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「こころのふるさとの詩」

制作披露コンサート&授賞式レポート




ここは


   7月25日(土)に岩手県胆沢町で行われた、「こころのふるさとの詩」
   制作披露コンサート&授賞式とその後の制作記念パーティーをレポートしたページです。
   興味のある方はどうぞ (^^)



1.はるばる来たぜ胆沢町


 4時起きして荷物準備して、とっとと発ちました。
大賞受賞者だから遅れちゃなんねぇ! とばかりに
水沢駅前の交番で道をたずねたりして、14時半には
会場である岩手県胆沢町の文化創造センターに到着。
一番乗りでしたv(^o^)
 受付でもたもたしてたら気付いてくれたのが・・・
わーい、胆沢町役場の村上さんだぁ(^^) 相変わらず
寡黙なイイ男ですねぇ。私の守備範囲外ですが(笑)


 15時からのリハーサルにはもちろん余裕でした。
同行の友人3人は開演まで水沢競馬場を見てくると
いうので、一人でポツンと待っていました。
歯を磨いたりお茶を出していただいたりしてたんです
が、とにかく・・・間がもたない(苦笑) あっ、
ダークダックス到着! マネージャーさんのいつも
のニコニコ顔見るとホッとするなぁ・・・ とり
あえずぺこぺこ。はい、先ほど着きました〜(^^;)
 14時40分頃、ようやく私以外の受賞者である
歌詞の部優秀賞の塚本さんがいらして、ポツリポツリ
と言葉を交わしました。そして45分頃、早坂さん
が控室に現れました。へぇ〜、タクシーで来たんです
かぁ。そこで二人で盛り上がっていると、徐々に人も
増えてきて、そのまま15時を過ぎました。村上さん
から記念品の入った紙袋を受け取ったり他の受賞者と
写真を撮り合ったり、結構好き勝手にしてましたね。


 あっ、紙袋の中にちゃんと本が入ってるぅ〜。包装
してあるけど〜、って、そりゃ記念品だからね(笑)
発売日であるはずの前日24日(金)、足を棒にして
千葉の本屋をまわったけど、どこにも無かったぞ〜。
やっぱり発行部数が少ないからまわってこないんです
ね。お、B6サイズか〜。意外に小さい、けど厚い立派
な本だなぁ。


 15時10分頃、ようやく説明が始まりました。
みんなお手洗いに行ったり胸に花をつけてもらってたり
でわたわたしてましたけど(笑) 簡単に座席について
説明があった後(詳しくは舞台あがってからですって)
旅費清算と賞金の受け取りが始まりました。ふふふ、
こぉ〜んなコトもあろうかと、ちゃ〜んとハンコ、
持って来たぜぇ〜v(^^) って、会社入る前の旅費清算
って「印鑑忘れずに」って注意が必ずあったよなぁ、
とカラダが覚えてたからなのだ。



2.舞台の上では平気なの(リハだもん)


 いよいよホールへ・・・って、まぁ、まだリハーサル
ですから、別になんともないです。早坂さん今から結構
ドキドキしてるみたいですが(笑)
 うわぁ〜、このホールなかなか大きい〜!! まずは
客席の中の一画の受賞者席へ。ああ、どこに座ってもいい
んですか。座ってみて気付いたんですが、ステージは
それほど高くないんです。早坂さんとも「体育館とかの
ステージと比べて、低いよね」なんて話してました。
だから客席の延長みたいで、圧迫感がありません。いい
ホールです。


 「みなさんステージの上へあがって下さい」ん〜、
いよいよですね。「わー、ステージの上なんて卒業証書
授与の時以来ですよー」と言うと、早坂さんもちょっと
考えて(この間は何なんだ(笑))「私も・・・そう、
そうだわ」「あ、そうですか(^^;)」
 で、客席から見て右側に並べられた椅子に座らされる
わけですが・・・ 私ら抒情歌の部が前の列で早坂さんら
歌詞の部が後ろの列。大賞の早坂さんと私は中央よりの
端っこ。わかりやすいですね。早坂さん「蘭くんの後ろ
なんだ。後ろでよかった〜」「もー、そーやって隠れない
で下さいっ!」(笑)
 ダークダックス、それに、ついに小林亜星さんの登場!
うっわぁー、ホンモノだ〜(*^^*) ああ〜、ああ〜、
「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」のっ!!
「ガッチャマン」ED「倒せ!ギャラクター」や
「とんがり帽子のメモル」ED「優しい友達」のっ!!!
小林亜星さんだぁ〜。うっとり〜(<バカ)。
 早坂さんと顔を見合わせちゃいましたね。「で、町長
さんはどの人?」・・・そ、そこで私にフられても(汗)


 リハーサルが始まりました。私らは1部と2部の休憩の
間にステージにあがって、幕が開くわけです。
 審査員の先生方の紹介が終わったら受賞者の紹介です。
 ここで名前を紹介されたら、立って一礼して座るんです
ね。はいはい、せんせぇ、わかりましたー。
 で、次が町長さんの登場・・・あ、あの方が。6月の
町長選で前町長に勝って就任した後藤町長です。呼んで
来られました。この方からタテとか受け取るわけね。
 礼はどうするのかなぁ・・・「卒業証書授与式」みたい
でいいのかしらん? とりあえず思った通りにやって
みました。「ミスゆきつばき」から受け取ったタテを
町長さんが読み上げて、私に・・・ う゛、なんだか
「ずしっ」と重いぞ、この記念のタテ。まさか南部鉄器
でできてんじゃないだろーな(汗)
 で、席に戻る、と。ん? この大きくて重い記念品群
を抱えて座ってるわけか、私と早坂さんは? ををーい、
ミスゆきつばきー、これを引き取ってくれぇ〜(苦笑)
 さて、続いてインタビューです。審査員インタビュー
ということで、亜星さんとダークダックスが前に出て
話をうかがう、というものですが、うひょー!! 私の
目の前に亜星さんが「でーん」と(*^^*) なかなか
ファンキーなカジュアルシャツを着ていらっしゃいます。
ふふふ、ホントに丸くて、後頭部がとってもキュート
でした(^^) ナマだー!! ナマ亜星さんだー!! 超
幸せ〜(*^o^*) 受賞者インタビューもあります。結局
インタビューの時は私ら二人とも呼ばれて出て行くこと
になりました。そこで進行の人が気付いてくれました。
「物を置く時に客席にお尻を見せることになるし、席で
記念品を持ってモゾモゾしてるのもみっともないので、
席に戻ったらそのまま座り、その後記念品を預かる者を
横につけますので渡してください」ああ、やっぱし(^^)



3.ピッカピカの中学生


 ダークダックスによる大賞曲披露が終わったことに
して、最後のプログラムのリハーサルです。リハーサル
とはいえ、しっかり中学生を呼び出すわけで・・・


 うきゃーーっっ!! 可愛い可愛い可愛いよぉー!!
男の子ぉーー!!(爆死)4ヶ月前までは小学生だった
子たちなんか初々しくって、いいねー(ぐふふふふふ)
とボンノーに走ってしまいました。前奏が始まって、
ホントに歌い出す・・・ ああ、いいねぇ。私ら受賞者
はその時脇によけてたんですが(舞台向かって右側)、
男の子たちの方だったワケで・・・
 うふふふふふふ〜。
 最高。
 端っこの方だから、私らのそばの子たちは多分3年生
ですね。でもやっぱりスレてないカンジがマル(*^^*)
 そうして「少年期」と「北のふるさと」両方とも歌い
終わりました。


 はい? 私と早坂さんは中学生の前で歌うんですか?
とりあえず呼ばれるままに出ていって、中学生の前に
立つ私。ははぁ、「少年期」の時は私が亜星さんと
神子雅さんの間に立って中学生の前で歌い、「北の
ふるさと」の時はバトンタッチして私が脇へ引っ込んで
今度は早坂さんがその位置で歌う、と。
 ああ、時間の関係で1番だけやってみるんですね。
わかりましたー(^^)
 んー、背後に男の子たちの視線(いや、女の子たちも
だけどさ、中央右寄りで、立った位置がもう、小学校を
出たてに見える男の子たちの前だったのだ〜)を感じて
ちょっと緊張。あは、亜星さんもチラッとこちらを見て
たりして(^^;) ん〜、ちょっとだけドキドキ。うわ、
神子さん、そばで見ると細いっ!! や〜っぱ可愛い
女の子もいいなぁ、とボンノーしたりね(<死ね!!)
 1番だけ歌い終わると早坂さんと交代。マイクを渡し
私は脇へ引っ込みます。ふふふふー、また男の子たちの
横だぁ(*^^*) そこで「北のふるさと」を1番だけ
歌って、楽曲披露のプログラムは終わり。


 あとはアンコール無しの幕。要は終わり方ですね。
私たち受賞者がばーっと中学生たちの前へ並ぶんです。
「そこのラインより後ろにいてください」その線の内側
に退いて一斉に下を向いて線を眺める私ら受賞者軍団。
「本番ではそのラインに緞帳が降りてきます」またまた
一斉に上を見上げて緞帳を眺める私ら受賞者軍団(汗)
な〜にやってんだか(苦笑)


 「退場ー!」へ? おお、号令かける子がいるのか。
亜星さんが「ありがとー。ありがとーね。いやー、
素晴らしい歌声だった」と声をかけています。私もそう
思います。亜星さん、私にも声をかけて下さいました。
「名刺、あげたっけ?」「いいえ・・・」「ああ、それ
じゃあ、後でね」「はいっ! ぜひ!!」(*^^*)
 そして中学生が舞台を降りていく・・・ 逃すもの
かっ!!(なんか違う・・・) いえ、たずねたいコト
が。しっかり手近にいた男の子たちをつかまえて声を
かけました。「あ、すいません。あの、音楽の川村先生
はいらっしゃってますか? お手紙いただいたので、
一言ご挨拶したいんですけど」男の子たち眼をくりくり
させ(う゛、犯罪級の可愛さだ)ちょっと考えてから
思い出したように「ああ・・・! 小ホールにいます」
「いらしてるんですね? 小ホール・・・向こうか。
どうもありがとう」「いえ・・・」ペコッと軽く会釈を
するシャイな男の子、可愛すぎー(*^^*)



4.君去りし後


 「蘭くん!」早坂さんが声をかけてきました。振り
向くと「わかった〜?」手順の話ですか。「いくつか
疑問点があるので、進行の人にたずねてみますよ」
「礼って2回でいいんだよねぇ?」「あれ? 3回
じゃないんですか?」「前へ出て受け取る時に1回、
受け取った後に客席に向かって1回・・・」早坂さんが
指折り確認しています。「審査員に向かって1回、礼を
しなきゃいけないんじゃないですか? 選んで下さった
先生方ですから(^^) 確か卒業式でもお偉いさんに
向かって礼した記憶がありますけど」などとやっている
と、声がかかりました。「すいません、表彰のところ
だけもう一回やります」周りは音あわせ等でゴタゴタ
してますが、やるんだそうです(笑)。「それじゃ、
通しで一緒に練習しましょう」早坂さんと一緒に進行
さんのところへ集まって、通しで練習。
 「さっきはここで"二人は席に着いてください"みたい
なMCが入りましたけど、それだと私が受け取った後は
早坂さんが受け取るまで、その場で待っている必要が
ありますよね? あのMCだと勝手に戻るわけには
いかないな、と思ったんですが」「それじゃ、席へ戻る
のは指示します」「ああ、MCで指示してもらえるなら
問題無いですね(^^)」疑問点はクリア。それじゃ、後は
本番をこなすだけ、ですね。それが一番の難関ですけど
ねー(苦笑)


 さて、戻りますか・・・って、他の受賞者は当然もう
周りにいないわけで・・・ 帰り道がぁ〜、あぅあぅ。
 しょうがないからその辺にいたスタッフをつかまえて
案内してもらいました。「もうお客さん並んでるんで、
裏からまわりますねー」は・・・はははは・・・・
早坂さんいわく、「気分はゲーノージン」(笑)
 途中一度外に出るコースです。ん? な、なぜこんな
トコにブルーベリーの木が!?(汗)なにやら後で使う
らしいですが、ま、いいや。



5.芸能人は歯が命ってホントかも


 はぁ〜、やっと戻ってきたか、受賞者控室。何も考え
ないでゆっくりしてよ。と、思いきや! 待ち受けて
いたのは新たな刺客!!・・・じゃーなくて(たりめー
だ)、お手紙下さった南都田中学で音楽を教えている
川村久美子先生。ベテランの先生です。ああっ、どうも
はじめまして〜、お手紙ありがとうございました〜(^^)


 ・・・はい!?


 ・・・・・・。


 あの、今、なんと・・・?


 「生徒たちがお待ちしていますので・・・」・・・
ソレって、まさか・・・


 う゛ぎょ゛え゛え゛〜゛っ゛っ゛!! ソレって私に
全校生徒の前で話しろってかぁ〜!?(激汗)ちょっと
待てぇぇ〜!! 聞いてないよぉ〜、そんなの〜〜!!


 さあ、どんどん行こうね、どんどん。ぬおぉ〜、校長
先生に紹介されちまったぜ! 「どうもはじめまして〜
はい、ありがとうございますぅ」ブリッコでしのぐが、
逃げたくなったぞ。は〜ぁ〜ぁぁあ、勉強やれぇ〜い!
はよこいアーッコちゃん! とか好き好きソングが頭の
中でかかる瞬間だった(<かなり動揺している)。
 不意討ちとは卑怯な〜り〜、とかひたすら動揺してる
と、「どうぞ生徒たちの前へ。話してやってください」
・・・う、うながされちまったぢゃねーかぁっ!!


 ん〜、なんか壇がしつらえてあってマイクも準備して
あるけど、もちろんあがる気は無い。先生は「前へ」と
言ったんだもんねー、へへへ。話をするなら見下ろす
んじゃなくて、生徒さんたちと同じ目線じゃなきゃな。
私は別に偉い人でもなんでもないんだから。そう思って
壇&マイクと生徒さんたちの間に立った(ちょっとヘン
だけど(笑))。
 川村先生から紹介が。「さあ、待ちに待った作者との
ご対面です」・・・待ってたのかなぁ、ホントに(^^;)
 「皆さんこんにちは、はじめまして。四街道、あ、
ええと、千葉県の四街道というところから参りました
里島 和也です(*^^*)」
 ん、一呼吸おいてからの第一声は、概ねOK、かな。
 発声してしまうと、精神的緊張は解けて思考が働く
ようになり、後は考え考え言葉をつないでいく、と。
「大丈夫でした? 歌いにくくなかったですか?」目線
を一人でも多く視界に入れるように左右に振る。私だけ
がしゃべっているのは不公平というもの。よし。んじゃ
感想をたずねてみよう。そこで川村先生に生徒を指名
してもらいました。「パートリーダー、起立!」うわ、
パートリーダーか、懐かしい響き!(^^) そして私は
フレンドリーさをアピールするかのようにゆったりと
歩いて起立した生徒さんたちの前へ行く。
 一人一人感想を聴いていきます。男の子の方がシャイ
なんですね、やっぱり。言葉少なで萌え萌えです。一方
女の子ははきはきと答える子が多くて、この年頃の成長
曲線を見るようで面白かったですね。ここでわかったの
は、「少年期」にうたった原体験に関しては、この子
たちとはジェネレーションギャップが無いということ。
収穫、収穫(^^)


 などといい感じで話を進めていたらばっ!! 問題は
身体的緊張の方だった。これが時間差で来てしまった
から始末におえない。うひぃ〜、顔がひきつるぜ(^_^;)
さっきの精神的緊張がこんな時間差で出てくるワケね。
やれやれ(-_-;)
 とにかく話をうまい具合にまとめ(苦笑)、なんとか
引っ込める態勢に持って行ったかに見えた・・・がっ!
川村先生のアナウンス。「それでは、生徒たちから里島
さんにプレゼントがあります(^^)」うおおおーっ!?
なんだぁ!? これで戻れるんじゃないのかぁ〜!?
代表の女の子二人が前に進み出て・・・「状差しです」
顔引きつってるの、見られてるんだよなぁ・・・(T-T)
素敵な曲だとかいろいろ言ってくれたのにこんな顔しか
見せられなくてゴメンねぇ〜〜。嬉しいのにねぇ〜〜。
 それでも受け取って「皆さん、どうもありがとう
ございます。大切に使わせていただきます」とか挨拶
して拍手受けて・・・ その最中も笑顔のつもりが
遅れてきた緊張のせいで引きつりまくりだったのは疑い
ない事実(泣)。引きつって余計に歯が見えてるんだよ
なぁ。芸能人は歯が命ってホントかもしれません。歯、
磨いておいて良かったなぁ・・・



6.舞台の上はガラスの仮面(本番)


 今度はお客さんの並んでる前を堂々と通って(笑)
控室に戻ったんですが、それからまもなく開演でした。
第一部は客席の一部の受賞者席に座って、フツーの客の
状態で神子雅さんとダークダックスのコンサートを連続
で聴きました。神子雅さん、声、奇麗じゃん。遊佐未森
や種ともこ等の女性アーティストが守備範囲なもので、
ちょっとチェック入れてしまいました。アイドル系なら
歌にはもともと期待しないけど、それ以外はやっぱり気
になります。んっ!? オケがトんだぞ!? 音響〜!
本番で失敗すんなよぉ〜!!(汗) でもさすがプロ。
平気でトんだオケにもついていってる神子さん。続いて
われらがダークダックス。やっぱり凄いね。かじりつき
で見るのもなかなかいいものです。


 第一部が終わって休憩時間、同行してくれた友人3人
を客席に探したのですが、見えない・・・(T-T) 眼鏡
買い換えないといけないなぁ。そしていよいよ第二部。


 席が並べられてます。リハ通りに着席して開幕を待つ
私たち・・・ かーっ! やっぱり素人には辛いです。
幕が開く・・・ 救いはホールの作りですね。客席を
見る余裕もあるし、授賞式さえクリアすればっ!! と
思ったのは甘かった。授賞式自体はMCの指示に従って
進んだので、問題は無かったのですが、そう、大賞を
受賞の私と早坂さんは、簡単な(はずの)インタビュー
があったんですね。亜星さんたちも正装してる〜(^^)
 「大賞受賞のお二方、どうぞ前へお越し下さい」
出ないワケにはいかないですね(^_^;) 左手にダーク
ダックス、右手に亜星さん、凄いシチュエーションです
こと。
 あああ〜、南都田中学の不意討ちさえなければ、この
場は身体的緊張無しで乗り越えられたものをっ!!
 ちょっと声の出も悪いです。しかし、たずねられた
ことには答えなければなりません。やっぱり本番は本番
でした。私たちがかぶっているのはガラスの仮面で、
すぐに壊れて素顔がのぞいちゃいます。いえ、素顔を
さらしまくりだったかもしれません。「漫画もお描きに
なるんですかー?」の問いに「興味のある方はアヤしい
即売会にでも行って探してみて下さい」まで言うかぁ、
自分っ!!(苦笑) うう、ガラスの仮面・・・(T-T)


 それでも終わりはやってきます(笑)。亜星さんの
指揮で全員合唱。中学生たちが舞台に上がってきます。
私は神子さん寄りでマイクを持たされて歌う・・・
 ああ、声がいつもの倍くらいビブラートかかってる。
 やっぱり緊張してると声って奇麗に出ないや・・・
冷静に分析する余裕があるんで、精神的にはそれほど
緊張してるわけじゃなかったんですが、身体的緊張は
解けてなかったわけで。その時、背後からとても奇麗な
ソプラノが「ぼくを〜」とかぶさって来たのに気付き
ました。気付くとここはリハの時よりもさらに左手の
女の子たちの前(中央には違いないんですけどね)。
 しっかり歌ってくれて、ありがとうね。もう他に何も
望まないや。そして「少年期」が終わって早坂さんと
交代。ちょうど身体的緊張も解けて、「北のふるさと」
は美しく歌えました。


 合唱が終わって幕が降りてくる・・・ どはぁ〜っ、
やっと終わりだぁ〜・・・ 終わったぞおおおぉぉ〜
 早坂さんとホッと一息つきます。「口パクだった」
「え? 歌わなかったんですか〜?」「全然声出して
なかったの、神子さんにバレてるよ、きっと」「あ、
それじゃホントにずっと口パクで(^^;)」「口パクも
難しいんだよぉ〜」・・・(笑)



7.お城のパーティー


 舞台を降りて席に置いてたパンフを回収してると、
早坂さんの親戚一同がわらわらと。うーん、私も友人
3名を探さないといけないんだけど・・・わかんない
なぁ。晩、どうするのかなぁ。私らこれから制作記念
パーティーがあるし・・・ などとブツブツ思って
いたらばっ! 早坂さんの親戚一同に囲まれていた!
おそるべし、親戚一同っっ!! で、ナニをされたか
というと・・・ 写真を撮られたのだった(苦笑)
私、別に血縁者じゃないから一緒に撮っても・・・
「いい! もう蘭くんも家族!!」・・・早坂さん、
相変わらず強引ですねぇ(笑) で、パワフルな
親戚一同、早坂さんに御祝儀を渡しまくってました。
この辺のノリにはいまいちついていけないなぁ(笑)


 ロビーに出てもごった返す人人人・・・ 友人3名
発見できず! どこだっ、友人っ!! 別にいいか、
向こうは携帯も持ってるわけだし・・・ それじゃあ
パーティー会場に行きましょう。っと、その前に
パンフレットを置いてこないと・・・ 早坂さんと
一緒にまず控室に戻ります。そして会場へ。小ホール
ってどっちだっけ・・・? あ、小ホールって南都田
中学の生徒さんの前で話させられたとこじゃん(汗)


 会場入口の受付に並ぼうとすると、一人のご婦人に
声をかけられました。え? ダークの後援会ですか?
しかも四街道の人。「私も応募しました。落ちちゃい
ましたけど、同じ四街道の人が大賞だというので、
自分のことのように嬉しいです」陽気に笑うおばさん
です。ありがとうございます。自主制作アニメのED
で終わらなくて良かった(笑)


 受付済ませて会場の中へ入り、指定されたテーブル
へ。私も早坂さんもテーブルは1番・・・ うわー、
偉い人たちと一緒ぢゃん!(そらそーか) 「こころ
のふるさとの詩制作記念パーティー」の始まりです。
挨拶の後、早速乾杯。私はビールは遠慮してアップル
ジュースで。さぁ〜、食うぞぉ〜!!(爆) 素敵な
田舎料理のかずかず。うんうん、私はこういうのが
好きなんだー(*^^*) 全て地元産の食材なんですね。
ん!? ステージ横にあるのは昼間見たブルーベリー
の木。ここで登場かぁ〜(^^)
 食べるぞー!! と気合入れてたけど、挨拶や写真
に応じていると食べてる時間が無いんですね(苦笑)
ダークダックスの喜早さんや胆沢町役場の佐々木さん
などと話をしました。そして亜星さん。約束通り名刺
をいただきました。もちろん私も名刺を差し出して、
「会社、日立です〜。"日立の樹"で亜星先生のお名前
はとても馴染みがあります〜」亜星さん、名刺をしげ
しげと見て、「おお、やばい! 日立の人であった
かぁ〜 やばい!!」な、何がやばいんだろう(^^;;)
マネージャーさんも紹介されました。「転職を考えて
いるなら彼に連絡を」あはは(笑) 日立の人間だと
わかると、ひとしきり"日立の樹"アレンジコンテスト
の話題で盛り上がりました。「あれもウチの事務所で
やってるんですよ」とマネージャーさん。「ぜひ応募
して下さい」うわぉ、亜星さんに誘われちまったぜ。
アレンジは苦手っつーかよくわからないのでパスする
つもりだったけど、断れない状況に(苦笑)
 おおっとぉ〜、早坂さん写真を撮り出した。あっ!
私、使い捨てカメラ忘れてきちゃったー!! 取って
きます・・・すごすご。


 盗難防止のために鍵のかかった控室に苦労したり
してカメラ持って帰ってくると、他の人の作品紹介
なんかがあったりして。早坂さんにカメラお願いして
亜星さんや神子さんとのツーショット写真を撮って
もらいました。うへへへ〜、ちょっとだけミーハーな
気分。撮るだけじゃなくていろいろ撮られました。
私と早坂さんのツーショットなんか撮って、みんな
どーするつもりなんでしょうね(笑)大賞受賞コンビ
がコレだぁ〜!! とかやるんでしょうか(^^;)


 早坂さんと「口パク」の話などしていて、村上さん
と話していた「受賞者による歌唱披露・・・早い話が
カラオケ大会」はどうするんだろう、ということで
役場の渡辺さんをつかまえてたずねてみました。回答
待ちの間、早坂さん一言。「私、さっきたくさん御祝
もらったから、それで行かない?」ああ、先程の親戚
一同の(^^;) なんて話をしていたら、渡辺さんが。
「村上はダークさんたちについてないといけないので
抜けられないみたいです」「ああ・・・!(やっぱ
大変だわ、主催者って)」「それで、どうでしょう」
「?」「皆さんさえよろしければ、これから改めて
別に席を設けますが」うぉう、話がわかる〜(^^)
 とりあえず一度ホテルへ行ってから仕切り直すとの
こと。


 団子など食らっていると、お開きのアナウンスが。
んを!? あそこに見えるは歌詞の部佳作、胆沢町の
小学生、斉藤竜慶くんではないかぁ〜!! ゲット
だぜぇ〜い!!(写真のコトね)。まずは丁寧に話し
かける。「あの、"田んぼ"の作者でいらっしゃいます
ね?」そこで隣のお母様が気付く。祝福の言葉を戴く
のって気持ちイイわ、やっぱり(^^) 「ありがとう
ございます〜(*^^*) あの、ぜひ、ご一緒に写真を
お願いしたいのですが・・・ 胆沢町の広報紙を見て
どんな子なんだろう、と楽しみにして来たものです
から(^^)」もちろんOK。早坂さんごめんなさい、
またお願いします。「あ、お母様もご一緒に、ぜひ」
お母様がおずおずと入られて。うーん、なんか妙な
気分(笑) 邪心を悟られまいとする巧妙な手口の
ハズなんだが(向こうさんは安心したろーが)、親も
公認の交際ってカンジで一人背徳気分だったぞ(爆)
 にしてもシャイだわ。広報紙の写真は笑顔が純朴で
明るそうなわんぱく坊主っぽいんだけど、着てるモノ
がちょっとイイだけに、その分萎縮しちゃってるか
なぁ。くすくす。そこがまた可愛いかもしんない。


 かくして私の「お城のパーティー」は、最後の最後
に純朴な可愛い王子さま(小学5年生)との思い出で
幕を閉じたのでした(笑) めでたしめでたし(?)




 さて、まだまだエピソードは尽きないのですが、
とりあえずこれでコンサート&授賞式とパーティーの
模様はお伝えできたと思います。もっといろいろ
聞きたいという方はメール下さいね(笑)



  「こころのふるさとの詩」制作披露コンサート&授賞式レポート 完




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