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Sense of Wonder
March 2007

日蝕貧乏知恵者猫
20年分のお詫びと感謝を込めて!
夏時間、開始
岩合光昭写真展『地球温暖化の目撃者』」
南極観測50周年
地球ドラマチック『ムーミンの世界』
映画『不都合な真実』

2007.3.31
20年分のお詫びと感謝を込めて!

@nifty:スペースフォーラム 天文と宇宙 掲示板:★星の茶屋★ 「ミルキー・ウエイ」

FSPACEステッカー by Lummox Co.
 ちょうど一年前、『ワープロ・パソコン通信』サービスが終わってしまうねぇ」(『NIFTY-Serve ワープロ・パソコン通信終了』)と書き込み、NIFTYがなくなる訳ではないからスペース・フォーラム(FSPACE)も続くものだとタカをくくっていたのに、フォーラム廃止がその一年後だなんて…。

 FSPACEとの出会いや想いは、(結果的に)その一年前の書き込みにしたためておりました。

▽フォーラム内の書き込みはこちら


 私の人生が変わった(良くも悪くも踏み外した?^^ゞ)のはFSPACEあってのこと。
 沢山の出会いに恵まれ、育み、多くの興味や知識を与えて下さった勉強の場でもあり、悲喜こもごもの人生の様々な経験の場でもありました。
 『大人』(相変わらず中身はちっとも成長していないままだけれど。^^;;)になってから、心のふるさとのような、ベースメントのような場に巡り合えたのは、本当に幸せなことでした。
 学校時代の友人達が全く知らない(もしかしたら−困ったことに−人生でもっとも元気で弾けていた日々かも…)私をご存知なのは、きっとFSPACEの皆さんだと思います。


 FSPACE入会20年目の今年、心からこれまでの感謝とお詫びを申し上げます。m(_ _)m
 超マイペースで一杯ご迷惑をおかけしてごめんなさい。
 (特にスタッフの皆様、申し訳ありませんでした。^^ゞ)
 そして、どうもありがとう!

※3月末日で書き込みは出来なくなってしまいますが、閲覧は6月28日まで


 一年前にフト思い立った『FSPACE復刻Tシャツ』の件ですが、フォーラム廃止ということで実行に移すべくargoさんと話していた矢先、彼の突然の旅立ち…。(T_T)
 最後の御園オフに合わせて…3月末までには…と思っていたものの、この半年というもの他にも色々ありすぎて、その波にもまれて漂っているだけで精一杯の日々でありました。
 もしかしたら要望がなかったりするのかも知れませんが、(自己満足としてでも)近いうちに復刻したいと思っています。
 さて、告知はどうやってすれば良いかなぁ?
 ホントに最後まで超マイペースのワガママなヤツでありますねぇ。(^_^;)
 mixiにも既にスペース・フォーラムのコミュニティが出来ていますし、新しく予定されているSNSを活用させて頂く事になりそうです。


 私の見上げている空は、あなたの空ともつながっています。
 形が変わってもFSPACEは続いていくと思いますし、心のFSPACEは永遠!
 これからも、どうぞ宜しくっ!!★ミ


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2007.3.11
夏時間、開始

 アラスカを含むアメリカでは、本日午前2時より夏時間が始まりました。
 Daylight Saving Time、いわゆるサマータイムです。

 こちらの記事に長々と書いたように、今年からは夏時間の開始が3週間ほど前倒しで3月第2日曜日から、終了が1週間遅くなって11月第1日曜日までと、これまでよりも丸一ヶ月長くなりました。
 これにより、日本とアラスカ標準時(AKSTの地域)との時差は、−17時間となります。

 Daylight Saving Time Begins...March 11, 2007
 Daylight Saving Time Ends......November 4, 2007



 約8ヶ月とスタンダードな期間よりも長くなってしまった夏時間。
 個人的にはこちらをスタンダード・タイムとして、残り4ヶ月を冬時間にでもしたほうが良いのではないかと思えます。
 エネルギー政策と絡んでいるようですが、果たして効果のほどは?


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2007.2.22
岩合光昭写真展『地球温暖化の目撃者』

岩合光昭写真展
 『地球温暖化の目撃者−岩合光昭スペシャル』

 2月22日(木)〜2月28日(水)
 10:00〜18:00
 オリンパスギャラリー
 〒101−0052
 東京都千代田区神田小川町1−3−1 NBF小川町ビル
 (最寄駅:小川町、淡路町、新御茶ノ水、御茶ノ水)
 日曜休館
 入場無料

 地球温暖化の影響により、ホッキョクグマ(シロクマ)は絶滅危惧種に登録されています。
 温暖化の影響が顕在化しつつあるカナダ・ハドソン湾の北西部に位置するウェージャー・ベイで、2006年6月から約2週間、岩合氏が撮影された野生生物と自然…。

 なお、オリンパスでは本写真展と連動するスペシャルサイトを公開中で、写真ギャラリーや動画映像を配信中です。
 またWWFでは上記サイトで公開されている動画を再編集した特別DVDを発売しており、収益金から温暖化プログラムに寄付されるそうです。



 NHKでオンエアされた『カメラマン岩合光昭 極北を撮る』シリーズ。
 中でもホッキョクグマの生態を詳しく追った部分に、驚きと新鮮さを覚えました。

 TV番組の内容のまま収録されているとすれば…ですが、
 Vol.1ではホッキョクグマの母子が越冬する穴倉の中の映像、そして冬眠から目覚め、1シーズンを生き抜いてゆく様子が出色。

 Vol.3は余り映像を見ることがない夏のホッキョクグマの様子で、ヤナギランの深紅の絨毯の上でまどろむ白いホッキョクグマというコントラストが素晴らしいです。いや、もう、お花畑とシロクマという絵だけで驚きかも知れません。
 しかし、彼らは夏の間は海に氷がないためにアザラシなどを得ることが出来ずに、岸に打ち上げられた海藻などまで口にして、飢えをしのいでいるのです。
 極北の地に夜が訪れるようになり、オーロラの光で彩られるようになると、彼らはソワソワしながら氷が最初に張る海岸付近へと集まってきますが、その氷が張る時期が年々遅くなっているために、耐えられずに餓死してしまうホッキョクグマも増えているとのこと。逆に、春先にはどんどん氷が融けてしまって、夏を越す栄養を摂取する時間が短くなっているという訳で、ホッキョクグマがレッド・データ・ブックに載ってしまったということなのです。
 なお、この回に登場したオーロラも美しくて、強いピンクを伴ったカーテンがヒラヒラ舞い踊っていました。(^_^)/


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2007.1.29
南極観測50周年

南極観測50周年
 1957年1月29日、第一次観測隊が南極に上陸。



 宗谷では砕氷能力が足りず、なんと海氷をダイナマイトで爆破しながら進んだ!!(**;)

 当初の通信手段はモールス信号のみ。
 今やインターネットで日本の家族などと時差なくメイルで文章や画像もやりとりできますし、テレビ電話で動画も使えるので、学校授業などが行われることもあります。
 隔世の感ですねぇ。

 1982年にはオゾンホールが発見されているそう。
 とは言え、冬期は日本との行き来が出来ないので、やはりまだ遠い場所ではあります。
 しかしながら、氷床から得られるサンプル(先日のニュースでは3km掘削しても、岩盤に到達出来なかったそう)や隕石、化石、大気など、地球環境や地球・宇宙そのものの歴史を知る上で、重要な役割を担っています。 

南極観測のホームページ


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2007.1.26
地球ドラマチック『ムーミンの世界』

地球ドラマチック
 『ムーミンの世界』

 1月31日(水)19:00〜19:45
 NHK教育

 2月11日(日)10:52〜11:36
 NHK BS2
 (『あなたのアンコール サンデー』の枠内)
 今なお世界中で愛されている「ムーミン」。その誕生と成長の足跡をたどります。
 フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンによって生み出されたムーミンは、どのように世界中の人々を魅了するようになったのでしょうか。番組では、ヤンソンの親族と一緒に「ムーミン自身(アニメキャラクター)」が自分の生い立ちをたどる旅に出ます。
 世界で最もムーミンを愛する国のひとつとして、日本も登場。ムーミン上陸、ヤンソンの来日、そして日本独自のアニメシリーズが生まれるまでが描かれ、ムーミンと日本の関係の深さが伝わります。

原題:Moomin's Memories
制作:YLE (フィンランド)

 こちらの記事ムーミン谷の地図さんの情報によると、本来は60分番組のよう。是非ともオリジナルも見てみたいですねぇ。

 YLEはフィンランドの公共放送局で、TV2局、ラジオなどがあり、フィンランド語とスウェーデン語…以前は英語で読めた気がするのですが、別の局だったでしょうか?
 ニュースページは英語がありますが…Moomin's MemoriesやMuumiでサイト内検索をしても、出てくるのがフィンランド語の記事なのでサッパリ分かりませんでした。(^^ゞ


ムーミン谷の夏まつり

 ムーミンってカバの妖精でしょ?などと言われることもありますが(*_*;)、もちろんカバなんかじゃありません!
 そして、大きさが電話帳の長辺よりも小さな存在だって知っていました?
 コロボックルのような…。

 そして、「ムーミンはペイッコ(peikko。スウェーデンなどではトロール/troll)であって、トントゥ(tonttu)ではないのです!」と、フィンランド語研究の第一人者である村松一登氏が熱く語っていらっしゃいます。
 それは、ムーミン誕生の経緯(今週の放送に詳細あり。オンエア後はバックナンバーから探して下さいまし)からも位置付けが分かるかと思います。
 第二次大戦中の新聞コラムに描かれたムーミンは尖ってとてもスキニーな姿で、よりアイロニカルな雰囲気を漂わせていますが、ペイッコやトロールのイメージはこちらの方が近そうです。

 番組解説には「ムーミンの海外進出は戦後、本格的に行われた」と書かれています。『海外進出』という字面からは、なんとなく商業主義的な臭いを感じてしまうのですが、例えばフィンランドの出版社などから積極的に売り込みがあったのでしょうか?
 それとも、戦後、児童文学の見本市・ビエンナ−レが活性化したりなどで、そのような場でトーヴェさんの作品が世界各国へ広まったのか…いずれにしても、作品の内容・質が高かったからに違いない訳ですが。(^^)
 私がムーミンの存在を知ったのは幼少期にオンエアされていたアニメ作品からだと思います。但し、毎週視聴させてもらえた訳ではありませんでした。
 少ない機会の中で興味を覚え、平行して翻訳童話の世界に触れ、原作絵本(日本で発売されていたのは『ムーミンまんがシリーズ』というタイトル)も楽しんでいたのですが、『まんがシリーズ』(コミックス)に至っては、ムーミンとして同じようには受け取れなかったような記憶があります。
 第一、原作の童話もコミックスも、アニメとはキャラクタの絵柄が全然違うのです。
 どこかおどろおどろしい雰囲気が見え隠れする原画、よりヴァラエティに富んだキャラクタ設定、世界観・人生観・自然感、そして遊び心が詰まったお洒落なコマ割りや枠線(最後についてはコミックス限定ですね)。
 無邪気で能天気なだけだった幼い私に(三つ子の魂…能天気は相変わらずで、始末が悪いことに軽薄さも加わったか?^^ゞ)、果たしてどれだけ、そして何が分かったのか。
 それはアニメだってそうなのですけれど。
 今になってみてようやく分かることも多いように思うのですが、それだってまだほんの少しだったり、分かったフリかも知れません。(^^ゞ
 特にあの世界観や人生観こそ、私に必要な気がします。
コミック あの日のムーミン
 
 当時愛読していた本の表紙は既にシミだらけで随分汚れてしまいましたが(中身は綺麗なのですよ^^;;)、今でもこれらは沢山の想い出が詰まった大事な宝物です!
(その頃、ムーミン・シリーズは家の近くの書店にはなくて、『ムーミン谷の夏まつり』は、私が初めて一人でバスに乗って駅前の大きな書店まで出かけ、自らのお小遣いで買った記念すべき書籍なのです。*^_^*)
 訳者や装丁が変わったものを、大人になってから入手したものもあります。
 『あの頃』にも想いを馳せながら、今またページをめくってみましょうか。


▼トラックバック・ピープル
 フィンランド
 ムーミンの世界

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2007.1.9
映画『不都合な真実』

映画『不都合な真実
 (↑表示数秒後からドォ〜ン!と音が出ますので注意)
 2007年1月20日(土)より全国ロードショー

 テトラパック協賛の『エコサンデー・プロジェクト』があり、全国5館で1月と2月の4回の日曜日に、本作品を1人500円で拝見できます。
 また高校生友情プライスキャンペーンでは、高校生は3人以上で映画館に行くと1人1000円だそうですよ!(2007年6月末まで)



 上映館が少なくて残念っ!
 ジワジワとでも増えれば良いのになぁ…。
 映画の日本公開に合わせて、書籍が発行されたようです。

 予告編のトラックだけで、もう充分衝撃的。
 私は一人で見に行けないかも…と思案。見終わった後に、暗澹たる気持ちで動けなくなりそうなので。
 そこから何を始めるか、どうしていくかを考えなくてはいけないのに、そんな元気が残っていそうもない現状…。

 地球の危機ではなく、ホモサピエンスの絶滅の危機の剣が峰!!例え人類が滅んでも、地球は残る!
(太陽が膨張して飲み込まれるまであとどれくらい?…と書いたところで『宇宙戦艦ヤマト』のカウントダウンを思った私って…不謹慎^_^;)



project013 気候変動+2℃@think the earth
 気候変動・地球温暖化を視覚的に分かりやすく解説した書籍で、フリップブックというそうです。
 真っ赤な表紙が目を引きます。
 『気候変動・地球温暖化は地球に生きる全ての者の問題であり、自分自身に関するのこと。一人残らず誰もが自ら出来ることを考えて実践し、必ずや食い止めなくてはならない』のですね。


アル・ゴア
 アルバート・アーノルド・ゴア・ジュニア
 「もし、今この人がアメリカ大統領だったら?」と考える人は多い筈。様々な利権、圧力…そううまくは行かないでしょうけれど、それでも何かが違っただろうと考えてしまいます。(*_*;)

不都合な真実@wikipedia

▼『温暖化いろいろ』@janjanブログ
 アル・ゴアのフライング?キャンペーン
 内容の濃いブログ。内外の日々のニュースなどからも丹念に情報を拾って、詳しく考察されています。


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