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■世界名作劇場1
「ロミオとジュリエットと三匹の子豚」
「あぁロミオ、あなたはどうしてロミオなの‥‥」
完▲。
▼。
■世界名作劇場2
アリとキリギリスとオオアリクイ
「だから言ったでしょうキリギリスさん
「すいませんすいませんアリさん、なんでもします、
「ダメです。働かざるもの食うべからずです。
キャーーー!!
「アリ、ウマソウ」
オオアリクイはアリを食べてしまいました。
キリギリスは思いました。
「キリギリス、ウマソウ」
オオアリクイはキリギリスも食べてしまいました。
お腹がいっぱいになったオオアリクイは
完▲。
▼。
■世界名作劇場3
「ヘンゼルとグレーテルと白雪姫」
ヘンゼルとグレーテルは帰り道を迷わぬよう
白雪姫はそのパンを落としたところから一つずつ
「なにやってんだこのバカ!」
ヘンゼルとグレーテルは執拗に白雪姫を罵倒しました。
みごと仮死状態になり、この困難を乗り切りました。
しかし、ヘンゼルとグレーテルが愛想を尽かして去った後も
めでたしめでたし。
■お妃様は魔法の鏡にたずねます。
「世界で一番美しいのはだあれ?」
鏡は答えます。
「今、一番美しいのはお妃様でございますよ」
めでたしめでたし。
完▲。
▼。
■世界名作劇場4
「○太郎と○○○姫」
むかしむかし
スミスくんは言いました。
「あぁ、オマエのお父ちゃんはな、それはそれは破天荒なヤツでのう。
「お姫様!?それ初耳!!」
「おお、そうじゃったかの。
「マジで!」
「マジで!‥‥そうあの時はマジでビックリしたわい。
「えぇ!?ガイジンやったん?ボクのお母ちゃん!」
「そうじゃよ、だからオマエはスミスなんじゃよ」
「へー、と言うかお母ちゃんどこの国のお姫様やったん?」
「あーー、国の名は忘れたがそこは美味しい桃の産地でのう。
「へー、そうやったんかーー。知らんなんだなー」
「まぁ、今となっちゃどうでもいい話じゃわい。
「うん、食う食う!」
めでたしめでたし。
完▲。
▼。
■世界名作劇場5
「フランダースの犬と猿とキジ」
猿とキジはもしやと思い、犬にたずねました。
「犬さん犬さん、あちらのお方は桃太郎さんですよね?」
犬さんは言います
「「‥‥マジで!?」」
一体いつの間に入れ変わっていたのか、
完▲。
▼。
■世界名作劇場6
「へー、これがルーベンスの絵かー。
「あぁ、大変です大変です。猿とキジがはぐれてしまったみたいですワン」
「ありゃりゃ、時空の狭間ではぐれてしまったかな。」
「どうしましょう?どうしましょう?」
「いや、まぁ後でいいさ。とりあえず白雪姫を助けに行く事が先決だ。」
「は、はい。わかりましたワン」
「足り無い分はあれだな、そこの豚達でも連れて行こう」
「ブーブー」
「豚、うまそうだワン!」
「おいおい、犬!こいつらは晩ゴハンじゃねぇ仲間だ」
「えぇー、でもーおいしそうじゃないですかー」
「ダメダメ。お!あそこにオオアリクイがいるぞ、あれ捕まえてこい、晩ゴハンにしよう」
「ワン!」
めでたしめでたし。
完▲。
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「世界名作劇場」
余計な物が付いたお伽噺。
完▲。
「おぉジュリエット、君はどうしてジュリエットなのか‥‥」
「ブーブー」
「ブーブー」
「ブーブブー」
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あなたは暖かい内にちぃっとも働かなかった
だからそういう目にあうのですよ」
なので少しの食料を分けてはくれませんか?」
‥‥だけれどもそれではあんまりだ。
いいでしょうキリギリスさん今回だけは‥‥はっ!!」
出たぞーー!!
オオアリクイが出たぞーー!!
「ヤッタ!これでアリの蓄えた食料は全部が全部オレ様のモノ!」
とても満足しましたとさ。
めでたし、めでたし。
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パンのかけらを少しずつ落として行きました。
残さず食べて行きました。
「本当に信じられないアホだわ!」
白雪姫はおろおろしてしまい、この状況から逃れようと
フトコロに忍ばせていた毒のリンゴをひとかじり。
白馬に乗った王子様は現れなかったため
白雪姫は森の中、朽ち果ててしまいましたとさ、
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あるところに
おじいさんと
おばあさんと
スミスくんが
住んでいました。
「なぁ、おじーちゃん。ボクのお父ちゃんってどんな人やったん?」
あるとき鬼ケ島に鬼を退治に行ったかと思えば、
またあるときには、魔王に捕われたお姫様を救い出しに行ったりと、
それはもう大変なヤツじゃった」
というかそのお姫様がオマエのお母ちゃんなんじゃよ」
魔王を退治して来たと帰ってきたアイツが
『俺の嫁だ!』とイキナリ
金髪碧眼の美女を連れてきたのじゃから」
オマエのお母ちゃんは”ピーチ姫”と呼ばれておったそうじゃ。。」
ほれスミス、キビダンゴ食うか?」
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「ですよね?」
「はっはっは、何を言うのですか?違いますよ。
彼は桃太郎ではありません、ネロさんですよ」
そういえば犬さんもいつの間にかデッカイ犬になってるし、
あぁ、桃太郎さん桃太郎さん、
あなたはどこにいったのか。
次元の狭間に迷い混んでしまったのか。
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ほほぅ、やっぱ実物は凄いなぁ、はるばる見に来た甲斐が在るってもんだぜ。
‥‥ん?どうした犬?」
「ブーブー」
「ブーブブー」
あと、あれやこれやとありまして
桃太郎とジュリエットは
末永く幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
「ちょ、あんた何やってんですか!」
「うるせえぞ犬」
「キャン」
。
「‥‥ぁん♪」