I think so.
最低な青春に舞い込んだ一つの儲け話
黒ずくめの紳士の眼鏡の奥の鋭い瞳、美女の囁き、大きな力をその手の内におさめたものの圧倒的な言葉
たくらみ実行うらぎり涙、そして逃走
だけど実は奥の手が
かろやかな身のこなし計算された計画
だけどオマエとこういうことはしたくなかったな
ふん、これもアンタの計画の中の話なんだろ
そうだな悲しい話さ
思ったよりも小さな拳銃の音
濁った川、震える手つきでタバコに火を付ける
カチャリ
オレの頭の後ろで撃鉄を上げる音
オマエの仕事はここまでだ、じゃあな
オレは地面にキスしたまま思った
こんなものなのかね
おかしいな今日はワインなんて飲んでないのに腹の穴からどんどんどんどん溢れてきやがる
赤ワインよりビールがいいなオレは
なあ飲もうぜ今夜は
なあなんとか言ってくれよ！なんだか体が冷たいんだよ