王将戦第4局その後 野球とテニス 島解説をめぐり

MashudaBBS2003.02.15-16


島はA級から陥落するか 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月16日(日)05時05分06秒

昨年の王将戦第1局。あそこでマシュダは中田功をさんざん話題にした。島は昨日、中田功を持ち上げている。三間が最強戦法かもしれないなどと言う。しかし彼は居飛車穴熊に対抗する三間飛車を勉強することなど昨年までなかった。マシュダ一家の後追いでは困る。島将棋が一度も本家で登場しないのはそのような次第である。二番煎じなど見たくない。
しかも昨日は呆れたことに王将戦第4局の羽生の指し手が恐ろしい直感だという。島は研究しか信じられない大馬鹿ものであろう。だから他人から聞きかじったミミズの連鎖でしかモノが言えない。そんなものを康光は最初から拒否しているからタイトル戦が成立している。羽生が考えた直感など大局観に照らせば誰にもわかりそうなものである。島は昨年慣れない道を歩いて枝ばかりしか見られなくなっていることに気がついていない。因みに我々は全実況においてあれきしの形勢判断をするのに本など参考にしていない。ただ局面を見ているだけである。それでも羽生の大局観と完全一致している。諸君等が言うシロウトでさえそうなのである。だから島の大局観はシロウト以下であると我々は断言する。
島は三間の特権が後手は左銀が中央から素早く繰り出せることだと朗々と述べる。そんな当たり前のことだけ述べて三間が最強だと言っている。我々はそこで腰掛け銀の四辺形がアソコで発生してどのような引力と斥力を発生させるかのみあの時考えていた。それが康光にことどとく裏切られたということである。彼もまたそれを察して腰掛け銀の四辺形からの展開を垣間見せた。そこを勝負がおわったとお茶を濁すだけの島には、生涯羽生の大局観など理解できないであろう。A級から陥落しても当然である。


後方支援 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月16日(日)04時34分09秒

海上自衛隊と聞いただけでセコイと諸君は思うであろう。彼らとて海軍と呼んでもらいたい。現在は毎日新聞風に言うとインド洋でガソリンスタンド営業である。米艦隊などへの給油は憲法違反ではないということで、このような行為を一括して「後方支援」と呼ぶ。日本はこのようなオメデタイ国であるから、将棋もそのように指せば、むしろそちらの方が正解であるということがある。オメデタイ将棋と言えば王将戦の第4局の佐藤康光である。彼はこのような日本を象徴化してみせたわけである。それが意図的か偶然かは詮索しても余り意味がない。彼は日本人であり、羽生という米国にそのように応じてきたのであるから、似たような成り行きとなる。


史上最大のデモ行進 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月16日(日)04時14分24秒

昨日は世界規模で反戦デモである。イラク攻撃反対と叫ぶ。攻撃したがっている英国で100万人集まった。日本は前線に行く兵士もいないので渋谷で5千人。立派な数字である。これだけでテロリストは東京を襲う気にはならないであろう。米国はこのようなデモは試算済みである。ベトナム戦争以来、膨大な反戦データを収集し、デモのシミュレーションは必修科目である。これをさらにタイミング良く煽るために2月はやめて3月に攻撃しようなどとパウエルは言うわけである。第二相停滞期の常套手段である。ここで素直にハイやめましたでは米国のメンツは丸潰れである。いかにうまく引き分けに持ち込むか。
そこで日本は米国の顔を立てるために、なぜ独仏露がイラク攻撃に反対しているのか、彼らの利権の構図を何度も丁寧に報道するのが良い。すると英国がどういう位置か誰にもわかる。EUの主導権争いは、今週の王将戦第4局の初手と第2手目の突っ張りあいのようなものである。
引き分けが最善ということが諸君にもわかるであろうか? 行くぞと煽り観客を熱狂させ、反対者も熱狂したところで戦争は半分役目を終えているのである。今回の日本の観戦料はトルコやヨルダンへの経済支援である。空爆がテレビで観戦したければもっと席料は増す。英国はやり方がうまい。日本は相変わらずオマヌケである。日本政府は闇でデモに援助金をだしてもっと煽らないとあとで高く付くことになる。


将棋とテニス 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月16日(日)02時20分09秒

将棋は頭脳プレーである日本野球よりはるかに複雑な戦法が楽しめる。イチローは全く新しい野球の観賞法を見事な個人技で披露し米国を圧倒した。チームプレーの感覚が今期三年目に熟成するであろう。ベースボールのチームプレーの楽しさは球団に貞操を誓わないとわからない。地元市民でもない我々はそこまで愛着がない。
将棋は島がチームプレーにしてしまった。旧ギルド、現ロマコンである。しかし今後それはある次点から通用しなくなる。テニスのレベルまで将棋が引き上げられたら、いずれまた個人技に戻るであろう。
テニスのスタープレイヤーは英才教育の中から生まれてきた。将棋の技術のレベルはテニス界レベルまで行けるのであろうか?ウィンブルドンを黒人のヴィーナスが初めて制したときテニス界はショックであった。父親は放送禁止の看板を出すし、ヴィーナスはあの芝の上をはしゃぎ回っていた。まあ羽生が将棋で外国人に負けたらあのような大騒ぎであろう。
そのテンションの高さ、試合運びはテニスに似ているのが将棋である。先手後手のハンデも似ている。そして将棋はその教育法もテニス並でないと世界の水準までにははるかに遠い。将棋がテニスと決定的に違う点は筋力のバランスである。テニスは全身の筋力を駆使するが、将棋は駒さえ持てる握力さえあればそれでよい。握力だけは筋力の中でほとんど衰えない部分である。だからホロヴィッツが70歳を過ぎても超絶技巧が披露できたのである。椅子席昼寝付の棋戦にでもすれば、A級棋士など80歳まで現役楽勝であろう。集中力に必要な脳の活性物質は薬で補えるようになる。
島はまだまだ強くなれると言っている。頼もしい限りである。青野、森下はすでに強くなってきている。木村などまだまだこれからであろう。内藤有吉もあそこまで見せている。加藤一二三もまだまだ行ける。ましてや中原米長もある日突然勃起するかもしれない。幸いドーピング検査は将棋村にはないので、薬でも試してみたらいかがかと思う。


神崎、有吉をなめるな 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月16日(日)01時35分39秒

神崎が一般掲示板を多忙を理由に閉ざしたが何をビビっているのであろうか?どうせロクな掲示板ではなかった。閉ざすときにはそのように書くべきであった。どうもキンピラ軍団に苛められたらしい。せっかく神崎日記の方で羽生ネタも拾ったのにそれさえも削除してある。神崎にはニヒルな島解説より面白い一面がある。冷や汗を垂らす天然丸出しがいかにもキャラであり愉快である。形勢の指摘も的確である。要は千日手に対する考えをどうするかという微妙な問題なのである。
52手めの62金で有吉が「処置無し」と言っている。しかも島より適切な表現である。医者が植物症状の患者の家族に言う台詞である。無様な千日手など問題外と言っているわけである。有吉だからこそ言える。神崎も有吉の後ろ盾がある限り脅えることはない。マシュダ一家なら患者に生命維持装置をつけてから、カラオケ温泉風呂に行き瀬戸の花嫁でも歌うところである。


普及の為にプロ棋士はどうしたらよいか 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月16日(日)01時03分26秒

普及の為にプロ棋士はどうしたらよいか。今日の囲碁将棋ジャーナルの王将戦第4局の解説を行なった島の言葉のどこが悪いのか気がつけばよいだけである。島はソツなくこなしているように見えるが、あれがプロ棋士の限界なのである。将棋の進行に関する見解は彼は我々のリアルタイム実況を元にしている。驚くほどシンクロし、露骨に我々に遠慮しているからである。それはうまく挿入された丸山の棋王戦第2局の彼の解説にも言える。それも我々の見解とかわらない。昨年とはエライ違いである。昨年はマシュダ一家にことごとく反発しようとしたプロ軍団はすべてそれが覆されたことを島はこの一年で知っている。だから彼は40歳になった今、さらに強くなれると今日始めてその意気込みを我々にみせたのである。谷川ノート以来の感動であった。島は将棋解説においてマシュダ一家の軍門に下ったことを諸君等は確認したはずである。それさえもわからないものはここを読む必要はない。では彼には何がさらに欠如していたのか。それは平たく言えば言葉の使い方である。彼は商業将棋のプロ棋士として棋譜を断罪しているだけである。島は30手めの52金が康光の敗着と断じている。我々はそうではない。敗着などという言葉は52金には間違っても使わない。島は棋王戦第2局丸山の79金が敗因と断罪している。我々はそうではない。この手に呆れてはいたが敗因とは言わない。彼は商業将棋の棋士として確信犯としてそれを言ったことに問題がある。島がそのようにしか表現できないことが問題なのである。言葉がないということは、完全に理解できていないという証しとなる。指し手変化のある部分はごまかしてもプロは許される。重要な指し手の指摘はプロ棋士が詐欺師でも許される場合がある。しかし島の分析用語が曖昧である。腰掛け銀の四辺形のどこが「相似形」なのか。対象形である。46歩のどこが「羽生の構想」なのか。そこしか指す場所がない。凝り性の島でさえその程度の語彙なのである。このような者がいまだにオピニオンリーダーである限り、今の現状はさらに悪化するだけとなる。諸君等は分業を知らないのであろうか?
王将戦後の羽生のインタビューでは、我々はモニターを叩きながら大笑いした。彼は十数年後に王将戦など無くなっていると言葉の裏で言っているのである。そしてこれほど屈託の無い羽生はこの一年見ることがなかった。だから楽しく大笑いさせていただいた。島の屈折とは大変な違いである。島はしかも我々が実況で明らかにしたことには口を閉ざし、明らかにしなかったことにはさらにごまかすという手法である。ひとつひとつ指摘しても始まらない。何が根本的に違うのか。あのさわやかなだけで中身のない弁舌に騙されている限り、将棋界は相変わらず傲慢な棋士が幅を利かすだけとなる。島でさえそうなのであれば、あとは比較しようもない。島はA級棋士である。演奏家は自分の演奏を自分達で決して批評などしないものである。
普及の為にプロ棋士はどうしたらよいか?専門の批評家を棋士以外から育てることであろう。島がそこまで兼任では彼の貴重な才能がもったいない。




野村と古田 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月15日(土)16時29分14秒

ヤクルトの黄金時代は読売の金で集めるスター主義を完全にコキおろした。野村と古田の燦然と輝く功績であった。野村のリサイクル技術、古田の計算され尽くした配球指示、どれも日本野球史の金字塔である。しかしこの二人とてON時代の黄金期とは比較にならない。つまり読売巨人をボスとする日本野球はもうとっくに終わっており、あとは衰退しかないということである。
かわりに何が日本の黄金時代を象徴するかと言うと、唯一誇れるものは将棋しかないのであった。古田でさえ将棋にハマったが、一流棋士は野球など鈍臭いゲームはしない。そんなものにうつつをぬかすのはタナトラや神崎レベルである。このようなことがナベツネにはわからないのである。相変わらず竜王戦の契約金は据え置いて、契約前には中原にわざわざ麻薬漬けの読売文化部のタコ部屋をみせてケチ臭いことを禿丸に言わせている。このような貧乏臭い新聞社が主宰する竜王戦などそのうち吹き飛んでしまうであろう。あの禿は、契約金据え置きでも当然だと豪語しているバカである。このようなバカどもが企画する竜王戦倶楽部など風前の灯し火で当然であろう。中身が余りに貧乏臭い。時代をリードする新聞社のイメージではない。逆に読売の顔に泥をぬっている。中身は失業寸前の飲み屋の愚痴である。今時金がかからずにリッチなイメージが作れるのは将棋しかないということが、あのナベツネにはわからないのであろうか?




昨日のバレンタインデー 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月15日(土)15時58分16秒

理恵夫人は羽生に「びっくりするようなプレゼント」を用意していたそうである。いまだにそのような下世話なインタビューに答えているようであれば芸能界復帰も近いかもしれない。亭主関白ならそのような芸能的発言はシャットアウトするところである。
さてびっくりするようなプレゼントとは何か。羽生が必要なのは自家用ジェット機である。新幹線で寝ている鼻毛のはみ出した羽生を見た子供は失望するからである。しかし自家用ジェット機程度で羽生はびっくりしないであろう。羽生がびっくりするとすれば、アチラ方面である。そう。等身大の羽生理恵ダッチワイフしかないということになる。
このようなことをマシュダ一家は思わず考えてしまう。理恵夫人には芸能界復帰は諦めていただけないものであろうか。


昨日のB1順位戦 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月15日(土)15時40分27秒

なんと中村が勝ってしまった。ということはマシュダ一家は全員丸坊主とならねばならない。しかし疑義が生じている。A級復帰がかかったこの大一番でなぜ先崎が負けたのか。彼には自分の昇級より、我々の丸坊主写真を本家で晒される事の方が嬉しかったのかもしれない。そこで棋譜を確認するまでは納得出来ない次第である。中村にしてみれば昨年の仮は返したということであろうが、棋譜確認の裁定を本家に委ねたい。
久保は昇級である。関西に戻り研究会を結成してもらいたい。東京では敵視される。深浦に負けたのは残念であるが最近の深浦は脳内革命中なので仕方ない。しかし最終戦大介にも負けるようであれば、A級は一期で降級であろう。


野球は名前が悪い。銀球と訳すべきだった 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月15日(土)15時29分01秒

甲子園=プロ準備軍。このような高校生の実態は学校経営の犠牲者。若い犠牲者だから見ている方は楽しめる。また高校生自身も自虐的なので一挙両得。
マリナーズ=マンネリーズである。イチローは周回パターンで出塁。盗塁も当然。しかしホームランバッターのブーンはイモ息子であった。
羽生の内野ゴロ=イチローと同じでワンパターン。羽生の特性はクロスプレー。


甲子園 投稿者:凡夫  投稿日: 2月15日(土)14時43分12秒

 で行われる高校野球はプロ野球とは比較にならないほど面白い。それはメディア好みの薄っぺらで派手なドラマ性があるという意味では無論ない。その文脈で言えば、結果としてのドラマではなく、むしろ一見淡々と進むゲームの内に見える確かな技術である。入場料に換算すると高校野球が2000円だとすればプロは300円止まりだろう。TVで放送されるプロ野球が年間100試合ほどあるとして、見応えのあるゲームは精々2〜3試合、一方夏の甲子園は40試合ほどで5〜6試合、それなりに見どころのあるゲームということなら全部と言える。プロ野球ははっきり詐欺化しており、お人好しで文句を言わない客を騙す装置である。だから野球をしたい選手は日本を離れる。多額の報酬を袖にして憧れだけでメジャーには行かない。詰まらないから行くのである。やってる本人が面白くない野球を金を払って鉦・太鼓打ち鳴らしているおめでたい人々は滑稽を通り越して醜悪である。この国の恥部の一つであろう。
 イチローは首位打者を獲得した。ファンも高く評価した。彼は向こうでどんな目覚しい打撃を披露したか。実は少しも目覚しくない。首位打者といってもクリーンヒットを量産した訳ではなく内野安打が多い。スターが内野安打ではこの国では拍手はパラパラだろう。向こうではスタンディングオベーションとなる。何故か。内野安打は見どころが多いからだ。内野手の反応、送球の速さ、走者の足とのクロスプレー。これだけでも面白いが更にセーフなら、次はバントか、盗塁か、エンドランかと敵を迷わせる。ホームランとは違い、ゲームが作られて行く。イチローは基本をきちんと実践しているに過ぎないが向こうの肥えた眼はそこを見逃さないということだろう。実に野球好きな国民と見える。
 内野に強いゴロを打ち返す。これは打撃の基本である。打ち上げた打球は捕球にしかエラーの可能性がなく打者の足の速さも関係ないので守備側を安心させる。一方、強いゴロははじく可能性があり、その後の送球、捕球と合わせて三箇所エラーを生む場面がある。更に、打者の足の速さも絡んで守備側にプレッシャーをかけるプレーとなる。但し、これは日本のプロ野球ではあまり意味がない。内野を人工芝にしてしまった為、球足が速くてイレギュラーしにくく、又、ワンバウンドの送球でも球足が鈍らないので肩の弱さが誤魔化されてアウトになる確率が高い。つまり、内野ゴロは引き合わないプレーになり下がってしまった。ゴロを打たないでいいということになると打撃は雑になり振り回す他なくなる。こういう試合はシビレルような緊張感とは程遠く金を払って見るものではない。
 この国で内野ゴロを見たければ甲子園に限る。あそこではこれをきちんとやる。少なくとも強いチームはこれをしっかり打てる技術があり、これをきちんと処理できる守備力がある。 同じアウトでもゴロを執拗に打てるチームは相手を次第に精神的に疲弊させエラーしやすい状況を作っていく。汚い手でもなんでもなく、基本中の基本である。
 将棋では羽生が強いゴロをしっかり打っているように見受ける。