いつ、どこへ行けば会えるの? by 日蝕貧乏知恵者猫 |
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◆地磁気時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分かりやすく解説できるだけの理解度と、解説図を作成する力がなくて、頓挫しています。(^^;;) ごめんなさぁ〜い!m(__)m しかし、素晴らしいページを見つけました! 通信総合研究所による地磁気時間の地図で、オーロラが出やすい場所と時刻を表したものです。 オーロラは地球の自転軸ではなく、磁気極を中心したドーナツ状の地域に現れるため、地図上の緯度とは別に地磁気緯度というのを使って、その場所のオーロラの現れやすさを表します。 それがリンク先の地図上で赤い線で記されたものですが、磁北極が北米側にズレているため、地磁気緯度も北米側のほうが北欧側に比べると高くなっていることが分かります。 つまり、これは北米側では地図上の緯度よりも地磁気緯度が高いということになり、北米では緯度がそれほど高い場所ではなくてもオーロラが現れやすいことを示しています。(北米側でもよりグリーンランドに近いアラスカや西海岸よりも東海岸のほうが、地磁気緯度が高くなります。) 北米ではオーロラを見るために北極圏内に行かなくても確率が高いのに、北欧では北極圏よりももっと高緯度に行かなければ、北米と同じ確率にはならないということ。 目ぼしいところの地図上の緯度と地磁気緯度をピックアップしてみると・・・ |
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オーロラは観測地の真夜中頃に最も活発になるとされていますが、これも実際の時計上の真夜中のことではなく、地磁気上の時刻(地磁気時間)での真夜中を指しています。 ここでも地球の自転軸と地磁気極がズレているために時計上と地磁気上の時刻がズレるのですが、北欧側よりも北米側のほうのズレが大きくなっています。 北欧側では時計上の真夜中と地磁気時間の真夜中はほとんど差がないのですが、北米側では2〜3時間も後ろにズレてしまうのです。 地磁気時間の地図からわかるように、オーロラが見頃なのは北欧では20時〜24時頃、北米では22時〜翌2時頃と違ってくることが分かります。 このことから、北欧では夜早い内からオーロラ・ウォッチングを始めて夜中を過ぎたら就寝、昼間も様々なアクティヴィティを楽しむ時間的余裕も生まれるでしょうし、北米では夜更かししたほうがオーロラ遭遇率も高くなるので、昼間のアクティヴィティを抑え目にしておくか、睡眠時間が少なくても大丈夫という体力に自身のある方にお勧めと言えるかも知れません。 |
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