将棋世界という将棋を読む 7月号検証1 1-17P
第1回「名人戦第2局 島の汚泥」
マシュダ一家 2003.06.05



(以下数字は2003年7月1日発行将棋世界7月号のページを示す)
001=表紙。ハブは顔面神経痛。題字は霊界漫画。青文字埋没。
002=裏表紙は東京電力。森内が名人戦で部屋の電気を消したワケ。
003=藤井のラクガキ。便所に書いてある電話番号。
004=「激勝で名人奪取」ではなくフツーに名人奪取。誇大妄想。
005=文字配色がひどい。最低のデザイナーであろう。
006=ハブ写真の頭に白フレームが横断するのは邪道。
007=数字のゴシック選択ミス。島の英語標題は幼稚なゴマカシ。
008=写真レイアウトはポルノ雑誌といい勝負。
009=ピンボケ写真をトリミングするのは手抜き。
010=「名人復位成る」の赤文字が写真にかかる基本ミス。
011=名人戦第2局島の作文。30手め45歩の位を取ると後手から52飛-54歩が有り得ると羽生は考えたらしい。おかしい。5筋から56の銀に後手から働きかけるより4筋から逆襲する方が効率がよいからである。
島が紹介する野球のイニングと棋士の比較。
森内=3-4-7
康光=2-7-8
羽生=1-2-3
島が言いたいことは将棋の組み立てのことであろうか?或いは考慮時間の配分であろうか?それとも七番勝負の戦い方であろうか?不親切な日本語である。将棋のことを言っているなら人間に当てはめるのは不合理。先手と後手の問題は個性を越えている。七番勝負の戦い方ならば康光=2-7-8は有り得ない。島は相当いい加減なことを数字で述べているだけであろうか?
012=森内の44歩長考で森内が読んだのは以下の変化という。
戦型:角換わり腰掛け銀45歩変化
先手:羽生善治竜王
後手:森内俊之名人
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7九玉 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽7四歩 ▲5八金 ▽7三桂
▲3六歩 ▽5四銀 ▲4五歩 ▽6五銀 ▲5五銀 ▽5四銀
▲3七角 ▽8三飛
本当であろうか?これは泡踊りであるが羽生が37角を打つはずがない。銀を取って角を打つ変化となるはずである。それに近い変化は本譜44歩以下の変化で二人の読みが披露される。

戦型:角換わり腰掛け銀44歩変化
先手:羽生善治竜王
後手:森内俊之名人
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7九玉 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽7四歩 ▲5八金 ▽7三桂
▲3六歩 ▽4四歩 ▲4五歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽5四銀
▲同 銀 ▽同 歩 ▲6六歩 ▽5五角 ▲4六歩 ▽同 角
▲3七銀 ▽5五角 ▲6三角 ▽6五歩
これは島の誤記であろうか?信じ難い。以下25金まで解説無し。つまり感想戦で島もこのクソ変化に騙されたということである。
25金に対して我々が実況翌日に提示した後手の最善手36銀を郷田はやらずに対阿部戦で32銀を指している。この名人戦第2局から5日後のことであった(王座戦本戦1回戦-関西将棋会館/2003.04.30。島が日付も調べて書かないのは露骨な書き流し文である証拠)。結果郷田は負ける。後手が指して負けた手を「現在最有力」と最新号に書ける島は詐欺師ということになる。32銀など打ったら名人戦ではない。島や郷田は生涯名人戦とは無縁の棋士ということを自ら述べているだけのことである。
013=知悉の76歩変化は以下共通の読みとのことだが本当であろうか?
棋戦:第61期名人戦第2局
戦型:角換わり腰掛け銀76歩変化
先手:羽生善治竜王
後手:森内俊之名人

▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7九玉 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽7四歩 ▲5八金 ▽7三桂
▲3六歩 ▽4四歩 ▲6六歩 ▽5四銀 ▲2五歩 ▽3三銀
▲3七桂 ▽5二金 ▲4五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽4四銀
▲1五歩 ▽同 歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲7五歩 ▽同 歩
▲2四飛 ▽2三歩 ▲2九飛 ▽6三金 ▲1二歩 ▽同 香
▲1一角 ▽3五銀 ▲4五銀 ▽2二角 ▲同角成 ▽同 玉
▲4一角 ▽7四角 ▲2八飛 ▽3一玉 ▲3二角成 ▽同 玉
▲5四銀 ▽同 金 ▲4三銀 ▽同 玉 ▲2三飛成 ▽3三銀
▲2五金 ▽7六歩 ▲同 銀 ▽4九角 ▲3四金 ▽5二玉
▲1二龍 ▽4二歩 ▲7五香
衛星放送解説で紹介された控え室49角変化では島が67銀で受けている。いい加減なやじ馬大局観であった。感想戦では両者とも金を逃げないという読みで一致している。当たり前のことである。58金を逃げているような将棋ではない。島が両者の読みに驚くフリをするのは自分の解説のいい加減さをカモフラージュするためである。上記変化はしかしおかしい。34銀と金を奪い74香には72歩となる。後手の入玉が確定し先手は負ける。
そこで感想戦では75香前に33金-同桂が微妙などとお茶を濁すのである。(お茶を濁す=先週の森下用語集より)それを驚くフリして有り難く拝聴している島がおかしい。

014=島は自分の解説ミスをフォローし終えると羽生の狙いをことさら大げさに書く。例の25金は上記変化でもそうであるが34金などとしては先手は負ける。我々が実況でリアルタイムでこの金はいずれの変化でも35金と銀を取ることになると示した通り。なんでこんな当たり前のことを今さら「驚いた」と月刊誌におおげさに書くのであろう?25金を指した時点で我々はこれが羽生特有の「もたれ指し」とハッキリ述べている。ここで34金はない。島には大局観が欠如しているか、猿芝居が下手ということである。文章が幼稚なのは藤井並だが、詐欺行為を働く棋士は犯罪者である。したがって島には大局観が欠如しているというのが最大限のフォローであろう。一言で済む。34金は先手が切れると。それを「驚く」だの「自信がない局面」などとよくもクソ変化で脚色できる。全て棋譜に書いてある。従って14ページめは写真の方が記録としてはるかに価値が高い。
015=島の自己弁護が続く。58銀成では衛星放送解説の島は延々とこれがどういう意味かわからないと述べていた。「58銀成」か「58銀不成」が勝負を分けるような言い方であった。我々はこれを指した時点でハッキリ「68金を打つ為に成った」と明解に述べている。それさえも言えなかった島が、今ごろ業界誌で必死に自己弁護とは見苦しい。森内を「実力制第12代名人」などと勝手に呼び、その威光を紙の盾にしている。しかも島は自己弁護するのに今度は羽生までエサにしてしまった。羽生が「こんなに勝敗を分けるかもしれない成り・不成はそんなに現れないな」と思ったと島は勝手に妄想を書く。なぜ島がこんな妄想をわざと連ねるかと言うと、すべて島ブランドのボロをカモフラージュするためなのである。こんな簡単なことをさも難しそうに述べて見せるのであった。羽生ならもっとわかりやすく書く。島紹介の下記変化に至っては死罪に匹敵する。

棋戦:第61期名人戦第2局
戦型:角換わり腰掛け銀 58銀不成変化1
先手:羽生善治竜王
後手:森内俊之名人

▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7九玉 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽7四歩 ▲5八金 ▽7三桂
▲3六歩 ▽4四歩 ▲6六歩 ▽5四銀 ▲2五歩 ▽3三銀
▲3七桂 ▽5二金 ▲4五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽4四銀
▲1五歩 ▽同 歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲7五歩 ▽同 歩
▲2四飛 ▽2三歩 ▲2九飛 ▽6三金 ▲1二歩 ▽同 香
▲1一角 ▽3五銀 ▲4五銀 ▽2二角 ▲同角成 ▽同 玉
▲4一角 ▽7四角 ▲2八飛 ▽3一玉 ▲3二角成 ▽同 玉
▲5四銀 ▽同 金 ▲4三銀 ▽同 玉 ▲2三飛成 ▽3三銀
▲2五金 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽8八歩 ▲同 玉 ▽6九銀
▲3五金 ▽5八銀不成▲3四金 ▽5二玉 ▲3二龍 ▽4二歩
▲4三金 ▽6二玉 ▲2一龍 ▽3一歩 ▲3三金 ▽8六飛
▲同 歩 ▽6七銀打 ▲8七銀

棋戦:第61期名人戦第2局
戦型:角換わり腰掛け銀 58銀不成変化2
先手:羽生善治竜王
後手:森内俊之名人

▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7九玉 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽7四歩 ▲5八金 ▽7三桂
▲3六歩 ▽4四歩 ▲6六歩 ▽5四銀 ▲2五歩 ▽3三銀
▲3七桂 ▽5二金 ▲4五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽4四銀
▲1五歩 ▽同 歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲7五歩 ▽同 歩
▲2四飛 ▽2三歩 ▲2九飛 ▽6三金 ▲1二歩 ▽同 香
▲1一角 ▽3五銀 ▲4五銀 ▽2二角 ▲同角成 ▽同 玉
▲4一角 ▽7四角 ▲2八飛 ▽3一玉 ▲3二角成 ▽同 玉
▲5四銀 ▽同 金 ▲4三銀 ▽同 玉 ▲2三飛成 ▽3三銀
▲2五金 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽8八歩 ▲同 玉 ▽6九銀
▲3五金 ▽5八銀不成▲3四金 ▽5二玉 ▲3二龍 ▽4二歩
▲4三金 ▽6二玉 ▲2一龍 ▽3一歩 ▲3三金 ▽6七金
▲7九銀 ▽6九銀不成▲3一龍

こんなタコ変化が感想戦で述べられているそうである。羽生がいずれの変化でも89手めに33金とするとでも本気で思っている島はやはり生涯名人戦とは無縁であろう。名人戦における羽生は33金などとは死んでも指さない。68金を打つために銀を成ったという実に単純な結果をこねくりまわす島はなぜ自己嫌悪に陥らなかったのであろう?島が鈍感なのではない。当日の解説で銀成の意味がわからなかった島。その自分の商品価値を維持する為の詐欺行為なのである。「成りが生きる変化を読み進めて確認するたびに、森内の読みが羽生の中で融合してゆく。これ以上他人を理解できることが、日常であるだろうか」と挙げ句に島は朗々と自己陶酔を披露する。島が「融合」という言葉をわざわざ選んで使用したのはマシュダ一家の影響が顕著である。島は良きマシュダ一家門下であった。しかし名人戦において我々に対抗する気があるならば適宜な用語を使うべきである。日常ではママが子供を理解する方がはるかに彼らより「融合」している。羽生と森内のどこがそれ以上に融合しているのであろうか?島の粉飾は恰好つけたがる不良少年のつぶやきとして聞けば理解できる。不良少年がバイクのエンジンに融合すると絵になる。しかし「融合」とは今年の王将戦第1局のことである。この名人戦第2局はよくて「合体」である。戦前のフランスに人間が自転車と合体する小説があった。日本ではこの「合体」が子供に長年大流行である。藤井も子供と合体ごっこに熱中している。島研総帥は融合と八百長の違いをハッキリ述べるべきである。
羽生は夕食休憩で森内が42銀と指すと思っていたと島は勝手に書く。羽生が最初から本当にそう思っていたならば本譜の進行にはならない。衛星解説で誰か42銀のまともな変化を述べた者がいるのであろうか?ここでも島は自己弁護に羽生を持ち出す。42歩の変化は我々も真っ先に作成し後手負け変化として実況でリアルタイムで紹介している。
90手め42銀 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 4月25日(金)20時27分36秒
42歩では43歩成-61玉-21龍に41金と打った場合75銀から要の角を外しにこられて68金が同金-同成銀の時に詰めよとならないので74銀で後手負け。

感想戦と唯一違う点は62玉。続く42銀変化でも玉が逃げるのは二段目か一段目で相違がある。42銀に対して羽生は81玉を読んだように島は勝手に書くが信憑性は全くない。こんなことは本人でも口には絶対に出さないので証拠を突き詰めて証明する姿勢が解説者には必要となる。その姿勢が島には全くないということであった。証拠は棋譜にある。羽生が52銀などと言う手を名人戦で指すのは期待通りに行かなかったからである。そのことを我々はハッキリ実況で述べている。だから52銀は恫喝手であるとリアルタイムで断罪した。それを蒸し返して擁護する島は依怙贔屓しているだけである。島は羽生が42銀から52銀が最初からの読み筋などと弁護する。そんな空台詞は新名人に対して同業者が言うべきことではない。島と羽生はホモ仲間かと思われるだけとなる。島もそれを自覚しているのか、この段落の下りは読むのも恥ずかしいポルノとなった。今度は羽生の子供にすがるのである。誰か島に隠語の意味を教えたらよろしいかと思う。幼児ポルノは刑事犯罪となる。
こうしてお茶を濁した後に既に何度も語られた72玉か71玉かという収束へ至る。羽生森内+マシュダ一家&谷川は72玉。その他は71玉と対局当日述べた。島はその他大勢をフォローする為に71玉の方がよいと言い張っている。田中寅彦からウィスキーボンボンでも貰ったのであろうか?

棋戦:第61期名人戦第2局
戦型:角換わり腰掛け銀 71玉以下の後手勝ち変化
先手:羽生善治竜王
後手:森内俊之名人

▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉 ▲1六歩 ▽1四歩
▲7九玉 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽7四歩 ▲5八金 ▽7三桂
▲3六歩 ▽4四歩 ▲6六歩 ▽5四銀 ▲2五歩 ▽3三銀
▲3七桂 ▽5二金 ▲4五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽4四銀
▲1五歩 ▽同 歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲7五歩 ▽同 歩
▲2四飛 ▽2三歩 ▲2九飛 ▽6三金 ▲1二歩 ▽同 香
▲1一角 ▽3五銀 ▲4五銀 ▽2二角 ▲同角成 ▽同 玉
▲4一角 ▽7四角 ▲2八飛 ▽3一玉 ▲3二角成 ▽同 玉
▲5四銀 ▽同 金 ▲4三銀 ▽同 玉 ▲2三飛成 ▽3三銀
▲2五金 ▽8六歩 ▲同 銀 ▽8八歩 ▲同 玉 ▽6九銀
▲3五金 ▽5八銀成 ▲4四歩 ▽同 金 ▲同 金 ▽同 玉
▲4五金 ▽4三玉 ▲4四歩 ▽5二玉 ▲3二龍 ▽4二銀
▲4三歩成 ▽6一玉 ▲5二銀 ▽7一玉 ▲4二龍 ▽8六飛
▲6一銀成 ▽8一玉 ▲8六歩 ▽8七歩 ▲同 金 ▽7八金
▲9八玉 ▽8八金打 ▲同 金 ▽同 金 ▲同 玉 ▽8七歩
▲9八玉 ▽9七銀 ▲同 玉 ▽8五桂 ▲同 歩 ▽7九角
▲8七玉 ▽8六歩

これはすでに衛星放送でも紹介済みの手順であるが島はご丁寧に最後まで書いて字数を稼いでいる。そしてこの変化をプロ棋士には「超難解ではない」と島は書く。実に後手に都合よくできている。羽生が上記変化のように指すと思っている棋士は何度も言うが生涯名人戦とは無縁であろう。
島の森内心理の勝手読みは名人戦の権威を貶めている。敗着となった52同角を「より確実に勝ちを選んだ結果の選択」と島は森内のセリフとして勝手に書く。この棋譜の52同角をどう読めば「より確実に勝ち」などと言えるのであろう?事実は逆である。52同角は「名人らしく過激に勝ちに行った手」である。名人戦第1局の森内の踏み込みを見ている者ならばこの手に敬意を表すべきなのである。「確実に勝ちに行く」なら誰でも玉は逃げる。こんなことまでゴマかす島は詐欺師と呼ぶほかない。
名人位とは何かにヒトがとりつかれる現象そのものを含有する。局後にフツー人に戻った頭でしゃべったセリフを証拠にはできない。それを証拠にして修羅場の心理を勝手読みする者は他のプロ世界では殺される。島はやじ馬に撤するなら許された。「複数の、敗戦のプレッシャーがない頭脳で調べれば」だと?
貴様の捨て台詞はそんなものだったのか。
これを見苦しい言い訳に感じないほど貴様は鈍感だった。
神聖な時を幼稚語で汚す貴様はとっとと失せろ。