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2006年3月29日
アフリカ〜中央アジア皆既日蝕報告

佐々木さん
エジプト サルームで観測
日蝕画像1

 エジプトのサルームで撮影した日食画像です。
 自前で置く場所がなかったのでここに投稿してしまいました。

佐々木先輩撮影 2009.3.29皆既日蝕 ダイヤモンドリング
FC50(400mmF8)+2×テレコン,EOS 20D

2006.4.1 ゲストブック
日蝕画像2

 続きです。
 まったく画像処理していない画像ですがコロナの形はわかるでしょうか。

佐々木先輩撮影 2006.3.29皆既日蝕 コロナ
Nikkor 500mmF8(RF),D200

2006.4.1 ゲストブック
日蝕画像3

 調子に乗ってもう一枚。広角の画像です。
 黒い穴、は良くわかりませんが雰囲気は多少伝わるでしょうか。

佐々木先輩撮影 2006.3.39皆既日蝕 皆既中の風景
RICOH GX8 0.3×コンバージョンレンズ
クリックすると別窓で大きな画像が開きます。
(画面中央右端近くにポツンと金星が写っています。※知恵者猫注釈)

2006.4.2 ゲストブック
日蝕貧乏知恵者猫が、佐々木さんへ電話インタビュー
2006.4.1

 先ほどエジプト・サルームに遠征していた佐々木さんが無事帰国、電話を頂戴しました。以下、お土産話から…。

ギザで大雨
 日蝕の前々日、ギザに滞在した折には、夜間にCats & Dogs...今年初めての雨で、それもトンでもない土砂降りだったそうです。
 数百km離れたサルームでも相当降ったらしく、それでいくつかトラブルが発生したとのことですが(湿度が異様に高かったとか…砂漠なのに??)、結果的に砂が落ち着いて、当日は砂塵が少なくて良かったとのこと。
 第二接触数時間前までは、多いときには雲量8程度と曇りがちだったそうですが、徐々に晴れて絶好の好天に恵まれたそうです。

熱中症
 事前に懸念された熱中症に関しては、全般的に気温が低く、日蝕当日以外は長袖が必要だったせいで大丈夫だったとのこと。良かった。
 でも、参加した阪急ツアーは(いつも通り?)早朝から夜までずっと動くために、かなり過酷だった模様。
 往路カイロ到着午前1時→ホテル・チェックイン午前4時→モーニングコール午前8時…午前中から午後9時くらいまで観光&食事。
 翌日も朝早くに起こされて、そのままバスで数百km走ってサルーム入りだったとか。(*_*;)

 昨夜はオーロラが結構活発でしたが、帰りの飛行機から見えなかったかなぁ?などと思ったのですが、これは聞き忘れました。
 きっと爆睡していたでしょうし…。(^^;;)

厳重警戒
 サルームでは、町に入るために厳重なIDチェックが行われたそうで、ガイドさんは個人旅行者は入町できないだろう…とおっしゃっていたそうです。国境の町ですものね。
 しかし、町の郊外の丘の上に設えられた外国人用キャンプ村の中は、夜でも地元の人が出歩いていたりで「?」だったとか。
 個人でサルームを目指していらした方は結構いらっしゃるようでしたが…。

 以上、伝聞なので事実誤認があるかも知れませんが、ご報告まで。
日蝕貧乏知恵者猫のコメント

 わぁ〜い!!
 早速の画像アップありがとうございます。(^◇^)/
 感謝感激!

 プロミネンス綺麗〜!!
 ストリーマーの噴き出し、きっと複雑なんだろうなぁ。
 彩層も分かるかな?
 コロナの広がりも、想像していた感じと同じでしたっ!
 9枚コンポジットしたら、どんな姿が現れてくれるでしょう?
 ワクワク…。
 そうそう、小笠原の時と同じように、天空にポッカリと黒い穴が開いていたという光景だったのでしょうか?

 画像は一発言に一枚しか貼り付けられないしレイアウトも選べませんが、いつでも使ってやって下さい。
 画像大歓迎!>皆様
 (怠慢な私のことは棚に上げて、もちろん書き込みも歓迎致しております。^^ゞ)

 お疲れのところ、どうもありがとうございますっ!

2006.4.1 ゲストブック
日蝕貧乏知恵者猫のコメント

 佐々木先輩、ありがとうございますっ!!!

 広角の画像だぁ!!
 斜めに左右に広がるコロナの様子、真中に芥子粒のようにポチンと黒い月も分かります。
 右下離れた所には、明るく輝く金星もバッチリ。
 NASA-TVの中継ではリポーターが「恒星は分かりません」と言っていたのですが、金星はかなり離れていたので、太陽に集中していると気づかなかったかも知れませんね。
 L!Eの中継では、第二接触の10分程前だったかザワザワと騒がしくなって、何だろう?と思っていたら、「金星!金星が見えるよ!!」ということでした。
 太陽間近に居た水星も、眼視で分かったと言う方もいらっしゃいました。

 しかし、意外と地平線がオレンジ色に染まっていないのですね。
 眼視していた方からは、360°が美しくオレンジ色に染まっていたというお話をいくつか聞いていたのですが…。
 観測機材や撮影していらっしゃる方々のシルエットが美しい!
 真中で見上げているのはご自身?

 撮影された映像では砂の上を走るシャドー・バンドは良く分からなかったそうですが(トルコでは綺麗に確認できていた模様)、本影錐どうでしたか???
(サルームでの本影錐の様子はチェックしていないのですが、暗い部分全てが月の影…ぢゃないですよね???食中心ならば、そうかな?^^ゞ)
 う〜ん、ますます生画像や写真を拝見したいという欲求が高まります!(^^ゞ

2006.4.2 ゲストブック
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