽7四銀 ▲5五歩 ▽同 歩
▲3五龍 ▽同 龍 ▲4二角 ▽同 銀 ▲6二金 ▽8二玉
▲5二金 ▽同 角 ▲6二歩成 ▽5四角 ▲5二と ▽3八龍
▲6二と ▽5八と ▲1六角 ▽2八龍 ▲5八金 ▽2五歩
▲6七金右 ▽2九飛 ▲6三歩 ▽9四歩 ▲7一銀 ▽9三玉
▲7二と ▽9五歩 ▲同 金 ▽7六桂 ▲同 金 ▽8四歩
▲8二銀不成▽9二玉 ▲8四金 ▽7九飛成 ▲同 玉 ▽7八龍
▲同 玉 ▽6七銀 ▲同 玉 ▽7六角 ▲同 玉 ▽7五銀
▲同 玉 ▽7四金 ▲同 金 ▽同 歩 ▲6四玉 ▽5二桂
▲5五玉 ▽5四歩 ▲6六玉 ▽投了

171手で先手の勝ち

http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/ousyou04/031212/


将棋世界のこと コンパクトなマトメ方  No: 3692 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/30 Tue 01:41:01

将棋世界のこと
新年号となる2月号が年内に発売された。シワス・スケジュールなので数日早い。
昨日のヨネちゃん日記にすでに発売のことが書かれており、連盟のHPでは本日その告知がある。専務理事の私設HPの方が宣伝が速いという不思議な組織である。
マシュダ一家がなぜ写真家の名前を広告記事に載せないのかと11月号発売時に怒ったところ、今回はキチンと名前が出ている。見ればマシュダ一家が絶賛する河井邦彦撮影によるヨネちゃんが写っている。
今年のハブの写真は河井邦彦撮影11月号17頁が最高であった。あるモノを彼は写そうとしている。このような世界は文では表現できない。写真でできることはまだまだある。

駒音掲示板を見ると今まで買いためた将棋世界の処理に困っている人がいる。マシュダ一家の雑誌の処理方法とは読後に必要な部分のみ切り取る。それを年末に一年分まとめて製本してしまう。12冊文が1冊以下の分量となってスッキリする。今年は薄い。映画のパンフレット程度の重さであろう。
製本は簡単。カッターとホッチキスで十分であるが、製本用のファイルも文房具店に売っている。雑誌の一部を切り取って背表紙を貼れば瞬く間に完成となる。10年ほど経つとそれをまた製本する。
雑誌などは嵩張るのでそのように保管するといつでも開きたくなるモノができる。スキャナーが進歩してもこの方法が最も手っ取り早い。パソコンに取り込む時はデザイナーのレイアイトが悪い時。棋譜や写真を並べ替えて楽しむにはPCは最高の道具。将棋の内容に関しては我々が言うのも気がひけるがマシュダ一家実況分析の方がはるかに将棋世界より面白い。棋譜だけででここまで楽しめるのであるから将棋とは素晴らしいメディアである。「人類文化の中で最もコンパクトにまとめられた小宇宙が将棋」というのがマシュダ一家の今年も変わらない見方。手許で完全再現できるということが素晴らしいのである。
さて本日の王将戦挑戦者決定戦の棋譜をこれからみてみよう。

http://www.shogi.or.jp/syuppan/sekai.html