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Sense of Wonder
May 2006

日蝕貧乏知恵者猫
Googleも鳥インフルエンザと戦う武器に
写真絵本『森のいのち』
稲田善樹 絵本原画展『おじいちゃんの山』
皆既日食報告会
プラネットアース 全11集

2006.5.31
Googleも鳥インフルエンザと戦う武器に

Googleも鳥インフルエンザと戦う武器に
 ITmedia News
 2006年5月31日(木)付け
 鳥インフルエンザの襲来に備え、米国の研究者はGoogle Earthを緊急対策ツールに組み入れている。(ロイター)

 専門家らは年初から、衛星写真、地図、検索エンジンを組み合わせ、地球全域に広げたGoogle Earthも使っている。このソフトは、大規模な鶏や七面鳥の養殖所や加工施設の近くにあるビル、学校、道路の位置など、さらに詳しい情報を提供する。

 アジア、アフリカ、欧州で鳥と鶏に感染し、120羽以上を死に至らしめたH5N1ウイルスは、アジアからアラスカ以南へと飛来する渡り鳥を媒介して今夏米国に到来する見込みだ。


 こういう場面でもGoogle Earthが使われるなんて!♪

 アラスカでは今年に入ってから渡り鳥の調査が強化されていますが、現在のところ、鳥インフルエンザに罹った野鳥・家禽は見つかっていないそうです。
 ウィルスの突然変異、アウトブレイク…。
 フェアバンクスのクリーマーズ・フィールドには、時期になるとカナダガンを始めとする数多くの渡り鳥が飛来しますが、楽しいバード・ウォッチングの後には手洗いやうがいなどを入念に行うなどの予防措置が重要なのかしらん?などと思ったり。
 場合に寄らず、外出から戻ったら…が望ましいのですけれどね。(*_*;)


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2006.5.30
写真絵本『森のいのち』

写真絵本『森のいのち』
 写真・著:小寺卓矢
 アリス館
 2006年5月31日(水)
 1470円

 「生と死」の姿 ありのままに
 写真絵本「森のいのち」あす全国出版

 十勝毎日新聞
 2006年5月30日付け
 芽室町に住む写真家の小寺卓矢さん(34)が手掛けた写真絵本「森のいのち」が31日、児童書のアリス館(東京)から全国出版される。阿寒や東大雪の森のありのままの姿を通じて、「生と死」のダイナミックな営みを伝える力作に仕上がっている。
 撮影には、世界的な自然写真家として知られ、1996年にロシアのカムチャツカ半島で事故死した星野道夫さんが生前、小寺さんに譲った遺品のカメラ(ニコンF3)が使われており、「命を受け継ぐ」という意味でも話題になりそうだ。
(酒井花)

 小寺さんは「人はなぜ生まれ、死んでいくのか。自分なりに受け継ぐということを意識しながら、無駄な死はないことを伝えたかった。そして、少しでも戦争など無念の死がなくなることを希望したい」と話している。


 小寺さんがおっしゃっている戦争などの無念の死。
 そして、新聞やTVのニュースでは、連日のように理不尽な犯罪による死が報じられていて、胸が痛みます。
 命の重み、命の価値の軽重などない筈なのに。
 自然界の命の循環は重要だけれど…。
 星野さんの想いがカメラを介し、小寺さんとのコラボレーションによって表現され続けて行きますように…。

『小寺卓矢 森の写真館』

 早速『森のいのち』を入手されたユースケサンタまゆらさんのご感想など。
森のいのち @ら・ら・る de …


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2006.5.19
稲田善樹 絵本原画展『おじいちゃんの山』

稲田善樹 『おじいちゃんの山』絵本原画展稲田善樹 絵本原画展『おじいちゃんの山』
 2006年6月16日(金)〜6月21日(水)
 11:00〜18:00
 (最終日は17:00まで)
 吉祥寺ギャラリー
 武蔵野市吉祥寺本町1−4−11
 ライオンズステーションプラザ5F
 (ファミリーマート横マンション入口より入る)

 絵本『おじいちゃんの山
 てらいんくより6月上旬発行
   
ご案内

「兵隊に取られないために教師になることだ」

日露戦争の激戦地203高地で負傷した曾おじいちゃんは、日本中が戦勝気運で沸き立っていた最中、戦争の犠牲になるのはご免だと決意しました。その決意を息子に伝えたのです。

曾おじいちゃんの言い付けを守り教師になりましたが、突然全盲になりました。
おじいちゃんは山を手入れし木を植えて残しました。
木は大きく空にそびえ語りかけてきます。
苦難を乗り越え夢や希望をもつことの大切さを身をもって教えたのです。
これは本当にあった話です。
吉祥寺村立雑学大学
 「絵本『おじいちゃんの山』(文・大竹桂子 絵・稲田善樹)完成」講義
 2006年6月11日(土)
 10:30〜12:30
 旅と町の学校のまど MAP




 本作の絵を手がけられている稲田善樹さんとは、1997年のモンゴル皆既日蝕で知り合いました。
 その時点では絵を描かれる方とは存じ上げなかったのですが、稲田さんはその後何度かモンゴルを訪れらたご縁で、現地の作家ジャンビーン・ダシトンドグ氏の『みどりの馬』(てらいんく刊)の絵本を出されました。(製作についてのお話
 表紙から飛び出さんばかりにいななく緑の馬は、天の川を駆けている力漲る絵です。

 中越地震の際には、大きな被害が出た地域に構えていらっしゃるアトリエで被災された稲田さん。
 この絵本の原作者は中越の方かと思ったら、前作『みどりの馬』の翻訳者である大竹桂子さんのようです。
 ご案内のハガキの絵はお遍路さんのようなので、(短絡的ですが)四国を思い描いたり…。

 前回は都合が付かずに伺えなかったのですが、原画を拝見してみたいです。
 なんとか都合と体調の折り合いがつけば良いのですが…。


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2006.5.18
皆既日食報告会

2006年3月29日 皆既日食報告会&日食撮影のデジタル化に関する勉強会
 2006年3月29日、皆既日食がブラジルに始まり、大西洋を横切ってアフリカ北部およびアジア中部を通り、北モンゴルでの日没で終了しました。
 部分食は北アフリカの3分の2とヨーロッパおよびアジア中部を含む広い地域で見られました。残念ながら日本では部分食も見られないことから、多くの日食ファンがリビア・エジプト・トルコなどに遠征し、お天気に恵まれ観測に成功しました。
 日食情報センターでは今回の日食について下記のように報告会&勉強会を開催致します。
 2006年5月28日(日)12:30〜17:00
 (受付開始:12:30、報告会開始:13:00)
 参加費無料
 主催:日食情報センター
 富士フィルム本社ホール1階
 港区西麻布2−26−30
 地下鉄:「表参道」駅より徒歩約15分、「六本木」駅より徒歩約15分
 バス:渋谷駅東口より都01系統「新橋」行き約7分 南青山7丁目下車1分



 日食情報センターよりお知らせを頂きました。
 ありがとうございます。
 しかし、残念ながら私は伺えないと思います。(T_T)
 ご盛会をお祈りしております。

 さすがに今回の報告書の発行は間に合わないと思うのですが…。
 多くの方がデジタルで撮影された、記念すべき日蝕の一つとなることは間違いないですよネ。
 専門的なお話など伺える(それで私が理解できるかどうかはさておき。^^;;)貴重な機会でしょうし、来るべき2009年(その前に2008年があるのだけれど)のお話なども出てくる可能性があります。
 おそらく発表内容に関しては、天文雑誌にも後日掲載があるとは思いますが、参加された方からのご感想など伺えましたら嬉しく思います。


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2006.5.1
プラネット・アース 全11集

プラネット・アース 全11集
 NHK総合
 5月 7日(日)21:00〜21:59
 5月 8日(月)、9日(火)、10日(水)22:00〜22:59

第一シリーズ
▽第一集 生きている地球
▽第二集 淡水に命あふれる
▽第三集 洞窟 未踏の地下世界
▽第四集 乾きの大地を生き抜く
誰もみたことのない地球の素顔を、極上の映像で描く
 
 NHKとBBCが五年の歳月をかけて撮影・制作した大型自然ドキュメンタリー。
 神秘と美しさにあふれる生命の星・地球の姿を、最高のハイビジョン映像で描いた野心的なシリーズで、全世界200カ所以上で大自然と向かい合いました。
 撮影日数は、のべ2000日。
 限界への挑戦の連続でした。
 そして誰も見たことのない私たちの「地球の素顔」をとらえることに成功したのです。

 シリーズは、地球の環境ごとに11本で構成。
 第一シリーズ 「生きている地球」「淡水」「洞窟」「砂漠」
 第二シリーズ 「高山」「草原」「浅瀬」
 第三シリーズ 「極地」「森林」「ジャングル」「深海」
 
 惑星・地球が作り出したダイナミックな環境と、そこに生きる生きものたちのドラマを、かつてないスケールで御届けします。
(番組紹介より 要約)

<今後の放送予定>

第2シリーズ(10月予定)
 第5集「高山の輝き」
 第6集「果てしない草原」
 第7集「渚 あふれる命」

第3シリーズ(2007年1月予定)
 第8集「凍った世界 極地」
 第9集「樹木の小宇宙 森林」
 第10集「ジャングル」
 第11集「知られざる海」



 予告映像に、ツンドラの大平原を大移動する数万頭のカリブーの群れと、それを追いかけて襲い掛かるオオカミの空撮シーンがありました。
 おそらく予想以上に長い距離を逃げた上に、とうとうオオカミに一撃され、諦めたかのように力なくうずくまる仔ムース。
 傍らには獲物を仕留めてホッと一息、カリブーの大群の方へ目をやるオオカミの姿。
 狩る者、狩られる者という図式ではありますが、それは残酷という言葉は似つかわしくなく、神聖ですらあります。
 このシーンが撮影されたのはどこだか分かりませんが、多くのムースの繁殖地でもあるアラスカ北部ANWR内でも、同じ光景が繰り広げられている筈…。

ANWRが危ない!
石油開発か自然保護か 揺れるアラスカ北極自然保護区
ANWRでの石油採掘を認める法案可決
拝啓ブッシュJr.さま




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