2001年1月6日放映東京12チャンネル

新春お好み対局分析 2002.001.06


提供 東京ガス 日本将棋連盟


流されたCM

東京ガス

仏壇大臣石屋大臣大安堂(2回)

アート引越センター

30秒の番組宣伝


出し物 山田久美プロ三段VS森田正光アマ三段(お天気キャスター)

ハンデ 上手飛車落ち 一手30秒

下手 持ち時間5分 相談タイム2回

解説:森内俊之 聴き手:中倉彰子


内容分析

はっきり手合い違い。森田圧勝。森内への相談も不必要。自力で完勝。角落ちでも勝てる実力者。 山田最悪。桂馬跳ねない、自らぶつけた銀を逃げるでは恥ずかしい。負け方も知らない。つまり本気で入玉で勝とうとしてボロ負け。将棋になっていない。プロが指す将棋ではない。


見どころ

森内のポイントを全てとらえつつ、アマをたてる無駄のない本格的な解説。聴き手中倉の「いってらっしゃい」という機転が効いたさわやかさ。すべてにおいて完璧なフォロー。 両者技術的にもタレント性においても非の打ち所がない。


総合判定

森田が胡座をかくのは当然だが、プロアマ対局は最初からNHKのように椅子席対局とするべきであった。 山田の形も作れない将棋では放映する価値なし。森内中倉以外はすべて人選ミス。人との癒着した繋がりだけで持っているような何の努力もない番組。これではスポンサーは逃げるだけ。ローカルCFが二回及び番宣が入るほどの砂漠状態。このお好み対局だけ見せたら、まともな++マンなら顔をそむけるかもしれない。お世辞とうわべだけの社交で持っているだけと。提供が東京ガス、日本将棋連盟という温床で細く長くという後ろ向きの番組と判断されかねない内容。関西で中止は当然。