MashudaBBS2002.02.06

A級順位戦の棋士たち


支持率100%のツケ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)18時58分33秒



さて昨年夏から2月に予定された米英のイラク侵略は、相停滞期である。小泉も気をつけた方がよい。
オーストラリアのハワード首相は白豪主義丸出しでイラク攻撃を煽った為に昨日議会で不信任決議案を喰らった。相停滞期には段階がある。第一相停滞期はとっくに終了し、現在第二相停滞期である。CIAのでっちあげ工作により、査察人員を二倍以上に増やすことが各国で支持されている。
結論から言えば資本主義各国は在庫処分をして景気を良くしたい。世論が反対している理由は、イラクの一般市民を戦争犠牲者にするなということである。ところがイラク国民は昨年の大統領支持選挙で支持率100%のサダム命を表明した。これはイラク国民にも同情の余地がないという資本主義各国の思惑通りの結果であった。そしてこの大統領支持選挙はサダムが行なったものであった。つまり彼も早いとこ攻めてくれと言いたいわけである。これをアニメのようだと言っているのもまたイラクであった。従って小泉もまたアニメの第三国の首相のように発言しなくてはならない。それが本当の協調路線である。バレバレの米英を真面目に支持してはハワードの二の舞となる。そこでもう少し気の利いたセリフを用意しなければならないのである。


講談社より 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)17時01分50秒

「少年マガジン」「週刊現代」「フライデー」と言えば講談社である。「フライデー」と言えば二子山親方の元妻、藤田憲子の昔のヌード写真を掲載し、訴訟されて敗訴した。このような会社であるために、文化事業で社名についた泥をぬぐわなくてはならない。将棋本などもそのような理由で出版されるのである。従って赤字でも構わない。ある程度宣伝効果があれば売れなくても良いのである。従って島明には今度は思う存分「島ノート居飛車篇」を出してもらいたい。


志が低い芸人棋士たち 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)15時28分50秒

島は心の中で言うであろう。先崎よりまだマシと。先崎はドブネズミである。だから先崎が文春で島の暴言を紹介してもこれ以上汚れることはない。ドブネズミは洗ったばかりの皿に糞をまき散らかすのである。ドブネズミの証言によれば島はなんとあの愚作「島ノート」に要した時間を時給に換算した。そしてマックや吉野家よりマシと言った。マシュダ一家や2ちゃんねるよりマシと言いたいワケではない。時給換算で860円であろうと言っているのである。これは暴利である。いかに志が低いかの証しであろう。講談社も舐められたものである。
三枝が新作オペラを書き下ろしたときに、やはり時給換算をしたことがある。マイナスであった。それぐらいでなければ残念ながら日本では後世に残せるものなど創れるはずがないのである。


島ノートはなぜだめか 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)15時01分43秒

島が不貞腐れ、ついには本当に腐ってしまった原因は「島ノート」執筆にある。これは振り飛車戦法大全であるが、このようなものは1800円でも高い。しかも480ページでは赤字覚悟の本である。誤植逃れのお決まりの重版をしても、売れゆきが頭打ちになったら地獄本である。しかし既に古本屋行きの本となったしまった。島がそもそも振り飛車の本を出す動機は不純である。康光までもが振り飛車を王将戦で昨年見せたために嫉妬して自分のお勉強の為に書いたようなものである。半分不貞腐れて書いたために最後は腐ってしまうのが自然の摂理である。しかも下記のごとくどうしようもないネーミングのオンパレードであった。
一気作戦-ダイヤモンド美濃-中田功XP-カメレオン戦法-陽動カマボコ-鈴木システム-新かまいたち。そして丸山を怒らせた「丸山ワクチン」。
これはもう名前だけで島のセンスがいかに鈍臭いかの証しである。毎コミの奇襲大全とさして変わらない。森が執筆すればそのハッタリ力でもっと売れたであろう。島が森のマネをしてはいけない。このようなネーミングからして既に古本屋行きである為、これを座右の書とは恥ずかしくて言えない。先々週のNHK杯では解説の羽生にまで「私さえ知らない(ヘンテコリンな)モノがある」とまで言われてしまった。あの一言は致命的であろう。あれから島ノートは全く売れないどころか、重版した本の返品が怖くて編集者はフグの毒にあたって死んだ方が良いとさえ思っている。羽生はそれを反省して先週棋王戦で「丸山ハミチン」を見せたのであった。


6勝3敗同士のプレーオフは佐藤康光VS藤井猛 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)13時29分48秒

藤井はA級で唯一の振り飛車党である。将棋人口の実に半数以上の人気戦形の命運をたった一人で担っている。藤井が居なくなってしまっては将棋人口は激減する。棋理の追及という命題も半減する。そしてこれは残念な事実だが藤井が7勝以上で名人挑戦することは有り得ない。最高でも6勝3敗である。そこで今期が藤井にとって一度あるかないかの名人挑戦のチャンスとなる。平たくいえばこのようなどんぐりの背比べレースでは、羽生以外は誰が名人挑戦者になってもよい。羽生はいずれ名人にならなくてはいけないが、何度も言うように漁夫の利でそれを遂行してはならない。
康光は昨年名人挑戦をあと一歩で逃した。しかし郷田もまた棋聖を康光に大逆転で奪取されている。王将挑戦まで羽生にふんだくられた。棋王挑戦まで丸山にぼったくられた。ここで康光に先手で負けて、しかも陥落ではもう死んだ方がよい。従って郷田VS佐藤はガチンコどころかぶった切りの真剣試合となる。角換りなら序盤から血を見るであろう。本気で殴りあいとなるかもしれないので襖裏ではガードマンも待機させねばなるまい。
さてプレーオフとなる佐藤康光VS藤井猛は振り駒で康光先手となる。これに勝てば藤井は文句なく名人挑戦者として後ろ指を指される心配もない。森内名人VS藤井システムが理想である。なぜならば羽生は藤井システムをフルコースで打破できなかったからである。名人戦は歴史的な実験場である。森内に藤井システムの欠陥を7番勝負で抽出してもらうことが将棋史にとって最も有意義であろう。プレーオフの振り駒で藤井先手となればそうなるであろう。先後の決め方は「振り駒」をそろそろやめるべきかと思う。


予想展開 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)12時43分04秒

将棋連盟の星取表で先後がわかりにくいことに怒ってはいけない。あれはわざとわかりにくく表示しているのである。先後の問題はそれほど大きく微妙な為、痛い所はわかりにくくするのである。
3月1日星取り表
先手VS後手 戦形
郷田VS佐藤 ゴーダ矢倉
藤井VS谷川 四間
青野VS羽生 ゴキゲン
三浦VS島  坂田流向い飛車
森下VS丸山 横歩取り

すべて先手が勝つであろう。羽生は間違っても角換りを選択してはならない。羽生が名人に挑戦するときは昨年の森内がそうであったようにぶっちぎりの独走でなければならない。


A級順位戦最終決戦へ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)12時08分37秒

最強森内名人への挑戦を決めるA級順位戦はついにクライマックスを迎えた。孤独な寝業師三浦までもが流れを正確に読んでくれた。3月1日の最終日は将棋史上最大の決戦となる。思えば昨年の最終日はドッチラケであった。森内のぶっちぎりであった。今年はチンチロリンとなる。挑戦者第一候補の康光は先手の郷田に負ける可能性がある。郷田は荒野の一匹狼である。
衛星放送の生中継に対抗すべくマシュダ一家もまた最強布陣を当日用意した。ジッチャンも参戦予定である。強敵羽生&森下は当日対局者である為に、我々に対抗できる棋士は石田以外に皆無であろう。そこにアシスト山崎が入れば対抗馬として申し分ない。煽り専門として淡路井上の応援も期待したい。
森下は降級しても一期で復帰するであろう。B1を全部掃除してきてもらいたい。


旧島研の対丸山シフト 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)04時32分13秒

名人挑戦が佐藤康光とほぼ決まった。佐藤康光は王将を羽生に譲ることになったが、名人挑戦にむけてより大きな獲物に賭けたということである。藤井と三浦が同門であったことは致命的であった。
一方羽生は康光の王将戦三連敗により時間的余裕が出来た。棋王戦対策である。挑戦者丸山には決して負けられない。丸山に負けることは旧島研の全滅を意味する。かくして旧島研の対丸山シフトは総力を結集し、藤井はとばっちりを喰らったことになる。旧島研メンバーは藤井の名人挑戦と丸山棋王誕生だけは必死で阻止したいのである。穴馬の谷川は果たして名人挑戦ができるであろうか。やはり森下はA級の地獄の番人であった。三浦は地獄の番人にはなり得ない。三浦は地獄の亡者である。しかしよくやった。


A級順位戦酷評 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)03時03分45秒

昨年は先崎と三浦のおかげでA級の品位が著しく汚れた。三浦はどうしようもないが、今期は島まで毒されている。しかしあの三浦に絶好調の羽生まで先手でコケにされたのでは、羽生の責任は重い。先手必勝というA級の図式は致命的である。この既成概念を千日手で覆したという点、皮肉なことにあの三浦が最も評価されてしまうという結果になった。見てはならないものを見てしまったのであろうか。この先後のハンデは取り敢えず持ち時間短縮で調整するべきである。そうでなければ千日手は立派な戦法として前向きに評価するしかない。三浦をこのように評価したとしても、本家では三浦の棋譜は掲載しない。


A級順位戦総評 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 6日(木)02時39分57秒

千日手指直し局 三浦VS羽生
さて三浦は羽生の挑発にまったく乗らずに我が道を行き、あの忌まわしい早囲いを許した。松尾に笑われているであろう。しかし谷川のように切れては負ける。すべて先手が勝ちという結果の中で唯一三浦だけが千日手に成功したことは注目したい。しかし指直し局を三浦は勝ってはならない。昨年の底値からここまで復帰したのであるからそれ以上の贅沢は許されない。思う存分負けてもらいたい。毎日の速報班もすでに帰宅したので諸君等も早めにきりあげるように。

佐藤VS藤井
康光の藤井システム左美濃対策は万全である。正直に作戦をバラしてはいけない。藤井には名人初挑戦がかかっていた。しかし康光の王将戦三連敗の欲求不満をまともに喰らってしまった。羽生を恨むように。

谷川VS森下
昨年の王将戦第二局では谷川が解説に飛び入りで来ていたが、あの時の相掛り28飛は森下対策にうってつけであった。派手な飛び蹴りは谷川が若い証拠。前々日から関西入りしていた森下は敵陣の中で孤軍奮闘。残留を祈る。

丸山VS青野
青野相手に完勝。攻めの切れ味も一撃必殺。森内は山崎の猛攻に緩手と悪手の連続であったが、順位戦はごまかせない。山崎ならどうするか。

島VS郷田
志が低い。この二人に降級してもらいたい。戦形の流れに無頓着すぎる点は三浦と同罪である。





本日のA級順位戦 投稿者:マシュダ一家速報班  投稿日: 2月 6日(木)01時13分58秒

先手VS後手 戦形
佐藤VS藤井 対左美濃藤井システム。康光優勢から乱闘へ。康光寄り切り。
谷川VS森下 相掛かり28飛型 森下優勢から谷川逆転勝ち
羽生VS三浦 矢倉早囲い対アラ左美濃 三浦遅刻にムッとした羽生は千日手選択。三浦根性の返し技。
丸山VS青野 角換り腰掛け銀48飛型。青野は果敢。入玉狙いから反転して猛撃で丸山圧勝。森内は入玉術フェイント篇を学習されたし。
島VS郷田 米矢倉 島の恫喝に郷田は最近軟弱
星取り結果
佐藤康王将(6勝2敗)―藤井九段(5勝3敗)
谷川王位(5勝3敗)―森下八段(2勝6敗)
丸山九段(3勝5敗)―青野九段(4勝4敗)
島 八段(3勝5敗)―郷田九段(3勝5敗)

森下、谷川に華を捧げて自ら危険信号


Re:停滞は不可避か? 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 5日(水)20時15分53秒

我々が停滞情況を相停滞と呼ぶのには訳がある。停滞情況の中では弱者と悪役がはっきりしている。既存の歴史観はすべてこれを排除するようにできている。だから大衆は悲観的となる。
我々は全く悲観などしていない。相停滞と呼ぶとき、必ず相転換への道筋がある。相転換するとすべて変身し蘇る。今期C2から陥落したダンナの換りに女傑が大活躍するというパワーはこのような相停滞-相転換情況から生まれてくる。従って相停滞と呼ぶときはポジティヴな運動となる。だから悲観などはしない。その意味が明らかになるのは相転換後である。人間界と同じように閉じられた将棋盤でもこのような相転換がある。これが意味することは重要である。人間界も将棋盤も閉じた有限世界のようでいて実は開かれているということである。


青野以下 投稿者:凡夫  投稿日: 2月 5日(水)18時02分03秒

 全くあの連中ほど割を食った世代もない。上からは加藤一、米長、中原等に抑えられ、おこぼれ人生を決め込もうとしたら谷川、島世代に抜かれ、三番手に落ち着く暇もなく羽生世代に置いて行かれた。今じゃ馬群の中。一人青野がA級で頑張っているのは大袈裟でなく奇跡に近い。島世代ですら風前の灯、嵐の後の歌声喫茶。
 確かにツイてなかったね、と同情してお終いでも構わん訳だが、実は将棋界は今将に同様の危機に直面しているから放っておけない。羽生世代は強すぎるだけでなく、まだ30代前半である。あと10年、いや15年は君臨するだろう。羽生は、棋士の指し盛りが前倒しになっている、と言っているがどこまで本気か。その下の世代といっても、久保、木村一、深浦、行方、堀口一あたりは3〜5歳ほどしか違わない。松尾、山崎で10歳ほど。渡辺、橋本で15歳位。活躍が目立つ者を拾ってこんなもんだ。この中から羽生世代をまとめて面倒見る者が出てくるとは到底思えない。強い若手ではあろうが実質的な勝負付けは済んでいる感は否めない。他は推して知るべしということになる。ほぼ10年周期で大棋士が生まれてきたが、渡辺あたりがそうなれるのか、或いは更に下の者達に期待する他ないのか。こんな状況は賢い棋士はとっくに織り込み済みで、あの鬼ならぬ化け物の棲家のA級を突破して更に名人を狙おうとするなんてのは暴挙というより愚挙であるとハナから計算していることだろう。今日もしっかり着狙い、の人生だ。前回の文脈で言うところのいじけた精神である。「いじけモン 雪に転んで 廻り見る」 
 どの世界にも適当な棲み分けがあることは承知しているが、こと将棋に限っては一つのてっぺんを全棋士が目指している壮絶さと勇気を観客は期待している。下手な棲み分けは我らがイカサマ社会の専売特許。棋士達は切った張ったの血の出る勝負。負けがこんだら降級、引退。とどっこい持ちこたえて残留、昇級。といった、こっちの魂が震えだすような将棋を指してナンボ。世の中がイカサマ化している分だけ棋士達は逆に厳しいものを見せないと、おひねりはいつまでも飛んで来ない。格闘技は本気を出すと片輪になるが、囲碁将棋は骨一本折れる訳でもないのに、優るとも劣らない昂揚と余韻。マシュダ一家の実況が入ると更に面白い。
 期待するのは勝手で只だが、何ごともそう上手くは進まない。今回名の挙がった腕利きが二極化を打破するするためには彼らが羽生世代に勝たなくてはならない。即ち、羽生世代の絶対王政から先ず実権を奪って議会制民主主義を目指し、茶髪のアンチャンから田舎のおっさんまで被選挙権があることを知らしめなくてはいけない。彼らが政権を取れれば自動的にそういうことになるのだが、下手をすると断頭台の露。上手く行っても王直属の常備軍の隊長止まりの怖れ大。
 停滞は不可避か?妙手はまた今度。


森内VS山崎 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月 5日(水)09時51分23秒

朝日オープンサイトにようやくUPの12月20日の森内VS山崎の角換りを見る。閃光のような山崎の快勝譜である。森内はなぜ9筋を突き越したのであろう。敵の攻めを入玉で完封する意欲は素晴らしいが、阿部がいる関西の勢いを甘く見すぎている。あの緩手ですでに後手の勢いは押さえ込みができない。それにしても山崎の指し手は気持ちよい。あの森内がここまで惨敗するとは。