過去のラパラパは、こちらからどうぞ。


5月9日:水曜日、天気・晴れ

『今日もラパラパ特別編・01工房のお笑いメキシコ日記・前編と言い訳』m(_ _)m
まずは、皆様にお詫びです。三日ほど前に、自分の不注意から『ダウンロードとアップロード』を間違えて
メキシコ日記の一ヵ月半分のラパラパをすべて消してしまいました。自分が悪いとはいえ、凹むというより
ショックで寝込んでしまい、仕事も手に付きませんでした。(T_T) いつの日か、ラパラパが更新できる日を
夢見て、毎日、欠かさず書き溜めていたのに、消えたショックは計り知れません。また、ラパラパも毎日書いていて
皆勤賞物だったのに、空白の一ヵ月半となり、それも非常に悔しくてなりません。(T_T)
これを機会に、ラパラパを書くのをやめようとも思いました。『どうせ、更新できないならやめてもいい』と思ったわけです。
こっちに着てからの一ヵ月半は、あんなこと、こんなこと、いろんなことがありました。それを克明に書いた日記が
一瞬にして消えたことは、言葉にならないくらいショックでした。すると、友達のメキシコ人が一言
『日記は消えても、俺たちのことは覚えてるだろ。思い出して、また、書けばいいじゃないか』と、言われて
気持ちを切り替えて、書き始めることにしました。だもんで、細かいことは思い出せないので、総括と言う感じで
少しずつ、思い出して書いてみます。果たして、いつになったら、更新できることやら・・・・・

まずは、出発日当日の朝、大きなスーツケース2個とミシンにパソコンを持って家を出る。
『車で迎えに行くからね』と、A嬢がわざわざ自宅近くまで来てくれることになった。
ネットで知り合った人で、混浴ツアーにも何度かいっしょになったことがあるけど、見送りに着てくれるなんて
ホントにうれしかった。ネットの人脈には心から感謝したい。m(_ _)m
車で一路成田空港に向かう。途中でいろんな話もしました。『最後にケロロ軍曹でも聞こうか』といってくれて
ケロッとマーチやアフロ軍曹などを聞きながら行きました。ちなみにA嬢は、たまま二等兵が好きだそうです。
成田に付けばついたで『どうやって行くんだっけ?』と、荷物を持ったまま空港内をうろうろ。
今回は、初の『アエロ・メヒコ』で行きます。JALじゃないんですよ。(笑) とりあえず、荷物を預けて
最後の日本食を味わう。天ぷらそばでした。(笑) このときの味は、きっと忘れません。m(_ _)m
時間まで、空港内を見学。自分が乗る飛行機を探すが、一向に見つからない。案内板を見てみたら
やはりメキシコの航空会社だけあって、一機だけ遅れているらしい。(笑) 最後のお別れをして機内に入るが
搭乗時間からして遅れている。大丈夫か、アエロ・メヒコ。自分の席に座っても動き出す気配もなく
携帯でメールしながら『まだ飛ばないの』『まだ、みたい』と、繰り返すこと数十分。
やっと、出発。これでホントにしばらく日本とはサヨナラなのである。このまま無事にメキシコに着けばいいのだが
そうは問屋が行かないらしい。『ティファナ経由の直行便』のはずなので、メキシコ国内のティファナで一度降りてから
入国検査があって、メキシコシティーの空港に着く予定であるが、無事に着くはずがないのであった。

機内では、飲み物はすべてメキシコの物。当然『コロナ』を飲んじゃいました。(笑) 機内食はタコスかと思いきや
『日本そばとパスタ』という、かなり妙な取り合わせ。アエロ・メヒコが直行便を出したことで、宣伝しているらしく
メキシコツアーのお客さんがかなり乗っていました。半分は日本人だったようです。
経由地のティファナで一度降りてから入国検査をする。それがものすごく長蛇の列でまったく進まない。
検査中にもすでに出発時間が遅れている。それでいいのか、アエロ・メヒコ。ぼくも並んで番を待っていると
いきなりぼくの名前を呼ばれる。何かと思って行ってみれば『何してんだ、早く来い。お前を待ってるんだぞ』と
係員に怒られて、ついていくと、ぼくだけ別の小さな飛行機に乗らされる。わけもわからずに搭乗すると
即出発。『この飛行機は、どこに行くの?』『何で、ぼくだけ別なの??』と、思うまもなくすでに空の上。
直行便のはずなのに、何で別の飛行機に乗るのかわからない。つーか、ぼくの荷物はどっちの飛行機なんだ。
と、心配していると、ついたところは『グァナファト空港』。何で、グァナファトにいるんだ。メキシコシティーじゃないのか。
ぼく以外の人が降りようとするので、また、乗り換えるのかと思ったら『お前は、メキシコまで行くんだからここにいろ』と
言われる。非常に心細い。再び、お客さんが乗ってきて、今度こそ、メキシコシティーに出発。
いっしょだった日本人のツアーの皆さんは、どうしたんだろうか・・・・・・いっしょにメキシコに行くんじゃなかったのか。
しかし、空の上ではどうにもならない。とにかく、メキシコにつけばヨシとしよう。で、今度こそ、無事にメキシコ空港に到着。
すると、直行便でいっしょだった日本人の観光客がぼくを見つけて『どこに行ってたの』と、心配される。
『グァナファトに言ってました』と、言うとビックリしてました。『それって、直行便じゃないよね』といわれて
確かにそう思う。『帰国したら、クレーム入れたほうがいいんじゃない』とも言われました。
直行便とは、若干遅れて到着したらしく、ぼく以外の日本人のツアー客は、全員自分の荷物を持って税関を
通っていました。で『ぼくの荷物はどこ』と、係りに聞くと『どの飛行機に乗ってきたんだ』といわれたので
チケットを見せると『何で、それに乗ってるんだ』と、言われながら案内してもらうと、ぼくの荷物だけが
ポツンと隅に置かれていました。探す手間が省けたとはいえ、着いた瞬間から先が思いやられる。

空港に降りたのはいいが、泊まる当てがない。すると『01さんですか。遅かったですね。待ってましたよ』と
まったく知らない日本人が話しかけてきた。ネット上では知ってるが、実際に会ったのは初めてのメキシコ在住の
日本人で、メールや掲示板ではお世話になっている人でした。ラパラパを読んで、わざわざ迎えに来てくれました。
うれしかったです。ホントにありがとうございました。泊まるところがないので、とりあえず、今夜はその方の自宅に
泊めていただくことになって、ホッと一安心でした。久しぶりに乗るペセロで、その人の自宅に向かい
荷物を置いて横になると、ぐっすり寝ちゃいました。翌朝になって、今日中に住まいを何とかしようと
先に連絡しておいた、リンクも張っている『メキシコのおばちゃん』のサイトの管理人さんに会う。
まずは、御自宅に案内してもらうと『早速、下宿先を見に行ってみようか』と、言われて案内される。
そこが、今のアパートになる。去年は、大家さんが最悪で、とてもいやな目にあったので、今度はどうかと思いきや
親切で優しい御夫婦でした。人柄的に言えば『言えばなんでもしてくれるけど、気が利かないから』と、言う評価らしい。
確かに、言われてみると、人がよすぎるみたいで、賃貸業には向いてない気もする。(笑) でも、去年の大家に比べたら
今回は、最高の人たちだったし、家賃も安くて1800ペソなので、即効で決めました。今夜、寝るとこもないしね。(笑)
すると『今日中に引っ越して来い。荷物は後で車で取りに行ってやる』と、だんなさんが言ってくれました。
そんなこんなで、その夜のうちに車で荷物を取りに来てもらい、無事に引越しも完了しました。
狭いし、テレビもないけど、かなり快適な気もします。交通の便がいいのが一番の魅力ですね。
どこに行くにも近いし、メトロが三本乗り入れている終点の駅で、バスの発着所なので、人も多く、駅周辺は
ものすごく活気があって、何でも揃うのがいい。最も、セントロよりは値段が高いけどね。(笑) とにかく、今日からここで半年住むことになる。ちなみに、隣の部屋は看護婦さんらしい。病気になったときには
ある意味、便利である。そんなことはないか・・・・・

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