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2003.9.19〜 日蝕貧乏知恵者猫 |
◆『氷海の伝説』DVD ◆南極大陸から皆既日蝕を初中継 11.15Update ◆『人類が創る宇宙史』展 ◆映画『氷海の伝説』 |
2003.11.15 『氷海の伝説』DVD 発売日:2004年2月4日 定価:4,700円(Amazon Co.jpで先行予約15%OFF3,995円) メディアファクトリー サイト内商品ページ JAN4935228997466/ASIN:B0000A7P62 約172分 レンタルもあるそうですので、お近くのレンタルショップで借りられるかも知れません。 2003.10.25 南極大陸から皆既日蝕を初中継 氷の大陸から皆既日蝕をTVとインターネットで中継!! 日本時間2003年11月24日(月・祝)午前8時過ぎに南極大陸で皆既日蝕がおこります。 <<TVで楽しむ>> NHKでは、昭和基地(ここでは97%の部分日蝕)、皆既帯の中にあるロシア・ノボラザレフスカヤ基地、そして飛行機を使って1万m上空から計3台のハイビジョン・カメラを用いて地上&空から生中継を予定しています。 オンエア予定 2003年11月24日(月・振替休日) ◆皆既日食生中継 NHKハイビジョン 7:25〜8:30 NHK総合 8:00〜8:20、8:40〜8:58 ◆『白い大地の黒い太陽』 南極皆既日食 NHKハイビジョン、NHK総合ともに 19:30〜20:43 <<インターネットで楽しむ>> LIVE! UNIVERSEでは、人類が南極大陸で見る初めての皆既日蝕をインターネットで中継します。観測隊は南アフリカからロシアの砕氷船に乗って南極各地を巡りますが、1ヶ月の船旅をするそうです。船旅の様子、南極圏の様々な自然や生物など、各国の南極観測基地の様子など、日蝕だけでなく様々な情報を伝える予定とのこと。 観測隊が出発する11月3日からLIVE!ECLIPSE 2003で公開開始です。 他にも協賛企業である三菱電機でも中継予定。三菱電機BBサイエンスサイトDSPACE 南極上空1mは雲に遮られることなく、黒い太陽を観測可能。 NHKでは石英ガラスを使った特製撮影システムを構築。(石英ガラスは透明度が抜群ですが、高価だし、傷つきやすいのではなかったでしたっけ?ポッドカメラや飛行機の窓ガラスにはめ込んでいるようですが、試験撮影中に傷だらけになりませんように。) 高市アナウンサーは9月に行われた南北両極からのオーロラ生中継の時に、スウェーデン・アビスコからの中継を担当していたアナウンサー。たった2ヵ月の間にオーロラと皆既日蝕を制覇してしまうなんて、お仕事とはいえ羨ましい! 今回、NHKとLIVE!ECLIPSEの地上3箇所の観測点の内、一番最初に太陽が欠け始めるのは昭和基地(だったと思います)、ついでノボラザレフスカヤ基地、LIVE!ECLIPSEの観測点(中国の南極基地らしい)のようです。 この頃、南極は白夜のシーズンで、本来はオーロラは太陽の明るさに負けてしまって見ることが難しい時期ですが、皆既日蝕中の暗くなった空にオーロラが現れるかも知れません。一粒で二度美味しい?!かも・・・。 この日蝕は、日本からも観測ツアーが予定されています。 高額な旅費にも関わらず盛況のようで、キャンセル待ちの状態のツアーもあるそうです。船で南極入りして地上から日蝕を観測するもの、オーストラリアなどから飛行機で南極上空に行って機上観測をするものがあります。 行ける方々が羨ましいです。 日蝕日和と旅の安全をお祈りすると共に、遠征された方のお土産話をお待ちしています! 2003.10.25 『人類が創る宇宙史』展 日本科学未来館 第18回世界宇宙飛行士会議併設展示 『人類が創る宇宙史』展 2003年10月1日(水)〜11月30日(日) 10:00〜17:00 日本科学未来館1F催事ゾーン 料金:入館料 大人500円、18歳以下200円 土曜日は18歳以下は無料 また、教育・文化週間のため、11月1日(土)は入館料無料 世界宇宙飛行士会議は、各国の宇宙飛行士で組織する「宇宙探検家協会(Association of Space Explorers = ASE)」が、宇宙飛行を通じて得た貴重な経験を人類共通の財産として広く共有し、地上の人々の生活を豊かにすることを目的に、年に一度宇宙飛行士の出身国で開催している国際会議です。 日本科学未来館では、本会議に併設してこれまでの有人宇宙活動の貢献を振り返り、今後を展望する展示を実施します。 期間中は「月着陸船(実物大模型)」をはじめ、有人宇宙飛行の「過去」、「現在」、「未来」を表現した展示を行います。(紹介サイトから) 本イヴェントについて詳しくはこちら。 10月15日に中国が世界で3番目に有人宇宙船打ち上げに成功しました。 その頃、日本では上記の世界宇宙飛行士会議が行われていた最中で、まるで時を合わせたかのようでした。(そうだったのかも?) (余談ながら、この会議が年に一度開催されているとは知りませんでした。今回、テレシコワさんが小泉首相を表敬訪問したそうですが、首相はどんなコメントをしたのかしらん?) このロケットが打ち上げられた時に思ったこと。 それは何かが足りない・・・迫力が感じられないロケットの様子でした。 ちなみに、打ち上げられたロケットは「長征」で、そこから地球周回軌道に乗って帰還したのが「神舟」です。 TVの画面を見ながら不思議に思ったものの正体、それは煙の存在でした。 日頃目にするアメリカのスペース・シャトルも日本のH−2ロケットも、打ち上げ時には白煙をモクモクとあげながら上昇していきます。 しかし、長征ロケットはガスバーナーのような炎だけで煙はほとんど見えず、それで何となく迫力に欠けて見えたのでしょう。(発射台近くでは煙が見えましたが、上空では煙は見えませんでした) スペース・シャトルもH−2も液体燃料ですが、長征は固体燃料を使っているようです。前者に比べて後者の燃料は燃焼温度が低いために、それで水蒸気の煙(空気中の水分ということ?)が出ない・・・のかしらん? スペース・シャトルの場合は液体燃料が主ですが、補助ブースターは固体燃料。H−2は1段目、2段目それぞれに液体燃料を、そして1段目には打ち上げ時の力を補うために固体燃料ロケットも装備されているそうです。 "液体燃料のメリットは、液体水素と酸素を別々のタンクに入れて燃焼時に混ぜています。このため、再点火や消火など微妙な制御ができるものの、打ち上げ直前に燃料を注入しなければならないので、時間もかかる上に保存もきかないなど取り扱いは難しいそうです。 固体燃料は、花火と同じで一度点火すると最後まで燃えてしまうので制御はできませんが、安価で手間がかからないというメリットがあります。"(以上、毎日新聞「科学・環境部」記事より) 見慣れているロケット打ち上げの図=白煙モクモクだったので、何となく奇妙に感じ、炎だけしか見えないロケットが音もなく(これは中継画像に音声が入っていなかっただけ)上昇していく様を見ていると、昔のアニメの1シーンのようでユーモラスに見えてしまいました。 そして、その燃料はヒドラジンという猛毒の物質だそうで、環境面ではどうなのかということも頭によぎりました。今後の改善に期待したいです。 しかしながら、中国が成し得た偉大な一歩を心から祝福したいと思います。 毎日中学生新聞:ロケットの基礎知識その1、その2、燃料の種類 2003.9.19 映画『氷海の伝説』 "Atanarjuat, The Fast Runner" どこまでも男は走る。家族のため、空と大地を守るため。 2001年カナダ イヌイット語 172分 岩波ホールにて9月19日(金)まで上映中 11:00〜、14:45〜、18:30〜(8月30日(土)、31日(日)の18:30〜は休映) (各回完全入れ替え&定員制のため、上映開始時間より早めに来場のこと。開場は上映開始30分前より。HPに割引券あり。一般通常料金1,800円が200円引きになります。) 公式サイト イヌイットの手によって撮られたイヌイットの映画。 本作は、イヌイットに語り継がれてきた『アタナグユアト』(足の速い人)の伝説に基づいた一大叙事詩で、イヌイットの風習を数多く織り込みながら4世代に渡る人間ドラマを描いたもの。(公式HP紹介文より) 制作費は約2億4千万円、約5年もかけて製作されたもので、キャストはもとより監督や脚本家などスタッフの多くもイヌイットの人たち。 約3時間という長編ながら、様々な映画評では「全く長さを感じさせない」というものばかりです。(途中で10分間の休憩が入る模様) 9月中旬より大阪でも上映の予定があると漏れ伝わってきています。 多くの方にご覧いただきたいですっ! (なんて言いながら、私もまだ拝見していないのですが・・・^^;;) うう〜っ! 岩波ホールの公開最終日までのアップが間に合いませんでした。m(__)m 連日の猛暑やら気温の乱高下やらで体調がガタガタで、とても神保町まで足を運べず、見逃しました。(;_;) 上記のように、大阪でも公開される(されている?)との話もありますので、是非、関西方面の方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか? (名古屋でも上映されるとの話・・・) また、ご覧になられた方のご感想などお待ちしております。 |