『空のkiroku』HomeIndex/テロの影響による荷物のセキュリティ・チェックについて

◆ テロの影響による ◆
◆ 荷物のセキュリティ・チェックについて ◆

成田国際空港(NRT)・関西国際空港(KIX)によっても、
搭乗される航空会社によっても、
係員によっても対応が違うかも知れませんが、
1つの目安として役立てば幸いです。(^^)
成田空港・桐灰カイロの没収:IMGさん
成田空港・フィンランド航空:怪鳥さん&リトルさん
成田空港・スカンジナヴィア航空:ぺがすすさん
成田空港・スカンジナヴィア航空、コペンハーゲン空港・グリーンランド航空:ちえさん
成田空港・KLMオランダ航空:とまりんさん
成田空港・ノースウエスト航空、シアトル空港、アンカレジ空港:日蝕貧乏知恵者猫
関西国際空港・大韓航空、アンカレジ空港:IMGさん

NRT
<IMGさん>
桐灰カイロの灰没収


知人からの情報です。
成田空港の手荷物チェックで、桐灰カイロの灰を没収されたそうです。
手荷物で灰を持っていると没収。トランクに入れている場合、どうなるかは不明。

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KIX
大韓航空

ANC
アメリカ国内線
乗り継ぎ
<IMGさん>
桐灰カイロ、桐灰
米国内では靴を・・・


桐灰カイロ本体、桐灰共にトランクに入れていてOK。
アンカレジにて国際線からアメリカ国内線に乗り換える際に、靴を脱がされました。

▲Top
<IMGさん>
手荷物のチェック

アラスカに1週間オーロラ観望・撮影で行った時のセキュリティー、手荷物チェックの報告をさせて頂きます。言うまでもないことですが、あくまでも私個人、グループの方の場合です。

フィルムは常に手荷物にして持ち歩きました。日本国内線飛行機、日本から韓国への出国、韓国から米国への出国、米国国内線飛行機、これらの搭乗時にはフィルムは透明のビニールに入れて係の
人にハンドチェックをお願いしました。断られたことは一度もありませんでした。ただ、米国国内線搭乗時に、グループの方の一人がX線防護バッグにフィルムを入れた状態でハンドチェックを頼んだら、X線を通すように言われて、通していました。
米国国内線だったと思いますが、搭乗待合室に入る時にX線を通す手荷物チェックをした上に、飛行機に搭乗する時にも、さらに目視での荷物チェックがありました。この目視チェックは全員ではなく、私はチェックされませんでした。でもグループの他の方はチェックされていたと思います。
それと米国国内線搭乗時のチェックで靴を脱がされたことが一度・・・。

機内預けにするスーツケースも、X線で特に問題になる物が入っているのが見つかったということでなくても、グループの何人かの方が開けさせられていました。私自身は開けさせられませんでした。

それから、オーロラを撮影したフィルム1本をカメラから抜くのを忘れて、米国から韓国経由で日本までスーツケースに入れて運んでしまいました。関空で気がついて、フィルムはパーになったものと諦めたものの、松山行きの出発時間まで十分余裕があったので、関空内のカメラ店で現像のみしてもらいました。ISO800のネガですが、X線の影響は出てなくて幸運でした。

今回はただただ幸運であっただけかもしれませんが、ISO800をスーツケースに入れても影響が出ない場合があるのなら、ISO400程度でスナップを撮ったフィルムを手荷物検査のX線を通す位なら全く問題ないのかもしれません。でも、心情的には通したくないですよね。

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NRT
フィンランド航空
<リトルさん>
ライターとかみそり

怪鳥さんのライター(灰カイロ用)は、スーツケースで×。
「ポケットに入れて通過してね」と言われ、そうしてました(^^;

今回は今までと同じように荷造りしたんだけど、意外なものが×で何がダメか思いつかず「??」と困っていたら「カミソリありませんか」と言われて、「おぉ、化粧ポーチに入れっぱなしのヤツね」と出して一件落着。
後から引き取るのも面倒なので、その場で捨て(没収扱い)てきました(^^;
入れっぱなしのチャッカマンとか、あちこちの空港にいろいろ捨ててきました。
<怪鳥さん>
灰カイロ・桐灰

成田出国の際ですが、灰カイロ、桐灰とも、トランクでOKでしたよー。
あと意外にも質問されたのは、トランクにあった自由雲台。説明してOKでしたが。


▲Top

NRT
スカンジナヴィア航空
<ぺがすすさん>
カイロの木炭

すでに報告があがっていますが、カイロの木炭の件です。

成田空港で木炭は没収されました。
昨今の世界情勢の影響でセキュリティーがあがっています。
燃料の持ち込みは預け荷物・持込荷物ともダメという規定があります。

まぁこれは認識していたんですが、まさか木炭までも・・・確かに燃料です。

ぺがすすの荷造りは、カイロ本体は預け荷物、木炭は機内持込荷物に入れていました。
預け荷物のX線検査の際、カイロ本体がひっかかり、本体があるなら木炭も持っているだろうというこで没収。
(カイロ本体自体はそのまま荷物に入れて預けました)

スカンジナビア航空に交渉してもダメ。
乗員預かりもダメ。とにかく燃料は一切飛行機には積まないようです。

ぺがすすが木炭を持っていることがわかって、同行のメンバーも目を付けられたようで、搭乗ゲートで木炭を持っていないか聞かれました。

X線検査機を操作している係員の錬度や、荷物の詰め方にもよると思いますが、とにかく、見つかれば没収です。

お気をつけ下さい。


▲Top

NRT
スカンジナヴィア航空

CPH(コペンハーゲン)
グリーンランド航空
<ちえさん>
22キロの壁


これから行かれる皆さんにとって荷物検査は気になるところでしょうから先に書き込みします。

SAS(成田〜コペンハーゲン)に乗りました。
私の場合、灰カイロ、ライター等は全て巾着袋に入れて(フィルターや、レリーズも)スーツケースにいれました。
係の人は気がつかなかったのか、何も没収される事無く帰ってこられました。

ただし、カンゲルルススアークに行くためのグリーンランドエアーはスーツケースのキロ制限がうるさいそうです。
今回の私のツアーでは引っかかった人はいませんでしたが、1週前の出発の人は22キロを越える人はみなスーツケースを開けさせられてオーバー分を出させられたそうです。
係の人の気分によって対応が違ってくる様です。

それから、刃物はやはり駄目でした。
ソーイングセットに入っている様な小さなハサミも機長預かりになっていました。
でも、機内食についてくるナイフ、フォークは金属製… (-_-;)
グリーンランドって面白いな〜と思いました。

あっ、それからフィルムはグリーンランドエアーはISO400までなら大丈夫と言っていました。

▲Top

NRT
KLMオランダ航空
<とまりんさん>
ライターとカイロ

ちなみにスーツケースに入れたライターはX線で引っかかり、ポケットに入れるよう指導されました。
カイロはOKでした。
望遠鏡がないので油断していたらスーツケースが27キロもあり焦りましたが、ツアーなので大丈夫でした(帰りはKLMのHeavyのタグが付いていましたが)。 

▲Top

NRT
ノースウエスト航空

SEA
ANC
<日蝕貧乏知恵者猫>

 成田チェックインの際のセキュリティ・チェックは、思ったほど厳しくありませんでした。
 どちらかと言えば、拍子抜けするほど。

 シアトルの入国時も、復路のフェアバンクスやアンカレジでも、機材やフィルムなどでトラブルにならなければ問題ないと思います。
 フィルムはハンドチェックにしなければ、そして荷物の中に何か問題になるような物がなければ、通常と同じくらいの感じです。

 ライターは私はポケットに入れていたのですが、試しにスーツケースに入れていた友人は、成田でも米国内でも問題になりませんでした。彼の場合、スーツケースの中は機材だらけで、X線で透視しても、ライターを見つけられなかっただけかも知れません。(^_^;)

 また、話題にのぼっていた桐灰カイロ本体と桐灰ですが、本体は2〜3個、桐灰は1箱(12本くらい?)をスーツケースに入れていましたが、どこでも全く問題になりませんでした。

●ナイフやハサミなどは手荷物の中には入れない。(これはいつでも言えますネ)
●ライターは荷物に入れず、ポケットに入れておく。
●問題になりそうな物や怪しい物は、セキュリティ・チェックの際に、先に係官に見せてしまい、指示を仰ぐ。
●また、そのような品物は、預け荷物・手荷物の場合、いずれもすぐに取り出せる場所に入れておく。

 たったこれだけのことでも、自分にかかる時間は少なくなります。

 ちなみに、アメリカ国内では、今回多大な人件費が必要になったため、空港のセキュリティ・チェック1回ごとに$5−程度の費用を自分が負担していて(最低限必要な回数分が航空券代に上乗せされている・・・らしい)、お金を払ってセキュリティ・チェックをしてもらっている訳です。
 お金を払ってまで煩わしい思いをしたくない、と考えるのはおかしいかも知れないけれど、安全のためにお金を負担するのは仕方ないと思います。
 どこもチェックの場所では列が出来ているので、それには並んで待たなければなりませんが。
 但し、どこでもチェックの厳しさは係官次第と言えると思います。


◆フィルムのハンド・チェックについて

 私はどこのチェックでもフィルムはハンド・チェックにしてもらったのですが(私はダミー=使用期限切れのISO3200を忍ばせていったのですが、最高感度ISO800の友人もハンドチェックOKでした)、係官によって検査の細かさにかなりバラつきがあります。
 なお、フィルムは全部鉛入りのバッグに入れて手荷物の鞄に入れていた友人がいましたが、何の問題もなかったようです。

 私は運悪く、成田で新米係官に当たってしまい、新品の未開封のフィルムをご丁寧に全部開封させられて、ひどい目に遭いました。
 パッケージを開けて、プラスティック・ケースからフィルムを1本ずつ取り出して・・・本数が本数だけに、かかる時間は半端ではありません。おかげでその先のチェックも却って面倒になってしまいました。
 上記のようなことを繰り返すことになる訳ですから、たまったものではありません。それがイヤでわざわざ未開封の物を揃えて持って行ったのに・・・。(;_;)

 成田で「これまでは、未開封のフィルムはそのままでOKだったのですが、今はダメなのですか?」と小さな抵抗を示してみましたが、生真面目な係官は「済みません、規則ですから・・・」と恐縮しつつも作業を続けるばかり。
 途中までやり終えた所、上司とおぼしき年輩の係官が登場して「お前、新品はそのままでいいんだよ」と・・・。(*_*;)
 フィルムのチェックだけでどれくらいの時間がかかったか・・・。30分どころではなかったような。(計っておけば良かった!)
 同じように別のブースでハンド・チェックをお願いした友人達は、5〜10分位で終わっていました。

 なお、米国内では、成田ほど入念にフィルムをチェックされることはありませんでした。
 フィルム・ケースを1本ずつ開けて閉めて・・・という、細かくて手間のかかることはやりたくない!という感じでした。セキュリティ・チェックの係官の人数も、充分居る訳でもないので。


◆米国内のセキュリティ・チェック

 米国の空港では、何名かに一人、ランダムで細かくチェックすることになっているそうです。
 荷物の多い少ないなどではなく、コンピュータか何かで決められるらしく、空港の係官曰く「ピンポーン!おめでとうございます。あなたは当選しました!」方式だそうです。(^^;;)
 そして、空港の通常のセキュリティ・チェックの他に、搭乗の際にもチェックが行われます。
 インターネット予約などでチェックイン・カウンターを通らずに直接ボーディング・ゲートに来た人、そしてまた搭乗の際にコンピュータで「当たり!」になった人達です。
 「当たり!」になってしまうと、靴を脱がされたり、手荷物もポーチの中まで入念にチェックされるために時間もかかりますが、精神的に滅入ります。

 シアトル入国時には乗り継ぎとして決められているコネクティング・タイム2時間のギリギリの便に接続していたのですが、私は成田で開けられてしまったフィルムのせいなどで、セキュリティ・チェックに大変時間がかかり、チェックを受けてからアラスカ航空ウイングへ向かうバス乗り場まで走り、バスを下りてから一目散にチェックイン・カウンターを目指し(成田でシアトル以遠のチケットが出せなかったため。知っている空港で良かった!)、チケットをもぎ取るようにしてゲートまで走らなければなりませんでした。
 結局、上記のようにゲートでもセキュリティ・チェックが行われている関係上、私達の搭乗後、実際に飛ぶまでにはかなり時間がありましたが・・・。ゼーゼー。

 また、アンカレジ出発時も、朝5時半という早朝なのに、5名の内、何故か私ともう一人は入念にチェックを受けなければなりませんでした。荷物の量や持っている機材の怪しさの度合い(?)からすれば、先の”スーツケースの中は機材だらけ”の友人がチェックされて然るべきなのですが・・・。
 これは「当たり!」ではなく、たまたまその2名がフィルムのハンド・チェックをお願いしたせい・・・くらいしか思い当たりません。
 フィルムだけをお願いしたのに、入念なボディ・チェック、頭に巻いていたバンダナも外すように言われ、時計、ポケットの中も入念にチェック。靴も脱がされて持って行かれて、靴を引き上げるために靴下で歩かされて、手荷物も厳しく見られました。

 ボディ・チェックの際には、係官曰く「みんながあなたみたいに協力的だとスムーズに行くけれど、多くの人は係官がボディ・チェックで手や足を触るのをイヤがるから、異常に時間がかかる」とボヤかれてしまいました。
 検査する側も大変なのですよね。
 触ると言ってもベタベタ触る訳ではなし、機械でチェックした上で軽く触られるだけなのですが、この点は満員電車やエレベータの中の人数など、日本人とアメリカ人(など)の対人距離の差なのかも知れません。
 混雑している場では荷物も人も入り乱れていて、一時は自分の荷物を間違えて持って行かれそうになったりで大変でした。

 いずれにしても、普通の手荷物だけでフィルムのハンド・チェックなどがなければ、そして「当たり!」になりさえしなければ、通常のセキュリティ・チェックとさほど変わらないと思います。雰囲気は物々しいとしても・・・。
<コメント>
 皆さんがゲストブックに書き込んで下さったものから抜粋、転載しました。
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