流星の電波観測 2002年しし座流星群★ミ
2002 Leonids Activity Level HRO @Yokohama, Japan by Lummox Co. |
◆アストロアーツの天文ニュース・・・【速報】2002年のしし座流星群の画像、2002年しし座流星群の出現について(速報)@国立天文台
◆YAHOO!JAPAN News毎日新聞岡山ニュース・・・上記画像を撮影された倉敷科学センター三島和久さんのインタヴュー(アニーちゃんったら50個も見たの?羨ましいっ!!)
◆MNSニュース・・・北米、スカンディナビアで華麗な天体ショー=獅子座流星群
◆SpaceWeather.com・・・欧州や北米で撮影されたLeonids2002の画像
◆日本流星研究会・・・しし座流星群の観測速報
◆流星の電波観測・・・2002年しし座流星群電波観測速報 |
最初にお詫びです。
目盛りの間隔が狭すぎると読みにくいかと思い 不本意ながら、グラフ横幅が1000ピクセルよりも大きくなってしまいました。m(__)m
横浜市内では、18日はそこそこ良いお天気で夕方までは晴れていました。
しかし、夜になるに従って雲が広がり、20:30頃には月の周りに左のような光環が取り巻くような状況。風が強かったために、ひっきりなしに月の前を雲が通り抜けていきます。
晴れ間がのぞいてもどこかぼんやりした空で、このままでは写真撮影は無理・・・。ビデオが欲しいっ!(;_;)
日が変わるくらいまでは時々晴れ間があって星も見えたのですが、隙間が小さいのでそこから流星を望むことは叶わず。
明け方に向かうに従って雲量は増加し続けて、19日2:30以降は星一つ拝むことが出来なくなり、結局、肉眼で流星は1つも見られませんでした。(;_;)
仕方がないので、窓ガラス越しに空模様を気にしつつ、ずっとHRO画面とスピーカーの音に耳を傾けて朝を迎えた次第。 |
さて、肝心のHROの結果です。
なお、流星電波観測は今回初めてで、まだ観測開始から1ヶ月経っていません。(11月3日より開始。データは7日から・・・で、まだ何もわからない手探りの状態!^^;;)
どういう訳か、11/17 9:40-11:40頃、11/18 9:00-11:00頃、11/19 11:00-14:30頃に数値が上がっています。
昼間にドッと山が築かれますが、原因については不明です。(*_*;)
近所のマンション建設現場の無線のせいではないかと思ったのですが、17日は日曜日で工事はお休みでしたし、工事をしていた20日には昼間の数値上昇は見られず。
何故なんでしょう?
これらの時間帯のデータは判読が出来ないため、数値はHROのソフトが解析した数をそのまま載せています。ピークとされた19日のこの時間帯は、ロングエコーも判読不明でした。
今回、第一ピーク(欧州)とされていたのは日本時間19日13時頃。
日本流星研究会などのデータでは、日本でのピークは19日午前中だったとのこと。(上記グラフのロングエコー数で見ると9:00-10:00くらい?)
欧州ピーク時は日本では静かだったということですが、その時刻のデータの精度がハチャメチャでは意味がぁ。(;_;)
第二ピーク(北米)は日本時間19日19時ということでしたが、北米ではピークが若干遅れた模様。
そのおこぼれで日本に夜が訪れ、しし座が登ってくる23時過ぎからの数値上昇が期待されたものの、期待は裏切られたみたいです。
むしろ、その後の夜明けまでのほうが、ロングエコー数も多いんですよね。
なお、スポE層らしき反応があったというのをどこかで読みました。
(この期間の太陽活動は一時Activeだったけれど、スポEが出るほどではなかったような・・・。)
スペクトルの広がりが少ない・・・云々・・・これもまた私には意味不明。(^^;;)
それから、不思議な電波(?)をキャッチした音も何度か聞きました。
最初、トラックの運転手同士が話しているようでもあったのですが、途中で曲らしきものが挟まったり・・・DJのおしゃべりという感じも。
でも、無線に関してはド素人なので、HROの画面の見方がまだ良く分かっていません。
勉強しなくっちゃ!m(__)m
リアルタイムでHROの画面を公開できると良いのですが、そういう技も持ち合わせていません。m(..)m
でも、せめてピーク時のロングエコーが分かる画面だけでも、後々公開しようかと思っています。
取りあえず精度は高くないのですが、初観測記念ということでアップしまぁ〜す。(^^;;)
報告:Lummox Co. 日蝕貧乏知恵者猫 |