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台風15号レポート 2001.9.11
@横浜市内
時刻 気圧(hPa) コメント
夜中? 1023 風は強くないが、雨は10日の日中から断続的に降り続く。
この気圧の数値は高すぎるので、マークをし間違えた可能性あり。(^^;;)
7:00 1003 風雨強し。暴風域に入ったか?
8:26 999 突風、すごい雨。吹き付ける風雨の音がゴウゴウと響いている。
8:45 998 8時現在、台風は藤沢沖50kmにあり、北東へ20km/hで移動中。
風雨一段と増す。北東寄りの風。
9:00 997 室温27℃、湿度70%以上で、蒸し暑い。
台所と風呂場の換気扇から風雨が吹き込む。
北側の窓にはバシャバシャと音を立てながら雨が叩きつけ、雑木林の木々は揉みしだかれるように激しく揺れる。
木々の葉が風でちぎられ、ガラス越しをあっという間に飛び去っていく。
9:08 996 風雨、もっと激しくなる。
雨といからあふれ出た水は瀑布のようで、泥水を跳ね上げながら地面を掘り返していく。すごい!
いったい時間単位の雨量はどれだけなのだろう?雨自体の量はさほどではなく、風のせいか?
9:15 995 換気扇の蓋が、バタバタとしきりに音を立てて開閉して、TVや電話の声が聞き取りにくいほど。換気扇が壊れてしまわないだろうか?
9:17 横浜市内の最大瞬間風速24m/sを記録。
9:19 994 気圧はまだ下がりそう。
9:27 992 まだ下がるか?
9:30 990 この頃、台風は鎌倉付近に上陸。
強風の吹く感覚が狭まり、始終、強い雨が窓ガラスを叩く。雑木林の木々の悲鳴も加わり、外の音が甚だしい。家が揺れている訳ではないと思うが、TVの音すら聞こえないほどの轟音で、恐さを感じる。
9:40 989 横浜市内の際材瞬間風速31m/sを記録。
9:42 989 激しい風雨に耐えていた竹が、とうとう折れてしまった。沢山の葉をつけた青竹は大きく揺れながらもジッと耐えていたが、巨大な5m以上もあるタケノコ(見た目は青くなく、まさしく大きなタケノコ)は、柔軟性がなかったのか、既に立ち枯れていたのか、半分くらいの所からポッキリ。
9:46 988 台風も近づいているので、このあたりが最低気圧になるか?
9:51 風の息吹というのか、息継ぎというのか・・・。5分に一回ほどの頻度で、轟くような音を伴った強風が全てをかき混ぜるような勢いで吹く。
9:56
10:00 988 台風は970hPaの勢力を保ち、横浜付近を通過中。
しかし、外は相変わらずというよりも、以前にも増して激しい風雨。風向きは北西寄りの風に変わる。台風は既にここを通過したか?
やはり気圧のピークはこのあたりか?
10:14 990 気圧上昇。台風は通り過ぎたか?
一時収まっていた風雨が再び。
左のこめかみがズキズキ痛みだす。
10:21 991 風雨が収まると、外では小鳥のさえずりが聞こえ出す。
10:23 992 TVでは、現在横浜市内を通過中とのことが、ここは通過した後かと思われる。
9時現在、975hPa、中心付近の風速30km/s、北北東に20km/hで移動中。
10:27 993 北側の窓よりも西側の窓に雨が叩きつけられるようになり、クリーニングしてくれるゾ・・・と、気持ちにも少し余裕が出てくる。ところが風が強く、雑木林から飛んでくる葉が窓ガラスに張り付いてしまい、目論見は敢え無く砕かれる。(^^;;)
10:30 9〜10時の雨量15mm/h@横浜・日吉。
気圧のせいか強風のせいか、トイレのドアの開閉がしにくい。開ける時も閉める時も、空気のクッションを押す感じ。
10:40 995 相変わらず、風雨強し。
10:50 997 風が若干収まる。雨は相変わらず激しく降り続く。
10:53 998
11:00 998 台風は東京23区付近を通過中の模様。
11:13 1000
11:23 1001 10〜11時の雨量32mm/h@横浜・日吉。
風はほとんどなくなる。雨はボシャボシャ音を立てながら降り続く。
11:30 1001
11:40 1002 風は気にならないほど。雨はまだ激しく降り続く。
12:00 1003 同上
12:20 1004 台風は松戸付近を通過か?
14:00 1005
16:00 1007 いつしか雨も止むが、一面垂れ込める曇天。外では蝉時雨。
18:00 1010 雲が低く垂れ込めているが、隙間からは透明感のある綺麗な青空が覗く。
西の空は地平線をわずかに覗かせる他は雲に覆われていたが、雲の底辺を見事なオレンジ色に染め上げる美しい夕焼けが見られた。
明日は朝夕は雲が多めとは言うものの、台風一過の蒸し暑い一日になりそう。最高気温は32℃@横浜の予報。うわぁ〜。バテるゾ。
22:00 1012 これをしたためつつTVを見るともなく聞くともなく(CRTとTVが180°の位置関係で、同時には見られない)・・・ふと振り返ったら、トンでもない映像が目に飛びこんできた。
最初は高層ビル火災かと思った。
アナウンサのコメントも歯切れが悪く、良く分らない。
すると、画面右から1機の旅客機と思われる機影が新たに近づき、そしてビルに激突!
それが、なんと2機目だと言うではないか!!
信じられない光景。
もうこれだけでも大変だったのに、まさかこれ以上のことが起ころうとは、この時には想像できる筈も無かった。
あまりに凄すぎて映画を見ているような錯覚に陥ると同時に、とてつもない恐怖と不安、そして怒りも覚える。
歴史的な場面(もしかするとこれはその幕開けに過ぎない?願わくはそうは思いたくないが・・・)を今、目撃しているのかも知れない。
報復なんて止めてくれっ!
9/12
15:00
1017 台風は今朝、三陸沖に進んでいた様子。
テロ事件報道が最優先されていて、台風情報を入手しづらい。
台風一過の抜けるような青空とまではいかなかった。
朝には西の空低くには真っ黒な雲が垂れ込めていたが、日が高くなるにつれ青空の範囲が増した。お昼頃には水蒸気が多い感じのボヤけた淡い水色の空に、ポコポコと大小の雲が浮かんでいたのだが、15時現在、再びほとんど雲に覆われてしまった。蒸し暑かったのだが、いつしか窓からは涼風。どこかで降っているのか?

◆アラスカの状況。
米国内の飛行の一切禁止を受け、アラスカの空も妙に静かな一日だった。
自家用飛行機の所有率も高い土地柄、ひっきりなしに飛行機は飛んでいるし、朝夕に空を見上げれば、ラッシュアワーを見て取れるほどなのに、だ。
いつもはのんびりとした雰囲気が漂うフェアバンクスも一変、あちこちにものものしい格好をした警官や軍隊が警戒しているピリピリとしたムードが漂う。
軍隊が召集されたため(州兵も含む)、町は人気が減ったような感じを受ける。なお、州兵は普段は一般人として生活しており、定期的に訓練を受け、有事には軍属となるというシステムらしい。
・・・といった感じのようである。

◆横浜での状況。
朝からヘリコプターや小型飛行機、民間機ではない飛行機(戦闘機ではない)が頻繁に飛び交っている。
TVの電波状況が悪く、チャンネルによっては全く視聴できなくなることあり。
身近な米軍施設は厚木か座間までないと思っていたが、考えてみたら結構近い場所に米軍通信隊があったことを思い出した。
TV電波の状況と関係はないと思うが、気になる。

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