MashudaBBS2003.08.04-05王位戦第2局その後
王位戦第2局付記 投稿者:マシュダ一家
投稿日: 8月 5日(火)00時07分11秒
我々が触れていないことで屋敷解説や週間将棋で触れていることがひとつだけある。47手めの36歩打に羽生が23歩が効くと思っていたという感想戦の紹介である。これを信用するバカが本当にいるのである。これは飛車をそれぞれ取り合い手番を握った谷川が28歩と打ってオシマイである。飛車交換後の28歩打に関しては我々も飽きるほど取り上げてきた先手の基本中の基本となるG効果。中原が平然と指しているこの28歩によって我々はもともとG効果という名称を使用し始めたという経緯がある。康光も得意。羽生がこんな手筋を見逃すはずがない。軽視していたとすればやる気がないと告白していることになる。
しかし羽生の王位戦第1局自戦記は非常にわかりやすい。実にシンプルで確実な思考結果を素直に語っている。これは局後に語られた言葉をそのまま編集子がまとめたものであるので厳密には自戦記とは言えない。谷川の82角打ちが手順前後であり先に金を出られたら55地点が受からずに困ったと言うのが唯一の谷川への批判。
なお北野武は日本将棋連盟の名誉理事とするべきである。会長をお願いしろと我々は言ってきている。羽生との対談は彼の最高の対談である。北野武が仮面を外して恥じらいを垣間見せたものはこの対談しかないからである。しかもどうやったら将棋がもっと普及するか真剣に考えている。我々が問題提起したことを全て網羅するという準備をしてあの対談に臨んでいるほどである。それほど北野武は純粋に将棋を愛してきたということであった。
マシュダ一家さん、凄すぎますネ。将棋世界9月号をすでに発売前から読んでおられているかのような錯覚を覚えちゃいます。
羽生さんは王位戦第1局の自戦記で歩の中合いを「ダメかと思っていたら助かっていた」と自画自賛しているのに、マシュダ一家さんは「セコイ歩の中合い」と先々週にすでに書いておりました。まるで羽生さんにあてつけるみたいで、しかもその「真相」を読むと背筋がゾクっとします。羽生さんが将棋世界に披露した読みは確かにおかしいようですね。
マシュダ一家サイトの影響力は最近業界を巻き込んでいるみたいです。「新潮45」8月号のビートたけしさんと羽生さんの対談も読みましたけど、まるでマシュダ一家の幻想対談に刺激されてますよね。「逆算と換算」でしたっけ。たけしさん映画作りは逆算していると語っていました。それをマシュダ一家さんは換算しろと。レベルも違いすぎてたけしさんの対談としては一番出来が悪いんじゃないかなあ。羽生さんもヘンなこと沢山言ってますし。本物よりマシュダ一家サイトに登場する羽生像の方が鬼気迫るものを感じます。
佐藤康光さんの棋聖戦第3局の自戦記は笑っちゃいました。「やはり・・・・・・なのか」というサブタイですものね。点の数がマシュダ一家と言っているようなもんですか?「横歩取り」では点の数が違うような・・・・。
それにしても佐藤さんの自戦記でもマシュダ一家実況とほとんど同じ読みで驚きます。前回の自戦記とは打ってかわって、もう「呆れている」感じですものね。
羽生さんも自戦記は久しぶりですが最近「大物」が続出しているのも、マシュダ一家に本気で対抗しようとしている意気込みなんでしょう。米長永世棋聖の対談もなくなりましたし。なんかあれについては凄いことを幻想対談で羽生さんに言わせていましたものね。
今度は佐藤さんを是非幻想対談で取り上げてください。
突然失礼致しました。
あと、テレビ業界でマシュダ一家を読まない業界人はモグリ扱いされているそうで...(^_^;
しかしエビテンごときのイヤミはまだいい方である。羽生の嫌がらせはもっと怖い。第2局で谷川に23金などという俗手を指させた張本人は羽生である。第1局で23銀を我々にさんざんコキおろされた腹いせに今度は同じ23地点に谷川に金を打たせたということであった。こっちは大好きな銀でそっちは王者の象徴である金で俗手合戦はいかがというのが今までの流れなのである。これはジョークではない。故意に仕組まれたマシュダ一家への挑戦状と受け止める。そこで今週の第3局は我々もかなり切れかかった状態で羽生を殺しに行く心づもりである。名付けて関西オールスターズハメ手合戦。
屋敷の囲碁将棋ジャーナル解説での問題提起の要点はみっつ。
1/55歩を取らせて指すことを後手は考えている=マシュダ一家の擬態地獄門の思考法。
2/75同歩なら後手桂跳ねではどうか。マシュダ一家=先手は一歩が最終盤で必要。
3/45龍より44龍が手堅い。そうかね?
屋敷はマシュダ一家の愛読者となったようである。よく読んで来ている。参謀本部へのラブコールに充ちている。では聞こう。羽生が55歩を取らせて指すようにどこで細工している?それを説明できないのでは我々の中枢を丸ごとマネしただけである。貴様は王位などに挑戦できるタマちゃんではなかった。もう二度と来るな。
昨晩放映のTBS情熱大陸では王戦第1局後の谷川の悲痛な顔がマンマで出されてしまっている。「王手飛車があったのか」と口元に書いてある。第2局二日目では銀波荘が夕食でなんと谷川が大嫌いなエビを大盛りでドカンと出していた。情熱大陸の編集が終わったと思って早速の嫌がらせである。我々が羽生の放浪飛車をチンピラ扱いすればエビテンプラで谷川イジメをするのが羽生信者であった。
そして昨日のJT杯。これは流れが悪い。谷川の悪いクセがマンマで出てしまっている。
JT杯1回戦第4局
対局日:2003.08.03
先手:鈴木大介八段
後手:谷川浩司王位
▲7六歩 ▽3四歩 ▲1六歩 ▽6二銀 ▲5六歩 ▽5四歩
▲5八飛 ▽4二玉 ▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八玉 ▽1四歩
▲2二角成 ▽同 銀 ▲6八銀 ▽3三銀 ▲7七銀 ▽4二金
▲2八玉 ▽5三銀 ▲5五歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽4四銀右
▲5九飛 ▽8四歩 ▲3八銀 ▽8五歩 ▲4六歩 ▽3五歩
▲5四歩 ▽5二歩 ▲7八金 ▽6四歩 ▲6六銀 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8二飛 ▲7七桂 ▽7四歩
▲6三角 ▽9二角 ▲4五歩 ▽6二金 ▲8一角成 ▽同 飛
▲4四歩 ▽同 歩 ▲5五桂 ▽3四銀 ▲8六歩 ▽7五歩
▲同 銀 ▽1五歩 ▲同 歩 ▽3三桂 ▲4三歩 ▽同 銀
▲2六歩 ▽3六歩 ▲同 歩 ▽5四銀 ▲4三歩 ▽5三金左
▲4六銀 ▽4五歩 ▲3七銀引 ▽3五歩 ▲5六歩 ▽3六歩
▲同 銀 ▽3五歩 ▲2七銀引 ▽4四金 ▲3七歩 ▽5三金
▲8五桂 ▽4六歩 ▲4八金 ▽4五銀 ▲1四歩 ▽5六角
▲6六銀 ▽1八歩 ▲同 香 ▽1二歩 ▲6八金 ▽2四歩
▲5七金左 ▽9二角 ▲9三桂成 ▽3八角成 ▲同 金 ▽2五歩
▲同 歩 ▽2六歩 ▲同 銀 ▽9三香 ▲5四歩 ▽同 銀
▲2四歩 ▽3四銀 ▲4六金 ▽6八角 ▲5七飛 ▽2七歩
▲同 金 ▽5七角成 ▲同 銀 ▽5八飛 ▲1九玉 ▽5五銀
▲2三角 ▽4三玉 ▲3二角打 ▽4二玉 ▲5五金 ▽2三銀
▲同歩成 ▽5五金 ▲4三歩 ▽同 金 ▲4八銀打 ▽5四角
▲4四歩 ▽2七角成 ▲4三角成 ▽5一玉 ▲2八金 ▽6三馬
▲5三歩 ▽2七歩 ▲同 金 ▽5三歩 ▲5四歩 ▽6二玉
▲3三と ▽5四金 ▲7五桂 ▽7四馬 ▲4二と ▽7三玉
▲8五銀 ▽9二馬 ▲5二馬 ▽7二金 ▲4三歩成 ▽6二金打
▲7四馬 ▽同 馬 ▲同 銀 ▽同 玉 ▲9二角 ▽8三歩
▲8一角成 ▽3八角 ▲2八飛 ▽4九角成 ▲5二と寄 ▽7三金左
▲5三と寄 ▽6五玉 ▲5四と ▽7六玉 ▲6八金 ▽8七玉
▲7二馬
この終盤は王位戦の裏番組のようである。イケイケはイケナイイケナイと念じて頂きたい。