いつ、どこへ行けば会えるの? by 日蝕貧乏知恵者猫 |
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◆不思議に思っていること | |||
オーロラ・ウォッチングに出かけるのは、何故ほとんどが日本人なのかしらん? 何故、日本人はそんなにオーロラに興味があるのでしょう? あなたは、何故オーロラを見に行きたいのですか? どこでいつオーロラのことを知りましたか? ぜひ皆さんに、伺ってみたいです。 |
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◆アラスカやアメリカ本土の人々の反応 | |||
アラスカで、夜、車に乗っていたら突然オーロラの乱舞。 路肩で見ていたのですが、「エンジン・トラブルか?」と心配して車を止めてくれた人がいました。 「オーロラを見ている」ことが分かると、「なんだ、そんなことか。心配させるなよ!」と呆れられたました。 確かに本当にトラブルだったら、凍死しかねないので大問題です。 他の体験からもアラスカに住んでいる人達は、オーロラに興味がない人が多いようです。 アメリカ本土やハワイでオーロラについて話しても、興味がないどころか、オーロラそのものを知らない人もいました。 低緯度オーロラを含めれば、北米の広い範囲で見られるチャンスがあるとしても、興味の度合いは日本人に比べると低いように思います。 (近年は随分様変わりしたようで、アメリカ本土からアラスカにオーロラ・ウォッチングに来る人が増えました。2003年7月追記) 冬場のアラスカにやってきた本土の人たち(フロリダやテネシーの人でした)と、1週間ほど同じ宿に滞在したことがありますが、その人達はネイティブ・アラスカン(エスキモーやイヌイット、アサバスカ・インディアンなどと呼ばれる人たち)の文化についてのセミナーに参加するために来ていました。 オーロラはイヌイットの伝説の中に出てくるから見たいということでしたが、防寒具もないし、年輩の方で、セミナーが朝早くからなので夜更かしできないとおっしゃっていらしたのと、お天気が余り良くなかったりで、結局見られなかったそうです。 |
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◆フィンランドに居たドイツの人々の反応 | |||
フィンランドのラップランド地方に滞在した時には、その村に滞在している日本人は私一人で、その他はドイツ人(と少しのロシア人)で一杯という状況でした。 夜、お年を召した方は早めに部屋に戻ってしまい、若い人たちはバーでビールを飲みながら、夜遅くまでライヴ演奏で盛り上がっていました。 9月初めでまだ夜が短かったのですが、折角のチャンスだからと宿の近く(一人で森へ入ってはいけない!と止められたため)の暗い場所で待機していると、薄暮が残る空にオーロラが出始めました。 徐々にカーテンになって、アラスカだったら周りは日本人で大騒ぎという状況の筈なのに、誰一人として外に出てくる人はいませんし、道行く人も、なんでこんなところでカメラをセッティングしているのだろう?と、いぶかしげな顔で通り過ぎて行きます。 けれども、頭の上からものすごく明るい光の束が渦を巻きながら降ってきた時だけは、誰が気付いたのか、どこからともなくワラワラと人が出てきて大騒ぎになり、乱舞が終わる頃には再び室内へ・・・。 やはり、オーロラは旅の主目的ではなさそうです。 |
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◆オーロラに興味を示さない日本人もいた! | |||
唯一、私のオーロラ旅行で出会った日本人の中でオーロラに無関心だったのは、フィンランドからの帰りのアムステルダム−成田便で同乗していた人達。 イタリア方面にブランド品のアウトレットショッピングに出かけた若い人たちや、イギリス方面からの乗り継ぎの人が多かったようです。(すごい機材を沢山持った、悠々自適と思われる写真撮影グループの人達も居たのになぁ・・・) 「機上からも楽しめるオーロラ」でも書いたのですが、その時、窓の外で乱舞していたオーロラはなかなか規模が大きく、赤い色まで分かりました。 少しだけ興味を示してくれた窓際に座っていた大学生らしき男性グループに「オーロラが見える」と教えてあげたのですが、少し見てすぐに寝てしまいました。 おかげで、私は誰に邪魔されるでもなく、ゆっくりと素晴らしいオーロラの乱舞を独り占めすることができた訳です。(^^) でも、この時は満席で北側窓際の席が取れなかったため、通路の空いている窓からおかしな姿勢で撮影したので、かなり疲れてしまいました。 日本人の中にも全く興味のない人が居ても当たり前なのですが、日頃は私の周りにそういう人が居ないので、そんなことが新鮮でした。 |
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