TOPヴァジラヤーナコース教学システム>内容

●ヴァジラヤーナコース● 教学システム教本(P.236〜P.240)

第三十六話(一九九三年四月十日 福岡支部)

 わたしが予言したこと、これは、ほとんど成就してしまった。最近では、株が低迷しているとき、わたしは、「この株はもう一度復活し、そして、それによって投資家は投資を行ない、次に、日本経済は完全なる崩壊に瀕するだろう」という予言をした。この予言はまだ成就していないが、その予言の前兆である株価の高騰、これはあなた方も知っているとおり、二万円台前後の値上がりをしていると。この値上げの上昇は非常に危険なのがある。しかし安全だろうというふうに予測されている。しかし、先程述べたとおり、この株価の上昇というのは、もともと経済が復興していない状態での上昇であるから、大変危険なものであることはいうまでもない。
 それからもう一つ、これは三月の横浜・東京の説法でわたしは、「カンボジアに行っている日本人が殺されるであろうと。そしてそれによって日本に、国内において、『さあ、日本国民がやられたんだから』という風潮のもと、自衛隊は軍備の方向へ移行するはずである」という話をした。そして現にこれも、成就していると。このように目の前にある現象、最も近くの現象を予言し、そして成就させている今の宗教家というものはこの世界にいるかと。これは、いないということができる。もともと、多くの国際情報が入ってき、そしてコントロールできる立場にあるならば、これをコントロールし、「未来においてこうなりますよ」ということでそれを予測したかのように見せることはできる。しかしそれ以外、今のこの混沌とした世界情勢を予言することは難しいと。
 ではなぜ、わたしが、その予言ができるのかと。わたしはあまり自分で自分のことを宣伝することは好きではないが、それは、あなた方の前にいるわたしは、すべての魂を救済しなければならない役割のためにこの人間の世界へ生まれてきた魂だからであると。つまりあなた方は、類い稀な功徳によってその者の教えを実践し、そして、心の本質・魂の本質へと到達できる可能性を秘めているんだということをもう一度認識する必要がある。言い方を換えるならば、この生のこのチャンスに一生懸命修行しなかったら、それは大きな損失であると。
 特に、第三次世界大戦の様子が見えてきた今、何をどのようにしなきゃならないのかについてこれから話したいと思う。湾岸戦争で亡くなったイラクの兵隊は、十万人に上ると。しかし、その十万人のイラク兵の中で、死体が発見されたのは、だいたい八千死体と。じゃ、九万二千はどこへ消えたんだと、ね。これは、プラズマ兵器によって消滅させられたんだというのが一部の意見である。
 この、プラズマ兵器とは何かというと、簡単にいうならば電子レンジの強烈なものだと考えてください。つまり、わたしたちの水元素にプラズマを発生させ、そしてそれによって肉体を蒸発させる兵器であると。これによって九万二千死体が消えていると。つまり、第三次世界大戦で使われる兵器は、原爆でもなければ、あるいは生物兵器でもなければ、あるいは化学兵器でもないんだということだね。
 ではなぜこのプラズマ兵器が最高なのかと。それは、まず、今の宇宙防衛、つまり、衛星を使った防衛で、自由自在にいたる所にフォーカスすることができると。つまりいたる所に焦点を結び、そこを、五千度、一万度、一万五千度と加熱することができるんだ。そしてここには兵隊はいらないと。
 そして、この五千度、一万度、一万五千度というのは、いっさいの化学反応が無に帰すると。そして、それぞれは原子の状態に至ると。つまり、化学兵器、ね、まあ例えばわたしたちの皮膚から浸透し、それを溶かすような化学の兵器や、あるいは呼吸器官内に入って、そしてそれによって神経シナプスの働き、つまり神経系の働きを完全に停止してしまうような兵器等があるわけだが、これらのすべての兵器がこの温度によって完全に無に帰すと。もちろんわたしたちの肉体が、五千度一万度でどうなるかというと完全に蒸発してしまうと。このような状況になると。
 もちろんこの化学兵器、あるいは生物兵器だけに対応しているわけではなく、例えば核爆弾についても、その核爆弾を有しているその弾頭にね、この照準を合わせれば、そこで核融合反応、あるいは核分裂反応が起きて、そして、それによってその空間は放射能の海となると。
 この、アメリカの大変すさまじいプラズマ兵器に対抗して、ロシアは何を考えているかと。−−だからこれを、今のアメリカ兵器を、端的な言葉でいうならば、「プラズマ反射衛星砲」といったらいいだろう。つまりこの衛星というのは人工衛星のことだね。人工衛星でプラズマを反射させ、そしてそれによって対象の地点を完全に消滅させると。これが「プラズマ反射衛星砲」だ。−−これに対してロシアは「恒星反射砲」というのを用意していると。「恒星反射砲」とは何かというと、約三キロの鏡を宇宙空間に打ち上げると。これによって、太陽エネルギーをそのままこの地上に照射すると。わかるな、どうだ、第三次世界大戦のスケールは?
 このような状況を考えると、この地球人類が三分の二ぐらい消滅したとしても、何ら不思議はないと思わないか?
 ところで、これらの現象に対して、わたしたちはなす術があるのかという問題について検討しなければならない。実はこれだけ、わたしかあなた方に第三次世界大戦の様相について話すことができるということは、わたしもわたしなりに、いろいろアメリカの軍事、それからロシアの軍事については研究をしてきた。そして、その結果、日本がまずどうなるかと。
 日本は今から数年前はね、アメリカに投資二、それからアジアの投資一だった割合が、今は、アメリカの投資が一、アジアの投資が二になっていると。これは何を意味するかというと、アメリカ離れを起こしているわけだね。で、このアメリカ離れというのは、意図的に起こさせられているわけだ。で、アメリカにいじめられている。「ようし、じゃあ再軍備だ!」と、日本は用意すると。
 しかし、日本はもともと基礎科学、ね、例えば、ここにある金属があるとして、この金属はどういう性質であるとか、あるいは、例えば、熱を上昇させるためにはどうしたらいいとか、そういう基本的な科学、カネにならない科学については非常に遅れています。で、これ、遅れているとは何かというと、例えばあるものを作り上げようとするとき、要するに作れないということになるわけだね。というのはなぜかというと、これは修行もそうだが、科学もそうであると。基礎があってその上に応用があると。
 したがって、基礎のない国というのは非常に弱いんだね。例えばロシアの場合、この基礎の研究、つまり科学者が百万人、軍事の研究家がいると。おそらくアメリカも同じ程度はいるでしょう。これに比べて、日本の場合どうかというと皆無に等しいと。ただ先端技術で、誘導、その他についての部分は、まあ、世界に先んじているところはあると。したがって、右翼の方々は、「いや日本のこの誘導は素晴らしいんだから、戦ったって大丈夫だ」と言っていると。
 しかし今言ったとおり、ある固体がね、宙に浮いて、そして対象に行き、それが返ってくるというスピードと、例えば光がある点にフォーカスされるスピードを考えた場合、それは雲泥の差なんだよ。それは、百倍千倍というスピードという差ではなく、もっともっと大きな差があるわけだね。つまりスピードにおいても完壁に負けていると。それから発生されるエネルギーにおいても負けていると。
 しかしこのような状態で、おそらくわたしたちは、国家の力によって扇動させられ、そして、第三次世界大戦へと突っ込んでいくだろう。そして犬死にだ。それはちょうど、イラクの兵隊が、シュンシュンと溶けていった、犬死にしたのと同じだ。湾岸戦争での死者の数は、アメリカ側が八百数十名と、イラク側が十万人といわれていると。これだけ差ができたのは何かというと、今言ったプラズマ兵器があったからであると。
 したがって、わたしたちが生き残る道は一つしかないと。
 それはわたしたち自体が、この肉体においてプラズマを発生させることであると。もともと、オウム真理教の実験によってね、成就者が電場を発生することは明らかになっていると。この電場の発生というものは、プラズマの発生の前段階である。したがってもう少し修行ステージを上げるならば、この肉体からプラズマが発生できると。というより、成就者の中では、静電場をね、発生させることはできると。で、これはまあプラズマといってもおかしくないと。そしてこの状態でプラズマが照射された場合、その静電場の電場が増大するだけだから、この肉体は防御できるはずである。
 したがって、わたしたちが必死に修行し、そして必死に瞑想し、わたしたちのエネルギー、これを増大させると。ね。そして、このアージュニァー・チァクラの、イダー、ピンガラ、スシュムナーという三つのそれぞれの周波数の、ね、発されるマイクロ波のだよ、その波が一致したとき、わたしたちは、自分の肉体でプラズマを発生することができるようになるんだよ。で、このときにわたしたちは、今回の第三次世界大戦から守られることは間違いないだろう。
 したがってあなた方がなさなきゃならないことは、肉体を早く清め、心を清め、そして、このアージュニァー・チァクラを開発し、ね、肉体をプラズマ化すると。いいか、これをもしあなた方が達成できなかったら、あなた方は必ず後悔するよ。
 このプラズマ兵器のね、メリットはね、核と違い、核はその空間を汚すが、プラズマは汚さないんだ。非常に綺麗なんだね。そして周波数によっては、この、例えば建物にいっさい害を加えることなく、肉体だけを蒸発させられるんだよ。それは周波数帯から選べばいいわけだ。したがって、どれだけ使ったとしても、ね、相手方がそのプラズマ兵器をどれだけ使ったとしても、占領した後、相手方は対象の物質だけを得ることができるというメリットがあるんだ。
 必ず、第三次世界大戦は起きます。これはわたしの宗教生命をかけてもいい。必ず起きます。したがってあなた方は、自己をいかに防衛するか、これに今日からね、没頭してほしいと思います。いいね。
 ところで。第三次世界大戦が起きようが起きまいが、わたしたちは死ぬんだと。この原則は変わらないよね、どうだ。したがって身近に目標を持ち、そして達成すると。これによって死を完全に克服できるならば、今回の第三次世界大戦はどうだ、わたしたちに大きな利益があるということになる、そうじゃないか?
 つまり、淡々と、ね、何の引っかかりもなく生き、そして死んでしまうと。そのとき見えるのは黒いバルドや緑のバルドや、あるいは黄色いバルドである、じゃしょうがないと。わざわざ神々は、身近に第三次世界大戦というものを設定し、いいか、わたしたちに、「さあ、ここまで成就しなかったら死ぬぞ!」と、ね、見える目標を与えてくれたんだ。そう考えよう。いいな!
(一同)はい!
 現象は、その人の心の働きによってプラスにも見えるし、マイナスにも見えるんだということを、最後につけ加えておきたいと思います。


ヴァジラヤーナ教学TOPに戻る

TOPに戻る