日蝕貧乏天河星さん
トルコ カッパドキアで観測
それじゃ、私も
知恵者猫さん、すっかりごぶさた致しました。昨年暮れから家のことや職場のことで振り回され続けていましたが、ようやく落ち着いたと思ったらもうこれからトルコへ出発です。
今回は古代オリエントの遺跡めぐりのご案内を兼ねているという事情で晴天率には目をつぶったわけですが、皆既帯に入ってしまえばどこであろうと最後は晴れるか曇る(または降る)かの二つに一つなので、その時がくる前からあれこれ考えても仕方ないと割り切って行きます。 昨年出かけたコスタリカの土産話もまだなのにもう次に出かけてしまうことになりましたが、無事戻りましたらまたいずれのおりに。
それでは、行ってまいります。
2006.3.27 ゲストブック |
昨日無事戻りました
こんにちは。昨日朝無事に帰国しましたが、自宅までの帰途でだいぶ寄り道をしたのと、道中の睡眠時間が平均3時間ほどだったためか、帰宅後すぐに弱って寝てしまいました。
皆既日蝕はカッパドキア地方、Avanosというところから少し離れたキノコ岩の林立している一角で見ました。ガイドをやっている現地の友人(トルコ人)が事前に何箇所か特に景観のよい場所を調べてくれていた中でも特に推してくれた場所で、写真撮影が目的の方も満足して下さったのでそこに決定しました。天候は第一接触後に一時薄雲が広がりましたが、皆既の前後には全く影響なくなりました。皆既中の空はかなり暗く感じられ、金星のほかカペラがはっきりと見えました。カペラは第三接触のしばらく後まで見え続けていました。
皆既中ちょっとした頼まれ事に時間を割いたものの、コロナのスケッチはうまくいきました。同じ太陽活動極小期の1995年に比べるとかなり複雑で繊細な印象を受けました。 皆既日蝕と古代オリエントの遺跡や博物館めぐりというテーマに絞った旅程だったため、それぞれの目的についてゆっくり時間を取ることができました。帰国の前日に河のほとりの崖に彫られたヒッタイト時代のレリーフを見に行った帰りに、その近くの農場主ご夫妻の事務所でチャイをよばれてしばらくおしゃべりしたことと、そのあとアダナの街に戻って食べた地元料理がとてもおいしかったことが、メインの旅程より二日長く滞在した余禄でした。
昨年の旅語りもまだなのにもうその次を見てきてしまいましたが、二年分の話はいつでもできますので、またいずれの機会にゆっくりと。
2006.4.5 ゲストブック |
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