掲示板の荒し対策 イタズラ書きと電車の痴漢 簡易裁判の仕方
付録 東大卒業式の棒読み式辞は精神の痴漢
MashudaBBS2003.03.28-04.01
1=掲示板に悪質なイタズラ書きがある。
2=被害者はヤフーに発信元を請求。
3=ヤフーは書かれたことが事実か否か認定できないと返事。
4=提訴後ヤフーは投稿者のメールアドレスを開示し本人が原告側に氏名を明かして謝罪。
5=裁判官は書かれたことが事実に反すると認定。ＩＰアドレス開示を訴求。
本日の東京地裁 掲示板名誉侵害訴訟は原告勝利 投稿者：マシュダ一家 投稿日： 4月 1日(火)00時55分13秒
ヤフー管理の掲示板で同業者から悪質な書き込みを書かれた原告側がヤフーに勝訴している。プロバイダー責任法による。ヤフー側は既に犯人の電子メールアドレスを開示し発信者個人は特定されていた。原告側の同業他社グループの社員であった。掲示板での名誉棄損に会社が関与した場合、営業上の背徳行為として罪は重い。原告側がヤフーに今回求めたのは書き込みに使われたパソコンが個人のものか勤務先のものかを特定するためのＩＰアドレスである。東京地裁は名誉侵害を認め原告請求通りヤフー側に情報開示を命じた。プライバシー侵害などに対応するために昨年5月に制定された「プロバイダー法」がついに伝家の宝刀を抜いた記念すべき日であった。原告のメディカルドラフト会の果敢な訴訟によって加害者の情報開示が認められたことは賞賛に値する。
高橋利文裁判長の判決文要点
1=今回のように、実行行為者の他にも書き込みに関与した者が判明する可能性がある場合、（プロバイダー側には）すべての発信者情報を開示する必要がある。
2=書き込みには公益目的がなく、内容は真実ではない。
尚、当掲示板に投稿されたマシュダ一家への名誉侵害はすでにＩＰアドレスが判明しておりこのような裁判は不要である。このような場合「プロバイダー法」などは必要ない。
掲示板へのラクガキが犯罪になり得ることは誰にでもわかるであろう。公人や組織は正当な批判を受けなければならないが、私人の情報公開は刑事事件ともなる。駐車違反のような罰金では済まない。ネットカフェからの投稿でさえ特定はできる。掲示板を主宰する者は決して泣き寝入りをしてはいけない。よく管理人が一部アドレスからの投稿ができないようにリモート制御している場合があるが、それは泣き寝入りである。しかし痴漢が楽しいと思った場合は一人で楽しんで消せばよい。大概その痴漢は第三者には目障りなはずである。
当ＢＢＳには周囲に痴漢願望の者が多いようなので「痴漢専用ＢＢＳ」を設置した。軽い痴漢を楽しみたい者はそちらへ。名付けて「マシュダ一家 誹謗中傷の館」。そこで人間の誹謗中傷とはどのようなモノであったか楽しんでいただきたい。そこでは我々が受けた誹謗中傷を諸君等が驚くような言葉で返すかもしれない。精神のレイプに耐えられる者のみが入場すればよい。マシュダ一家の荒御霊が明日から管理人となってくれるそうである。そこで諸君等は我々に対する誹謗中傷を存分に行なえばよい。
1=リモートホストでどこの会社の回線を利用しているかわかるはずである。その会社のサイトを開き、苦情相談先に投稿内容とＩＰアドレスをメールで送る。ＮＴＴでもＫＤＤＩでも担当者はその苦情に対して即日返答する。しかし各社とも不当な苦情は無視する。彼らは加害者から利用料をもらっている為に加害者の味方なのである。被害報告は事実を簡潔に書けば良い。アラシの常習者はブラックリストに掲載される。
悪質な書き込みに対しては回線提供者は犯人所在地を提供する義務がある。裁判官が今後判例を沢山つくるであろう。苦情相談先の対応が悪い場合そのメール全文を公開すると書き送ればよい。苦情相談先のオペレーターは自社の顧客を守るために故意にアドレス検索を間違える場合があるからである。どこかのネットカフェですとマニュアル通りに報告して仕事を済まそうとするオペレーターもいる。しかしその所在地は内容次第で告知する義務が回線業者にはある。
2=固定ＩＰアドレスの場合はJPNIC Whois Gatewayで検索すれば発信元がすぐに判明する。会社から投稿したようなものはすぐに判明するということである。
http://whois.nic.ad.jp/cgi-bin/whois_gw
満員電車で肌がふれ合う日常はスキンシップとなってしまっている。都会の投稿者は電車の痴漢行為を楽しむ輩が多い。なれっこになっており内容がすれている。そこで痴漢までスキンシップであると勘違いする者がどうしても発生してしまうのである。
しかし地方からの痴漢行為はなかなか味わいのあるものがある。コミュニケーションを何とか求めようとする背伸びした素朴さがいい場合もある。田舎の寂寥感を漂わせながら痴漢行為をしてしまうのである。
掲示板でイタズラ書きしたい衝動は電車の痴漢と同じである。誰もがやりたいが場所によっては犯罪となる。そこでこの人間のかわいい欲望を満たすために痴漢のマネゴトができる風俗店がある。掲示板にもそのような会員制のモノがある。しかし不特定多数に公開されるＢＢＳの場合はそのようなモノには絶対に成り得ない。公人の場合はあらゆる批判を公に受ける立場であるが、それが単なる顔へのラクガキである場合、この投稿者は公開の痴漢行為をしているのである。諸君等はこのような行為を許してはいけない。しかし痴漢行為を見て見ぬ振りをする場合もある。掲示板は満員電車なのであった。
下記の投稿者二名はその内容に関わらず既に特定された会社の専用回線を悪用している。この会社に下記投稿をそのＩＰアドレスと共に送る権利が当ＢＢＳに既に発生している。この者達は当方の警告に関わらず当ＢＢＳのコテハンを僭称しているからである。
さて下記の投稿者二名に同情し猶予期間の通告をする。当掲示板上での誠意ある謝罪を要求する。猶予は一日である。月曜日まで待とう。
最後にマシュダ姉妹を名乗った者は常習犯なのでここに君の悪意ある投稿をすべて当該会社に送ることは当ＢＢＳの権利となる。尚ネットカフェからの当ＢＢＳへの接続もその所在地が判明していることをイタズラ諸君に教えておこう。
まあまあ 投稿者：凡人 投稿日： 3月24日(月)06時13分00秒
あまりマシュダをいじめないで頂戴。どっちもどっちって感じ。マシュダは今まで実在の棋士を実名でさんざん非難してきたし、確かに基地外じみたところもあるんだけど、許してやってほしい。たぶん反省していると思うから。
------------------------------------------------------------------------
言うことは立派、やることはクズ 投稿者：マシュダ一族 投稿日： 3月23日(日)05時58分34秒
＞裁判所にはシロウトでも書ける簡易裁判用の受付用紙があり
シロウトは書けるかもしれないが、基地外は書けないと思います。
訴訟はどうなったの？
マシュダごときが佐藤の将棋をけなすのは、完全に無理筋である。
諸君等は落書きが罰金の対象になることは知っているであろう。掲示板への落書きにも当然罰金が請求できる。すでに当ＢＢＳへ昨年来何度も落書きを行なっている下記の者は、警告にも関わらず他の掲示板へも執拗に落書きを行なっているのでその処方せんを教えておこう。簡易裁判で損害賠償を請求すればよい。裁判所にはシロウトでも書ける簡易裁判用の受付用紙があり30万円以下の罰金には即日判決が下りる。無論弁護士も必要ないし、代理人でもよい。この者は専用回線を使用しているために本人に支払能力がなくともその提供者に損害賠償請求ができるのである。
この者の場合警告にそむき我々を基地外と公言している。この公の落書きが罪に問われないと思っている子供であったとしてもその保護者に損害賠償請求を行なうことができる。刑事訴訟ではなく民事訴訟となる。精神的被害に落書きを消す度に生じる費用がそのまま加算される。そして落書きの言葉がいかに人に損害を与えたかは裁判官が決めることなのである。
現在の日本の法律では、基地外の人は訴訟を起こすことができない。なぜなら、いちいち付き合ってられないからである。
>かれは将棋ファンではない。単なる基地外であった。
君と君に回線を提供する保護者はその言葉によって訴訟対象となる。これが最後の警告となる。君は二度と来なくてよい。わかるかね？
かれは将棋ファンではない。単なる基地外であった。
おめえら、本当にヒマだな。
少しは世の中の役に立つ事をしろよ。
この低能・低収入め。
付録 東大卒業式の棒読み式辞は精神の痴漢
参考殿 投稿者：凡夫
投稿日： 3月28日(金)02時36分20秒
さすがに東大の学長ともなると赫々たる名声を獲得された方なんだということがよく分ります。勲章にも似たきらびやかさです。かくも学問を究めた方が、しかし、人に語ることの難しさと大切さを学生に対して身を以て教えることに成功しかねた、ということは、学問というものが如何に実際の役に立たず、又、その深さと人間の質は必ずしも比例するものではない、ということを端的に示す例として、この羅列を実に皮肉と諧謔に富んだものとして面白く拝見致しました。参考殿の意図を読み違えておりましたら、それは当方の浅学故であり、お嗤い頂く他ありません。
東京大学総長
東京大学総長佐々木 毅 ささきたけし
生年月日 昭和17年7月15日
学 歴
昭和36年3月 秋田県立秋田高校卒業
昭和40年3月 東京大学法学部第三類卒業
学 位
昭和48年11月 法学博士（東京大学）
専門分野
政治学・政治学史
職 歴
昭和40年4月 東京大学法学部助手
昭和43年4月 東京大学法学部助教授
昭和47年10月 東京大学総長補佐（昭和48年3月まで）
昭和53年11月 東京大学法学部教授
平成2年12月 東京大学評議員（平成4年12月まで）
平成3年4月 東京大学大学院法学政治学研究科教授
平成10年4月 東京大学法学政治学研究科長・同法学部長（平成12年3月まで）
平成13年4月 東京大学総長 （現在に至る）
賞 罰
昭和63年 吉野作造賞（受賞作「いま政治に何が可能か」）
平成4年 東畑記念賞（受賞作「政治に何ができるか」）
平成11年 和辻哲郎文化賞（受賞作「プラトンの呪縛」）
平成11年 読売論壇賞（受賞作「プラトンの呪縛」）
平成15年 東大の卒業式での棒読み式辞（蓮實重彦のぎこちなさよりマシとの評価もある）
主な著書
昭和45年 「マキアヴェッリの政治思想」
昭和48年 「主権・抵抗権・寛容：ジャン・ボダンの国家哲学」
昭和56年 「近代政治思想の誕生」
昭和59年 「プラトンと政治」
昭和59年 「現代アメリカの保守主義」
昭和62年 「いま政治に何が可能か」
平成3年 「政治に何ができるか」
平成5年 「アメリカの保守とリベラル」
平成6年 「マキアヴェッリと『君主論』」
平成7年 「政治家の条件」
平成9年 「現代アメリカの自画像」
平成10年 「プラトンの呪縛」
平成11年 「政治学講義」
平成11年 「代議士とカネ」（共著）
平成11年 「政治改革〜1800日の真実」（編著）
書き込み失礼。いやはや、もう全く何をかイワンやトルストイである。日経は意欲的になった等と知ったかぶりを書いたら、なんと延々写真を撮り続けているではありませんか。日経さん、深謝。もう穴があったら、などというレベルではなく、穴を掘って入りたいことイラク兵の如し。これがほんとの墓穴か。攻撃は最大の墓穴。ひとりで果てしなく滑っておきます。
負け惜しみを一席。８四銀はブルーのソックス羽生が笑ったちぐはぐさ。お粗末。
こんなに失望したことはない。東大の卒業式である。痩せても枯れても天下の東大である。最高学府の頂点に位置するのである。知の殿堂である。歴代の学長の中には後世に語り継がれる名式辞を残した者もいる。世間の耳目を集めるその式辞を、こともあろうに、現学長は終始一貫顔を上げずに読み上げた。学生にとって学長の話を聞く機会は入学式と卒業式のみである。心に残る話を聞かせても罰は当たらない。内容はともかく、語りかけるのと棒読みするのとでは意味が全く異なる。不祥事を起こしたイカガワシイ企業や警察の責任者が飽きずに繰り返す紋切り型の不実な釈明じゃあるまいし、棒読みはないだろう。手本となるべき学長からしてこのザマでは、なるほど、有為な人材の育つ筈もない訳だ、と妙に合点がいく。東大など潰した方がいいのだろうが、しかし、門出を迎えた卒業生に対して、せめて誇りが持てるような言葉によって送り出してやるのが教員たる者の務めではないかという、世間的には常識であることが行われていないのを目の当たりにして実に暗澹たる思いである。卒業生も大事な場面では何かを棒読みすればいいのだとしっかり学んだことだろう。尤も、卒業生は卒業生で後ろの方で風船を飛ばしたりして、まあ成人式の若者よろしくやっているようであるから、ここでも割れ鍋に綴じ蓋のバランスは取れているように見受けたが。