マスクの個展

世界初、マスクの個展・開催。

マスクの個展は2009年11月28日・29日でした。
たくさんの来場ありがとうございました。m(_ _)m



さて、マスクの個展は、2日間ですが、無事に終了しました。ホントに来てくれた皆様、本当にありがとうございました。m(_ _)m
これは、個展が決まってから終わるまでの報告レポートです。これから、個展をやってみようと言う方は、参考にしてください。
最初に個展が決まったのは、10月の末頃、友達からいきなり『個展やってみない』と誘われたのが最初でした。
『おもしろそうだから』と言う理由だけで『いいんじゃない』と、半分冗談で引き受けたのがきっかけでした。
ところが、その日のウチに、二子玉川にあるギャラリーを紹介してもらいました。さらに、近くの多摩川で
DMとポスターの撮影をします。これで、本気なことがわかりました。そんな話を持ってきたのが、A先生でした。
『全面プロデュースするから』と、言ったのに、結果的に『本業』が忙しくて、搬入と搬出はおろか、最終日の個展も手伝えませんでした。
なので、結果的に、マスクやポスターのディスプレイも自分でやるしかありませんでした。何しろ、センスがないので
どれをどうすればいいのか、まったくわかりませんでした。そして、自分で考えた結果が、次のページからの画像です。
いろんなことがあったけど、今回の個展は『マスクマニア以外の人』にたくさん来てもらって、マスクのことを知ってもらう。
以前、デザフェスにマスクを出したときに感じたマスクに対する『ハードルの高さ』にショックを受けたので、
今回は、普通の人にマスクを認知してもらうこと。マスクの楽しさとお手軽さを感じてもらうのが、テーマでした。

順を追って解説すると、まずは、個展というのをしたことがないので、何をしたらいいのかわかりません。
相談すると『お前は、マスクだけを作れ。当日までに、できる限り作りなさい』と、言われたので、他の事はA先生に任せて
ぼくは、マスクを作ることに集中しました。とは、言うものの、このときすでに一ヶ月を切っていました。
ざっと計算して、20枚は最低でもなければ格好がつかない。メキシコで作って売れ残ったマスクが6枚あったので、
残り14枚を作ることになる。オリジナルマスクのセミプロタイプを主に量産することにしました。
その間にも、マスクの展示方法を考えて『マネキンの頭』が必要となる。友達が美容師をしているので、大量に貸してもらう。
展示中に流すBGMも、どうせなら『ルチャリブレ』や『プロレス』に関係する音楽を流したいなと思ったけど、
CDを持ってないので、それも友達から借りることにする。他にもいろんな人に助けてもらいながら個展を開催することが出来ました。
そして、個展の2週間前にDMが200枚送られてきました。その日から、昼間はマスク製作、夜はDMを持って宣伝と営業活動が始りました。
しかも、一身上の都合でお酒が飲めない禁酒週間になっているので、飲み屋に行っても『ジュース』しか飲めない。
『飲み屋に何しに来たんだ』と、いつもの飲み屋のマスターに怒られながらも、快くDMをおいてもらいました。
他にも、皆さんに送りつけたり、まとめてもらってくれたり、知り合いの店に置いてくれたり、飲みに行けば、お客さんに配ったり
毎日の営業活動のおかげで200枚あったDMも前日までには、たったの10枚ちょっとに減りました。もらってくれた皆さん、
置いてくれたお店の皆様
、本当にありがとうございました。m(_ _)m

そして、前日を迎えました。天気はいいが、搬入を手伝ってくれる人がいないので、サイドカーで四往復して荷物を運びました。
大変でした。マジで・・・・・・ で、運んだら運んだで、今度は、マスクやポスターをどうやって展示するか・・・・
どうやったらいいのかわからないので、とにかく、マネキンにマスクを被せてテーブルに置いてみる。
マスクの生地や皮などを展示するスペースがなくなったので、苦し紛れにマスクの下に敷いてみる。
ミシン周りに道具とコレクションの雑誌を展示する。久しぶりに起動したアイボの動きを確認。ナントカ動いた。
壁にはポスターを貼る。そして、持ってきたチラシや試合の半券を適当に貼りまくる。ホントに適当だった。
どうにか、格好だけは付いたので、後は、泣いても笑っても明日の本番を待つばかりになる。どうなることやら・・・・・

そして、当日を迎えました。個展初日は、ドキドキして、かなり緊張していました。いろいろ考えた結果、やはり個展なので
正装ということで『スーツ』を着ました。もちろん、マスクはゴージャスな『タイガーマスク』です。来年が寅年なのでちょうどいい。
午前中に駅で待ち合わせて、ギャラリーに入り、最後の点検をA先生とする。若干の手直しをして、時間になったので
看板を出して、後は、お客様を待つばかり。ドキドキしていると、早速、お客さんが3人もやってくる。
しかも、マスクマニアではなく『普通の人』だった。DMを口コミで友達からもらい、やってきたとのこと。
さらに、1時間もしないうちに、ネットを見てやってきた、マスクファンの皆さんが続々とやってきた。
サイトを見て、わざわざ遠いところから来てくれたのがうれしい。(^_^) しかも、いきなり『2枚』もマスクが売れてしまう。
後日『とても素敵なマスクを買えてよかった』と、お礼をいただきました。m(_ _)m そして、知り合いやら飲み屋の常連とか
たくさん来てくれて、マスクも売れて、メキシコから持ってきたマスク本も売れて行きました。ホントにうれしい悲鳴です。
お客様がたくさん来てくれたのに、ひとりひとりに対応できなかったのが残念。接待も満足に出来なくて、反省してます。
そして、マスク製作の実演を始めると、マスクファンや小物を縫っていると言う人が集まって、見学しました。
見られていると緊張しますね。(笑) 材料の説明をしながらマスクを縫って行きました。いつもの飲み友達もたくさん来てくれました。
マスクには興味がなくても、ぼくに会いに来てくれるだけでもうれしい。そして、初めて見る『マスク』について
関心を持ってもらいました。ある意味、初日から大成功です。(^_^) この日一日で、ギャラリー代とポスターなどの印刷代など
支払い分の額が売れました。ホントに、買ってくれた皆様、足を運んでくれた皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m

2日目になると、慣れたもんです。ところが、プロデューサーのA先生が私用のために欠席したので、ぼく一人でやらなきゃいけない。
こりゃ、大変だ・・・・・・と、思っていたら、昼過ぎまで誰一人お客さんが来ない。2日間で合計50人のお客さんが来たら成功と
勝手に目標を作っていた。昨日が20人だったので、今日で30人来ないと目標達成できない。かなり不安だったが1時頃になると
続々とお客さんがやってきた。ギャラリー内は、十数人のお客様で一杯でした。(^_^) この日は、あっと驚くメキシコの
エストレージャのルチャドールのマスクを作っているというマスク職人さんや、自前のマスクを作ってきたマスク職人さん。
メキシコでマスクを造っていたマスク職人の人がやってきて、マスクの作り方などの情報交換ができた。
さらに、マスクとはまったく関係ない、通りすがりの人や、飲み屋の常連さん。久しぶりにあった、アイボ仲間。改造家の皆さん。
エロでアングラな変態さん、混浴仲間は奥様とペットのワンコまで連れてきてくれました。(^_^) そして近所のオバちゃんとおじちゃん、
ご近所様マスク審議会・川崎支部の皆さんから隣に住んでいる女子高生のお姉さんがお母さんを連れてやってきました。
ホントにたくさんの人が来てうれしいことです。(^_^) さらに、女王様と愉快なゲボクさんたちも大勢やってきました。
『マスクマニア以外の普通の人も来てるみたいじゃない。大成功ね』とお褒めの言葉をもらいました。m(_ _)m 
さらに、昨日も今日も、たくさんのお土産と差し入れ、本当にありがとうございました。
ビールにお茶、お弁当にケーキ、クレープやプリン、お菓子は多数、さらにはご祝儀までいただきました。m(_ _)m
それなのに、満足に食べることが出来ませんでした。いただいたものは、後でおいしくいただきました。ホントにご馳走様でした。
最後の日も、たくさんの人がやってきて、大盛況でした。最初はのんきに見ていたギャラリーのオーナーさんも
『まさか、マスクでこんなに人が集まるとは思わなかった』とビックリしてました。結局、2日間の合計で、55人の人がやってきました。
目標を達成どころか、それをオーバーしました。遠くから来てくれた皆さん、ご近所の皆さん、ホントにありがとうございました。m(_ _)m
これを機会に、第2回の個展もできるといいですね。定期的にできるようになるとうれしいです。

個展も無事に終了した途端に、雨が降ってきました。タイミングがいいのか悪いのか・・・・・・(T_T)
そんなこんなで、会場の後片付けを一人でやって、ギャラリーのオーナーさんにも手伝ってもらいながらやって
サイドカーで3往復して、荷物を持ち帰りました。雨が降っていたので、濡らさないようにするのが大変でした。
最後まで、一人でやり遂げました。もちろん、皆さんの協力があったから成功したことは、言うまでもありません。
この場を借りて、助けてくれた皆様に、厚くお礼を申し上げます。m(_ _)m 本当に心から感謝してます
そして、来てくれたたくさんのお客様には、マスクのことを知ってくれたら、それだけでやったかいがあります。
初めてにしては、成功だったと思います。たった一ヶ月で、ここまでやったのは、がんばったと思います。
二回目をするときは、もっと時間をかけて、展示方法も考えて、もっと楽しく、たくさんの人が来てもらえるように
もっと工夫を凝らしてやってみようと思います。また、他の人とコラボするのもいいと思います。
いろんなジャンルの人とコラボして、プロレスのマスクだけでなく、いろんなことにチャレンジしてみようと思います。
以上、マスクの個展のレポートでした。皆さんの感想もメールでいただけるとうれしいです。(^_^)


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