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日蝕貧乏知恵者猫の
2001年3月19日(月)〜20日(火)のオーロラ報告


オーロラ活動度予報:High
11:30  起床。
 当然、めちゃくちゃ眠い。

 12:00からの朝ご飯(もう昼だわ。^^;;)を食べたら、また寝なさいと宿の人から言われ・・・で、ゲストブックへの書き込みをしたためていたりする。
 今日も半分眠り猫。
 結局、昼寝はせず・・・そのまま夜に突入。
 眠い。(^^;;)
 寸暇を惜しんで眠らないと、体力持たないゾォ!
 地磁気嵐発生!
 現地からのメイルチェックは数日に一度しか出来ない環境だったので、現地でのオーロラ観測時には、ちっとも知らないまま・・・。
 オーロラ活動度予報もチェック時には『Quiet』だったので、それでもこんなオーロラが出るの?と不思議がっていました。
 18〜19日の報告は前の発言の通りですが、19〜20日にはそれを上回るものすごいオーロラが現れてくれましたっ!!!
20:00
過ぎ
 市内のレストランを出て、ロッジに戻ってみると・・・既にオーロラが!!
20:30頃  見るべきか、支度のために部屋に戻るべきか?
 みんな右往左往。
 北東の空から立ちのぼるエメラルド・グリーンの光の柱。
 しばらくすると北天を舞う美しいカーテンが30分以上舞い続け・・・。
21:00  とうとうブレイク・アップ!
 頭上から舞うコロナの中央部には肉眼でもハッキリ判る深紅。
21:30  小休止
22:00  再びブレイクアップ
 ヒャ〜ッ!!!と、皆、嬉しい悲鳴。
22:30  小休止
夜明け
まで
 この先はもう大変!
 もうメモを取る時間はありませんでした。
 緑、赤、ピンク、紫、黄・・・カラフルで明るいオーロラの乱舞。
 0時を回る頃には、既に「もう疲れた!」と言う始末。(^_^;)
 初めてブレイクアップを見たメンバは、たちまち目が肥えてしまったよう。(^_^:)
 小休止が何度か入ったものの、オーロラは次々と南下。
 アンカレジでも見えたことでしょう。

 明け方の薄明が始まっても紫色のサーチライトが何本も立ちのぼり、ピンクのカーテンが何枚もたなびき・・・筆舌に尽くしがたい光景が目の前で繰り広げられました。
 ビデオやデジカメにも美しいオーロラが記録されています。
 東天がプルシャン・ブルーとオレンジ色に染まっても、南天にカーテンが現れたり・・・みんな堪能するとともに、グッタリ。
 贅沢な一夜でした。

 この夜の戦績。
 カメラ1台でフィルム13本。
 アンビリーバブルっ!
 でも、撮れているかどうかは判りませんけれど。(^^;;) 

 ちなみに、この夜のUAFのオーロラ予報はQuiet。
 なんだか、ますます予報が判らなくなってしまいました。

<後日談>
 オーロラ活動度を現地で確認した時には『Quiet』だったのですが、帰国後に再チェックしたところ、活動度は『High』に訂正されていました。
 このページの最初に述べているように、地磁気嵐が発生したからです。
 納得!
7:30  シャワー後、就寝
March 19-24, 2001 Aurora Gallery
spaceweather.comに投稿されたオーロラの画像。
UAFのJan Curtis氏撮影や知人LeRoy Zimmerman氏による
フェアバンクスでのパノラマのオーロラ写真もあります。
上記サイトの観測場所は北米、北欧など世界規模!


オーロラ輝く北の国(3)
(朝日新聞トピックニュースグラフ4月6日号)

この夜、スキーランドから眺めたオーロラはこんな感じだったようです。
カラフルで柔らかなシフォンの布の天蓋のようにも見えます。綺麗っ!
 それにしても、沢山の人が空を見上げていますねぇ・・・。
知り合いもいたという話が。

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