−−−3日目−−−

 

昨日の後遺症が少し残っているのかな?
今日は少々身体がだるい。
でも、飯を探さないとイカンしなぁ。
仕方無い。
今日も飯を探しに行くか!!

うん?
今日は、なんか家みたいなのが置いてあるぞ!!
なんだろう?
覗いてみようかな?

あっ!!
僕の仲間の声が聞こえてくる。

どうしたんだ?

おいらは大声で叫んだ!!

『何があったんだ?』

すると声が返ってきた。

『ここに来るな!!
 これは罠だ!!
 ここにきたら最期!!
 もう二度と抜け出せなくなるぞ!!』

なんて卑劣な罠だ!!
畜生!!
人間どもめ!!

『何とか逃げ出せないのか?』

おいらは聞いてみた。

『逃げだそうとした奴がいたが、
 手足がもげてしまって、
 そのまま動けなくなり死んだ!!
 だから逃げだそうなんて考えは打ち消すしかないんだ!!
 お前は来るなよ!!』

おいらは何もできなかった。
できたのは、無力な自分に腹を立てることだけだ。
そして、その忠告を胸に刻み込んだ。

今日の飯は味がしなかった。
敢えて言うなら涙味とでも言うのだろうか?
そして今日もまた夜が更ける。

 

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