MashudaBBS2003.10.30-11.02
日本テレビの視聴率第一主義と読売の竜王位至上主義

土曜日の回想1 王位戦のこと 
土曜日の回想2 今年の流行語大賞象候補
土曜日の回想3 今年のエッセイ大賞ノミネート
土曜日の回想4 量子コンピューターの論理演算回路
土曜日の回想 番外 最短手順という死臭
新人王戦は童貞将棋
紫綬褒章受賞記念会と葬式の香典
本日のNHK杯 ナカータVSモリウチ

本日のNHK杯 ナカータVSモリウチ  No: 3114 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/02 Sun 23:48:47

ハロウィーンの季節には変身用具が巷で売られている。鼻付メガネもある。
ナカータの鼻は自前である。三間飛車と書いてある。彼は生涯を三間飛車に捧げた棋士であった。誰にも文句は言わせない。それは鼻付メガネのように必ず店頭を飾る。

放映:2003.11.02
棋戦:第53回NHK杯 2回戦第12局
戦型:三間飛車
先手:中田 功 六段
後手:森内俊之 九段

▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲7八飛 ▽8五歩
▲7七角 ▽6二銀 ▲6八銀 ▽4二玉 ▲4八玉 ▽3二玉
▲1六歩 ▽3三角 ▲5八金左 ▽2二玉 ▲3八銀 ▽1二香
▲3九玉 ▽1一玉 ▲4六歩 ▽2二銀 ▲5六歩 ▽5四歩
▲5七銀 ▽7四歩 ▲3六歩 ▽4二角 ▲6五歩 ▽7三桂
▲6八飛 ▽3一金 ▲1五歩 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽6四歩
▲4五桂 ▽6五桂 ▲5三桂成 ▽同 角 ▲9五角 ▽8三飛
▲6七飛 ▽5七桂成 ▲同 金 ▽6五桂 ▲4七金 ▽4四角
▲5五歩 ▽同 歩 ▲4五銀 ▽5六銀 ▲同 金 ▽同 歩
▲4四銀 ▽5七歩成 ▲6六飛 ▽4四歩 ▲2八玉 ▽4八銀
▲2五銀 ▽4七と ▲同 銀 ▽3七金 ▲1七玉 ▽4九銀不成
▲6九飛 ▽5七桂成 ▲6四飛 ▽6三歩 ▲4四飛 ▽4七成桂
▲7七角 ▽3八銀不成▲3九桂 ▽同銀不成 ▲4三飛成 ▽3三桂打
▲3四銀 ▽2四金 ▲5三角 ▽2八銀不成▲2六玉 ▽2五銀
▲投了

84手で後手の勝ち

森内の完勝。解説の郷田は70手の63歩に呆れている。我々はというと、このような解説をする郷田に呆れている。ナカータが森内の敵ではないことは誰にでもわかるが、ゴーダまでも恥を晒しただけであった。
ナカータとゴーダは仲が良い。二人とも思い込みが命だからである。


紫綬褒章受賞記念会と葬式の香典  No: 3113 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/02 Sun 23:35:26

紫綬褒章は技・芸・学に贈られる。
これは大変名誉ある賞でもあった。

今年の受章者は下記33人。
俳優 相沢葉子(司葉子)▽体操選手 鹿島丈博▽競泳選手 北島康介▽舞踊家 小島章司▽劇画家 斎藤隆夫(さいとう・たかを)▽東大教授 榊佳之▽柔道選手 田村亮子▽東大教授 十倉好紀▽木工芸作家 中川清司▽版画家 中林忠良▽中京大教授 中山彰規▽箏曲演奏家 野坂恵子▽東大名誉教授 藤島昭▽大阪外国語大教授 藤原佐知子(武田佐知子)▽早大教授 毛里和子▽作詩家 吉岡治▽将棋棋士 米長邦雄▽作曲家 渡辺栄吉(筒美京平)▽北大教授 山内晧平▽東北大教授 板谷謹悟▽映画監督 伊藤俊也▽小説家 阿刀田高▽東大名誉教授 石井寛治▽東工大教授 石原宏▽東大教授 岩沢康裕▽舞踊家 小林紀子▽写真家 富山治夫▽千葉大名誉教授 若桑みどり▽東工大教授 高柳邦夫▽東大名誉教授 見上彪▽大阪大教授 高井義美▽能楽師(能ワキ方) 福王輝幸(福王茂十郎)▽抽象美術作家 荒川修作
(読売の表記に準じる。この表記順と▽マークは北島に後手番で負けた記者の腹イセとは無関係であろう)

これを見るとなぜあの人が?と思うかもしれない。
紫綬褒章はその技芸のレベルに対してではなく分野に贈られるモノに成り下がってしまったからである。
唐突だが本日のN教アワーはピーター・ゼルキン演奏+準・メルクル指揮のブラームス「ピアノ協奏曲第1番」であった。第2楽章でルドルフのバカ息子はビブラートをかけている。ピアノにビブラートがかかるはずないと康光は怒っているかもしれない。ピーターは興奮の余り指を鍵盤上で震わせるクセがあるのであった。挙げ句にはコブシを振り上げて震わせる。全て演技なのでテレビ的には絵の素材となりやすい。
もしこのピアノの分野から紫綬褒章を選ぶとすれば大変なテンションである。今回邦楽から野坂恵子が選出されたがそれと比較してみればよい。野坂恵子など間違いダラケのハッタリ演奏家である。譜面も適当に飛ばす為に作曲家泣かせである。ルドルフのバカ息子ほどのテンションさえない。しかし分野に与えられる賞と考えれば納得するのである。
そこで将棋に目を向けてみよう。
初代紫綬褒章受賞者木村義雄には納得であろう。木村がいたから将棋棋士が受賞対象者となった。升田幸三と大山康晴の受賞も当然である。ところがこの当然と思われた流れがクセモノであった。分野が確立すると内容とテンションにではなくその分野への功労賞となってしまうからである。人間の汗の光に着目するのではなく業界のシンボルマーク維持が主眼となる。だからジジイとババアに贈られる賞というイメージが付着した。
そこで今回は田村亮子を入れたということではない。元もとがすでに技芸が棺桶に入った人への花束贈呈式なのであった。
加藤一二三は紫綬褒章受賞後にA級を降り、米長邦雄は来春引退することになる。
死に化粧を施された米長邦雄への最後通告が今回の紫綬褒章授与であった。棺桶からまた出てきてもらってはナフタリン芸臭くて周囲が困る。
日経将棋王国によれば米長は受賞の言葉として羽生との名人戦第4局が一番印象深いと述べている。これで一番安心しているのはハブであろう。名人戦第4局はハブの八百長将棋であった。そして自分はこのような賞には縁がないと思ったはずである。あと30年も現在のような棋士生活を強いられることから開放された日かもしれない。
さて紫綬褒章受賞記念パーティーには誰もが金を包んでお祝いに行く。これは葬式の香典と同じ性質のものであるから1万円でイージャンなどとケチってはいけない。棋士や関係者ならば最低限度がある。先崎はこのような非常事態時の相場を知らないらしい。内弟子ならば当然全ヘソクリを贈る覚悟で包む。大山への先崎の香典は50万円であったので、師匠には最低その倍額が礼儀というものであろう。その内訳は米長が引退後公表するかもしれない。



新人王戦は童貞将棋   No: 3109 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/02 Sun 05:08:35

対局日時:2003/10/30
棋戦:第34期新人王戦 決勝第3局
戦形:ゴキゲン中飛車
先手:行方尚史 六段
後手:田村康介 五段
持ち時間:各4時間
場所:東京将棋会館

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲5八金右 △6二玉
▲4八銀 △7二玉 ▲6八玉 △5五歩 ▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △3二金
▲2八飛 △2三歩 ▲6六歩 △3五歩 ▲4六歩 △5四飛 ▲4七銀 △2四飛
▲2五歩 △3四飛 ▲6七金 △3三桂 ▲5九金 △4二銀 ▲6五歩 △5三銀
▲5六歩 △同歩 ▲同金 △8二玉 ▲5五歩 △7二銀 ▲7八玉 △1四歩
▲6八銀 △1三角 ▲9六歩 △9四歩 ▲9七角 △3一角 ▲7九角 △7四歩
▲6七銀 △7三桂 ▲7七桂 △8四歩 ▲5七角 △8三銀 ▲5八金 △7二金
▲1六歩 △6二銀 ▲4五歩 △4四歩 ▲同歩 △同飛 ▲3五角 △4一飛
▲5四歩 △9五歩 ▲同歩 △9八歩 ▲同香 △9七歩 ▲2四歩 △同歩
▲4二歩 △同角 ▲4三歩 △同金 ▲6二角成 △同金 ▲4四歩 △同金
▲5三銀 △同金 ▲同歩成 △同角 ▲5二金 △5七歩 ▲同金引 △4五桂
▲5六金 △5七歩 ▲6八金 △9八歩成 ▲5三金 △9七角 ▲6三金 △6一香
▲7三金 △同玉 ▲6六銀 △8八角成 ▲6七玉 △8九馬 ▲7八桂 △8八と
▲5五銀 △7八と ▲同金 △5八銀
まで108手で後手の勝ち

対局日時:2003/10/06(月)
棋戦:第34回新人王戦 決勝第1局
先手:田村康介 五段
後手:行方尚史 六段
持ち時間:各4時間
戦型:後手番一手損角換わり
場所:東京将棋会館

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成 ▲同銀 △2二銀
▲7七銀 △3三銀 ▲3八銀 △6二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲3六歩 △6四歩
▲3七銀 △6三銀 ▲4六銀 △5四銀 ▲3五歩 △4四歩 ▲3四歩 △同銀
▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △2三金 ▲2八飛 △2四歩 ▲5六歩 △4五歩 ▲5五銀
△同銀 ▲同歩 △4六歩 ▲同歩 △5七角 ▲4七銀 △8四角成 ▲5八金左 △4二玉
▲3五歩 △同銀 ▲2二歩 △同金 ▲1七角 △3四歩 ▲3六歩 △1五歩 ▲3五歩
△1六歩 ▲2六角 △1七銀 ▲同桂 △同歩成 ▲同香 △同香成 ▲同角 △2五香
▲2六歩 △1六歩 ▲1八飛 △1七歩成 ▲同飛 △1四歩 ▲7五銀 △8五馬
▲3四歩 △2六香 ▲1四飛 △1三金 ▲1五飛 △2五桂 ▲2二歩 △2七香成
▲6八玉 △1四歩 ▲1六飛 △3七桂成 ▲2一歩成 △2五角 ▲4五桂 △1六角
▲6四銀 △3四角 ▲5三銀成 △3二玉 ▲2二銀
まで89手で先手の勝ち

対局日時:2003/10/13
棋戦:第34回新人王戦 決勝第2局
戦形:相掛り角換り力戦
先手:行方尚史 六段
後手:田村康介 五段
持ち時間:各4時間
場所:東京将棋会館

▲7六歩 △3二金 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同歩
▲同飛 △2三歩 ▲2六飛 △8六歩 ▲同歩 △同飛 ▲7八金 △8二飛
▲8七歩 △3四歩 ▲1六歩 △1四歩 ▲3八銀 △9四歩 ▲9六歩 △6二銀
▲2四歩 △8八角成 ▲同銀 △3五角 ▲2八飛 △2四角 ▲6八玉 △5四歩
▲3六歩 △5五歩 ▲3七銀 △5六歩 ▲5八金 △5七歩成 ▲同金 △5六歩
▲4六金 △5三銀 ▲5八飛 △4二銀上 ▲5六飛 △5四歩 ▲5九飛 △4四歩
▲3五歩 △3三桂 ▲2六銀 △4五歩 ▲5六金 △3五歩 ▲3四歩 △3六歩
▲7七玉 △7四歩 ▲3三歩成 △同角 ▲6六歩 △6四銀 ▲3五銀 △7五歩
▲同歩 △5三銀上 ▲2五桂 △2四角 ▲1七角 △7六歩 ▲同玉 △7二飛
▲6七玉 △5二金 ▲3四歩 △7五銀 ▲7七銀 △7六歩 ▲6八銀 △5五歩
▲同金 △5八歩 ▲同飛 △4六歩 ▲同歩
まで85手で先手の勝ち

新人王戦はなぜこうもつまらないのか?
4時間も持ち時間があるのに人様に見せるオチンチンではない。ケツが青い。http://www.asahi-net.or.jp/%7Ewa9t-nkn/turuninew.htmlのツルちゃん日記を見るとこの日の控え室の大内のネクタイも青に水玉。これは夜空の星ではなく、冷たい金玉。あの田村でさえ醤油をかけないで食う味気ない冷ややっこに見える。コイツラは勝てばいいと思われて当然の内容である。
囲碁将棋ジャーナルに於ける木村の第3局解説もありきたり。それはこの将棋がここまで面白くないのであるから仕方ないことである。キムカズもアタマが白けているのであった。
なぜつまらないかの理由は一言ですむ。
田村は駒アタリ奇数番3だけで行方に勝って新人王となったからである。 本局のゴキゲン中飛車は86手めが該当。
谷川羽生戦を見てごらん。駒アタリ奇数番5など当然のように出てくる。しかも駒アタリ奇数番7まで行く。だから面白い。
しかし駒アタリ奇数番3まで行けばまだマシな方であろう。ウシのヨダレといい勝負である。
第1局の行方の後手番一手損角換りは田村圧勝。これは行方がひどすぎる。後手番一手損角換りの事実上の封印譜にしては中味がない。42手めがひどすぎる為に67手めではすでに将棋ではない。駒アタリ偶数番4で馬を逃げるような将棋ではすでにゆがんだ真珠であった。
第2局は相掛りから角換りとなった力戦で45手めで将棋は終焉している。これでは盛り上がりようもない。
ガチンコ?
これはただのオチンコ将棋。彼女なら貴様等ひとりでやってろと言うであろう。
それが新人王戦という棋戦の特徴であろうか?
それならばこのように思わなくてはならない。
これこそ赤旗主催にふさわしい童貞将棋であると。

この写真はしかし興味深い。棋士のファッションがうまく描かれている。若者たちは美しい。一方棺桶組は何かがプッツンしている。大内はズボンのポケットに両手を突っ込んで相変らず金玉を掻いている。赤い水玉ネクタイの佐藤義則は床の間に腰掛けている。こういうのは恥とは言わない。厚顔無恥と言う。脇の花瓶に手を突っ込んだら抜けないと騒ぎ出すサルとオマヌケぶりが一緒かもしれない。鳥獣戯画のようなものとしてみると愛着が沸くであろう。金玉から手を離せば手は自然にズボンから抜けると大内に教えるのは誰であろう?


http://www.asahi-net.or.jp/%7Ewa9t-nkn/turu15103002


土曜日の回想 番外 最短手順という死臭  No: 3107 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/01 Sat 06:55:23



久しぶりの番外である。
ここでコーヒーを入れに行った君は常連であろう。
そのコーヒーをキーボードにこぼさないように注意してほしい。
しかし人間は必ず間違う。
島の昨年の発言で正しいことがひとつだけあった。「羽生は七冠達成時より強くなっている」というものである。森下もそれを公言している。ところが周囲は羽生が弱くなったと思っている。
我々は諸君らの視点で言えば羽生などもともと弱いと考えている。羽生が特別に強いのは終盤だけなので量子スパコンが登場する以前に羽生的世界観など崩壊すると我々は2年前から警告している。1年半前のA級順位戦で森下森内の将棋を近未来将棋と名付けた由縁。そして丸山将棋を克明に分析した由縁。
不思議なことに最短手順というものは破滅への最短手順でもあった。
「最短手順は美しい」と言う者は「死は美しい」ということも知るであろう。
人間は間違いを犯すために延命している。
そこで未来のパソコンには人間臭い遊びが必要となる。
未来のキーボードには砂糖とミルクが入っているかもしれない。
お茶を買ったら急須がなかったという勘違いは万事休すではない。コーヒー用の濾紙で漉せばお茶が飲める。これを臨機応変と言う。人間とはもともとそのように間違いを犯しても順応できた為に生き延びてきたのであった。
正座してオナラをする鉄腕アトムを思い出した諸君は健全なるマシュダ一家読者である。


土曜日の回想4 量子コンピューターの論理演算回路  No: 3104 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/01 Sat 06:16:46

スカラ式投稿になってしまった。
スカラ式で思い出した。NECと理化学研究所は量子コンピューターの基礎実験に成功したと昨日ネイチャーに発表している。量子コンスケは現在のスパコンなど比較にならない速度となる。スパコンで数千年かかる計算を数十秒という試算。人口知能など瞬く間にできてしまう。すると現在四苦八苦しているソフト的解決などクズ扱いとなる。
ツァイ・ヅァオシェン(蔡兆申)が開発するのは2進数2量子ビットの論理演算回路。NECは4年前に1量子ビットの論理演算回路は完成させている。問題はいかに連動させるか。将棋と発想がまったく同じである。マシュダ一家の逆行連動手を思い出した諸君はかなりの通人であろう。


土曜日の回想3 今年のエッセイ大賞ノミネート  No: 3103 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/01 Sat 06:00:11

10月29日(水)近代将棋の不詰作「哀しみの回廊」
http://www.shogitown.com/myhome/comments/comme03-10.html
これは近代将棋の誤植ネタである。近代将棋の名誉の為に言えば週間将棋などは誤植が毎度のことである。たまたま難解な詰め将棋の誤植だった為に非難轟々であった。近代将棋の掲示板にもうらみつらみが書いてある。
http://210.150.172.234/bbs/bbs.htm
そこで先のエッセイであるが、誤植訂正後にソフトに解かせたら瞬時に読んでしまいかえって味気ないというオチが秀逸である。
この誤植のせいで「哀しみの回廊」は一躍有名になってしまった。
思い起こせば今年の朝日オープン小便事件や成田空港暴行事件も似ている。
あの事件がなければ佐々木も大内もこれほど注目されることはなかった。
そこで言語障害の曾野綾子の三日前の言葉を思い出す。
彼女の話す日本語は文法がデタラメなのでテレビのテロップが訂正している表現を引用すると彼女は「悪を描きたい」ということらしい。
昨年彼女のお尻ではなく「太っ腹」を触った米長が「悪」と言っているかは定かではない。世間的には中原の方がかなりのワルの素材である。


土曜日の回想2 今年の流行語大賞象候補  No: 3102 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/01 Sat 05:42:02

マシュダ一家恒例の将棋流行語大賞は一昨年が「五冠不満足」であった。結局この発案者は平成の詠み人しらずとなったが、羽生は四冠に満足することとなった。丸山が羽生の棋王戦不敗伝説を打破したのはこの流行語大賞のせいかもしれない。
昨年の将棋流行語大賞は「大山、まさか死ぬとは」であった。この発案者も詠み人しらずとなった。この言葉は含蓄が深い。今年の将棋世界3月号の巻頭言で前会長の二上は現況を楽観していると美辞麗句で飾った。このラクチン主義の根底が「大山、まさか死ぬとは」なのである。
今年の流行語大賞はこの流れからするとコレであろう。

「将棋世界」は(空白)
カップラーメンの「重し」として最適である。
出典=トリビアの泉@囲碁・将棋
http://game.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1057846709/l50
03/10/31 10:01 ID:qexi6aEe

「重し」を「重石」と表記するかどうかは後世の国語学者の判断を待つ。おそらく「重石」では「おもいし」と読む小学生がいては困ると判定されるであろう。現行ではどのカップラーメンも「重し」と表記されているはずである。石を乗せる者はいないからである。しかしヌカミソ漬けには重石と表記するべきという国語学者が必ずいるであろう。そこでこの議論はカップラーメンかヌカ漬けかという和風中華VS国粋主義者たちのバトルとなる。

「将棋世界」は


カップラーメンの「重し」として最適である。

将棋世界がその代役として登場するという華麗な作品である。
二行目に至るまでのオマヌケな空白がその後どのように扱われるかは定かではない。


土曜日の回想1 王位戦のこと  No: 3101 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/11/01 Sat 05:16:46

世間とはどうしてこうも遅れているのであろう。王位戦第4局や第5局の話など今さらしてもカビだらけである。
よく考えてみればこの2年間将棋村はその繰り返しであった。
マシュダ一家の実況の正当性を確認する為に週間将棋や将棋世界まで待たなくてはならない読者が多かったということであろう。
我々の速度にまず必ずついてくるのが羽生。康光は後追いでも強力。
谷川は羽生が指針の為に老骨に鞭打ったら本当に若返ってしまった。
森内は変身した。
さて何から書こう。
王位戦?
諸君らは知らず知らずのうちにマシュダ一家の用語法をマネしている。
王位戦で我々の実況に2箇所だけ異義を唱えた週間将棋や将棋世界の記述はその後誤りであることが判明している。我々の方が正しかったということである。我々のリアルタイムの判断の方が正しいということを今さら誇示しても始まらない。彼らは揚げ足を取ることだけに必死である。ソフトまで駆使して応援ホームページまでそれを信用するという悪循環。
そこで我々はこのような人間の習性を逆に楽しむようにしている。
いかに彼らはイイワケをするのか?
イイワケがイイワケはない。
しかしよく見れば世間とはイイワケだらけであった。
信用されている裁判所や病院などイイワケが通用しなかったら即日廃業となる。
国をつかさどる政治家以下、行政もイイワケなしに生きて行けない。
そこで谷川はイイワケせずに王将戦で快進撃を披露することにした。
棋士とはこのようなことができる素晴らしい職業である。


日本テレビの視聴率第一主義と読売の竜王位至上主義  No: 3100 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/10/30 Thu 12:00:57

我々が「日本全体が腐っている」と述べた理由がわかったかね?
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/031018-19bbs.html#2985
日本テレビも腐敗しきっているって?
日テレの視聴率第一主義など誰もが知っていること。そして視聴率操作をすることなど当然の結果。中味よりバカがいかに多いかで広告収入が変わる。日本テレビなど商人として当然のことをしている。そもそもバカが多いから視聴率そのものが意味を持つ。
視聴率は米国から始まった。広告料に換算する為である。日本はマネしただけ。お金至上主義の米国では視聴率買収など当然である。ニールセンは1000世帯を調査対象とした。ビデオリサーチのような競合会社ができるとニールセンはある時期2000世帯を対象として視聴率制度を誇示した。しかし2000世帯でも1000世帯でも結果が同じであった。「バカは死ななきゃ治らない」という金言は視聴率のためにある。
現在まで明らかになった日本テレビの視聴率操作はビデオリサーチが調査対象とする関東地区600世帯のうち約1.3%。興信所に依頼する費用ばかりかプロデューサーのギャラと下請け制作会社へのボーナス分が軽く稼げるので視聴率操作が一度味をしめると麻薬となる。30世帯買収すれば鬼に金棒。100世帯買収すれば日本を牛耳れる。視聴率とはそのようなバカバカしいものである。こんな問題で騒ぐ前に視聴率第一主義そのものがおかしいと言っても始まらない。民放とはそもそも広告費で成立している。だから実態は視聴率第一主義。将棋の番組がNHKにしかないということが象徴的である。将棋は囲碁の2倍の2%の視聴率というのも凄い数字である。将棋は囲碁以上に国民的遊戯として定着したということ。視聴率第一主義を否定する民放ならば将棋を真っ先に取り上げるであろう。
しかし将棋の世界も中味よりお金が大事である。
お金で買った竜王位至上主義も視聴率第一主義と発想がまったく同じ。金が第一義。名誉の為に作った棋戦ではないのであった。ミスター竜王の藤井が金使いの名手であったことも象徴的。

さて日本テレビ社長は6日前に「視聴率操作は個人が勝手にやったこと」と釈明。日テレらしいというよりそれが現在の日本の姿そのものである。日本テレビの番組審議会には米長邦雄のような目立ちたがり屋まで委員として参加させるのはすべてゴマカスため。責任取るのは会長職というのも昨年の東京ドーム事件と同じ。
米長のHPには数年来毎度のごとくこの日本テレビ番組審議会のことが書かれている。このバカ集団の審査員であることが彼には誇りであった。その鼻につく言動をヌカミソのように楽しむのが大衆である。誇りがある棋士ならば審査員などとっくに辞めているであろう。