| 感想 |
平凡な少年が電波系の少女と出会うというのはパターンなのですかね。
「ブギーポップ」も「イリヤ」も「涼宮ハルヒ」もそうでした。
2人のヒロインもなんだかハルヒを2人に分割したような類型的なキャラです。
とはいえ、ただパターンを踏むだけでなく、この作者なりに消化・吸収して良い作品に仕上げてあります。
ギャグからシリアスへの落差は素晴らしいものがあるし、ラストも続きを読みたくなる上手い切り方です。
ただ、ただですね。何かぎこちなくて物足りないんですよね。
心理描写は見事なのですが、キャラはどこか飼い慣らされているみたいに感じるのです。
ストーリーや設定の既存パターンを使いこなしていても、その外側へ一歩踏み出す姿勢が見えてきません。
完成度は高いと思います。続きが気になりますから2巻も買います。
でも同時に、新しい流れを産み出すものでもないように思えるのです。(2005/8/31)
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