MashudaBBS2003.0707-14


中井のママチャリ精神 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 7月14日(月)06時18分46秒

うっちゃりで思い出してしまった。清水イチヨが必勝体勢から先崎に大逆転を喫したNHK杯のことであった。初めて女流がNHK杯で勝つはずのあの時、先崎は不貞腐れてなりふり構わない勝負手もどきで清水をたぶらかしたのであった。クィーン清水は自分で転んでしまった。中井は転ばない。ママチャリで鍛えている。三人乗せて走るママチャリを見たことがあるであろうか?そのバランス感覚は谷川のエアロバイクの比ではない。


本日の歴史的NHK杯 中井VS畠山鎮 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 7月13日(日)22時27分54秒

女流がNHK杯で勝つことを何十年期待しながら見てきたことか。その立て役者が三児のママさん棋士中井であったことが痛快極まる。本日は歴史的な中井三冠VS畠山鎮。
しかも矢倉で全力発揮の攻防戦という実力勝負。昨年王座戦以後の展開ではなく9筋の端歩を受けない中井がやるとすれば飛車周りの為の64歩。これは観戦中我々がもっとも期待した手。直前まで進行して中井はやるものと思っていた。64馬もそう。オカマ先崎の脳裏にチラリとも浮かばない手とは一層痛快な放映であった。馬引きも64馬から我々の想定していた自然な手順。しかし途中の59銀だけは一目筋悪の為にプロ棋士は実戦で読み抜けしやすい手なのであった。これが実は臨機応変に見える受けの好手であるが、ここまで読んでいないと飛車切りからこの戦形を先手は指せない。これを畠山は見落として負けにした。つまりハッキリ研究不足。中井にこのような受けまで指させたのは畠山の方であったことが問題なのであった。中井は適宜に指したらうまく受かったということはすでに将棋が良かったということである。畠山の責任は見た目よりはるかに重い。がっぷり四つなら中井相手になんとかなると思っている根性自体が甘すぎたということになる。中井が頻繁にお茶を飲んでいた余裕から畠山は何も感じとれなかったのであった。
畠山は谷川研究会から即時脱会するべきであろう。明後日から王位戦も始まる。マモルのような骨無しタコが谷川の周囲にうろついていたのでは羽生に虎の子の王位まで今年は関西からアッサリ持っていかれてしまう。昨日のBS生放送「ハブへのインタビュー」は最悪であった。テレビ的でない職人の実戦とは見ていて情けない。あの嫌らしい右手の仕草とキンキン声が棋界の第一人者であろうか? アレは企画がシロウト並である。あんな中身のない企画が羽生の名前だけを頼りに横行してはそれこそ鈍行で谷川まで轢死体となってしまう。畠山は谷川の鏡でもあった。谷川はチンチン電車で王位戦を走ることになるのであろうか?
我々も完全実況する予定である。第1局で全てがわかる。



畠山 鎮六段  対 中井女流三冠 投稿者:美濃吉  投稿日: 7月13日(日)12時15分30秒

最後の最後まで手に汗握る将棋でした。中井さん強いなぁ〜。
矢倉での正攻法での勝利だけに苦笑いも出来ない・・終わって
ドッと汗が滲み出ていた畠山さん、、、、。でもまぁ、女流の
トップに負ける有望な若手(畠山さんはもぅ、決して若手では
ないけれど)は、後々出世するみたいだから。かつて清水女流
に負けた若手男性棋士は、後に大出世していますからね。ただ、
今回は天下のNHK、全国に放映されている公開対局だけに
さぞかしツライでしょうね。昔、芹沢さんが言ってたけれど、
女流が男性プロ棋士に勝つ事なんてあり得ないってのは、もぅ
通用しませんね。かなり接近している。そう感じた将棋の内容
でした。

畠山さん、これを機に来期はB1へ!既に初戦の堀口戦に負けて
1敗を喫しているけれど、、、。

それにしても応援に力が入った熱戦でした。終盤うっちゃり食らう
かと、心臓ドキドキしながらの観戦でした。


麗しの五月へ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 7月 7日(月)10時56分50秒

バーバラ・ボニーがシューマンの詩人の恋を今BS2で歌っている。そこであの棋聖戦挑戦者決定戦を思い出してしまうのであった。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030507kisei1W.htm
郷田とバーバラ・ボニーはそっくりである。
舌足らずの発音の悪さがバーバラ・ボニーの醜悪なシューマンであった。あれはドイツ語ではない。ニュージャージーの方言である。シャトレの客まで冷え切っている。クリスタ・ルードヴィヒがMVのGSでシューベルトの歌曲集に挑戦した時でさえ諸手で絶賛できない世界というものがある。この女流はケタハズレに下品であった。口当たりの良さだけが彼女の商品価値かもしれない。だから麗しの五月だけが心地よく聞こえるのであろうか?
前棋聖の郷田は棋聖戦挑戦者決定戦で横歩取りで丸山に負け、一昨日棋聖戦第3局の解説を引き受けている。郷田の序盤への疑念は好感がもてる。それが信念やら真実を極めるなどと棋界が郷田を甘やかした為に口当りの良さだけが残ってしまった。郷田の横歩取りの指し口は丸山を抑え込もうとするものであり、一見康光の第3局の思考法と似ている。しかし郷田は全体が齟齬をきたしている。そのような解説であり棋聖戦挑戦者決定戦であった。
そこで終盤力というものが問われるのである。丸山や郷田は間口を全部広げることがない。バーバラ・ボニーを聞いた不快感がそのまま残るような将棋になっている。主音に落とさない「麗しの五月」とはそのように胸が詰まる曲なのであった。発音は直らない。しかし終盤のダイナミックなうねりを彼らに期待できるのが将棋の魅力なのであった。