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オーロラ情報局
by 日蝕貧乏知恵者猫

TV Trivia

 こちらでご紹介する以外にも、宇宙・オーロラ・環境・アラスカ・フィンランドなどに関するテレビ番組をブログでご紹介しています。
 なお、TV番組紹介のカテゴリー表示になっていますのでご了承下さい。

アラスカ!ALASKA!

 星野道夫さんやアラスカに関する情報をまとめています。
 こちらのページと密接に関わったり連動しているものも多いので、併せてご覧下さい。

2006年7-9月のニュース

 ◆渡瀬良和写真展 『アラスカ 極北の光彩』
 ◆ルックJTB 冬の旅決定版『オーロラ鑑賞』発売
 ◆野村武史 オーロラ写真展『彩光の詩』
 ◆自然の驚異:2011年の太陽嵐
 ◆JAL 今冬もアラスカ直行便を運行
 ◆赤祖父俊一 『北極圏へ〜オーロラと地球温暖化に挑む〜』
 ◆坂本昇久写真展 『宙風(SORA-KAZE)オーロラ』(再掲)
 ◆内野志織オーロラ写真展 『瑠璃色夜空』(再掲)
 ◆星野道夫展 『風のような物語』(再掲)
 ◆
河内牧栄・真樹子 写真展 『大いなる荒野アラスカ〜白夜とオーロラに抱かれて』(再掲)


2006.9.23
渡瀬良和写真展 『アラスカ 極北の光彩』

渡瀬良和写真展『オーロラ 極北の光彩』渡瀬良和写真展『アラスカ 極北の光彩』
 2006年12月9日(土)〜2007年1月8日(月)
 箱根写真美術館
 9:00〜17:00(最終日16:00まで)
 ※1月から毎週木曜休館
 入館料:一般400円、中学生以下200円、6歳以下無料
 アラスカでオーロラを撮り続ける写真家の初個展。
 極寒の地、夜空に浮かぶ壮大な美をご覧下さい。
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 折に触れてアラスカで撮影された美しい風景写真を拝見する眼福に預からせて頂いておりましたが、未だオーロラは拝見したことがなく…。
 今後のスケジュールで紹介されている画像は小さいのが残念ですが、柔らかでつややかかつ繊細で、凛とした空気感まで包含されています。
 懐かしいあのアラスカの空気を彷彿とさせる冬の箱根でオーロラと対峙。
 心にポッと明かりを灯しに…至福の時をいかがですか?
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2006.9.23
ルックJTB 冬の旅決定版『オーロラ鑑賞』発売

JTB、季節限定海外パッケージツアー
 『ルックJTBオーロラ(北欧・ロシア)/(アラスカ・カナダ)』を発売

 日経プレスリリース 2006年9月21日付け
ルックJTB 冬の決定版「オーロラ観賞」商品発売!!

・世界唯一の観光砕氷船で氷海クルーズと遊泳体験付きコース
 〜北極海の氷海の遊泳体験ができる〜

・期間限定「オルカウォッチングクルーズ」付きコース
 最大9m、重さ8トンの巨大なオルカが悠然と泳ぐ姿とノルウェーの大自然を満喫できる
 ルックJTBオリジナルコース! 

・アラスカ・カナダコースでは早期申し込み特別割引を設定!
 昨年からの35日前割引に加え、新しく60日前割引を導入!!
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 早くも9月22日に発売になったJTBの冬のオーロラ・ツアー商品。
 オーロラ鑑賞と共に、体験型のオプショナルが充実しています。
 フィンランドでは凍った海を進む砕氷船に乗り、氷海にドライスーツを着用してプカプカ浮かんで楽しむコース、ノルウェー・ロフォーテン諸島ではオルカ・ウォッチングなど。 
 アラスカにおいては、早期割引特典がますます前倒し。
 これまでは35日前割引というのがあったそうですが、60日前までに申し込むとツアー料金が最大12%お安くなるとか。
 アラスカは直行便ツアーもあることなどから、アメリカ本土経由のコースは色をつけることでお客様を確保することにしのぎを削っているのでしょうか?

『オーロラ特集』 ルックJTB 
 様々なコースが出ていますので、今シーズンにオーロラ・ウォッチングを考えていらっしゃる方はご覧なられると良いと思います。

 JTB旅の予約センター TEL:0570−024−489
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2006.9.20
野村武史 オーロラ写真展『彩光の詩』

野村武史オーロラ写真展『彩光の詩』野村武史 オーロラ写真展『彩光の詩』(さいこうのしらべ)
 2006年12月6日(水)〜2007年1月8日(月)
 10:00〜17:00
 相鉄ギャラリー
 相模鉄道いずみ野線緑園都市駅徒歩3分
 相鉄文化会館4階
 TEL:045−813−1515
 入場無料
 休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月5日)

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 TAKEさん、初の個展おめでとうございますっ!!
 ようやく発表になりましたね。
 アラスカで撮影されたオーロラ写真を中心に、40点ほど展示する予定だそうです。
 楽しみにしていますよぉ〜!(^^)/
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2006.9.18
自然の襲撃:2011年の太陽嵐

自然の襲撃:2011年の太陽嵐
 Solar Storm

 ディスカバリーチャンネル
 50年ごとに巡ってくる太陽の活動極大期。それは太陽風が最もひどい時であり、地球の気象に大きな影響を与える。次の太陽活動極大期は2011…強力な太陽風が地球を襲うまでに、残された時間はあとわずかしかない。
 世界最大の都市ニューヨークの市長は、大きな挑戦を受けることになる。チャンスは一度で、リスクは無限大。世界全体が停電に陥るかもしれないなど、太陽嵐の大災害をもたらす可能性と被害…都市は生き残れるのか。
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 太陽活動の次回の極大は、11年周期的には少し遅れ気味という予想もあります。 拙blog内関連記事
 そして、番組解説中では50年周期とされている太陽活動の強弱のサイクルですが、米国立大気研究センター(NCAR)のディクパティ(Mausumi Dikpati)氏が提唱する『太陽ベルトコンベア』説によれば、周期はおよそ40年。早くて30年、遅ければ50年とばらつきがあるのだそう。
Scientists Issue Unprecedented Forecast of Next Sunspot Cycle
NCAR model may explain sunspot activity and predict solar storms

 ここで50年の数値を取ると、1周期前は1961(昭和36)年前後、その前周期は1911(明治44)年前後となりますが、その頃の太陽活動はどうだったのでしょう?
 オーロラ活動に着目すると下記のようになります。(観測地:北海道女満別)

日本における低緯度オーロラの記録について

・1961年前後
 太陽周期19:1957年3月に太陽活動ピーク
 1957(昭和32)年:3月2日、7月5日、6日、9月13日、21日
 1958(昭和33)年:2月11日
  アラスカ州フェアバンクス上空に現れた皇帝級オーロラ
 1960(昭和35)年:3月30日、4月30日、11月13日

 特に昭和33年には、
 北海道をはじめ、東北、北陸、中部(長野)、関東の各地で観測が報告されている。
 朝日新聞と信濃毎日新聞は、それぞれ秋田市と長野市内で撮影したオーロラの写真(もちろん白黒)を掲載し、読売新聞は、新潟大学の分光観測の様子を載せている。また新潟日報は、日本海の北方海上の空に赤く輝く”異常現象”を発見し、火事ではないかと第九管区海上保安本部が巡視船を出す騒ぎとなったことを報じている。
 さらにこの日、地球上の広範囲にわたって無線通信障害が起き、欧州では久しぶりに見事なオーロラが現れたという。
…とのこと。

・1911年前後
 太陽周期14:1906年2月に太陽活動ピーク
 1909(明治42)年:9月25〜26日
 北海道のみならず、東北、北陸や広島、松山からの低緯度オーロラの観測報告があるそうです。

Solar Storm Warning
 NASA 2006年3月10日のニュース

磁気嵐注意報発令? 太陽の「気象予報」
 アストロアーツ 2006年3月24日のニュース



オーロラによる様々な障害について
(1999年12月の『アラスカ!ALASKA!』に掲載した文章より抜粋、加筆)

 太陽活動活発化に伴う磁気嵐は見事なオーロラを見せてくれる反面、トラブルも引き起こします。
 宇宙空間を飛行している人工衛星に磁気嵐の電子が当たって影響が出たり、宇宙飛行士には大変危険なので屋外作業は中止になります。(スペースシャトルは飛行高度が低いため、オーロラの中を飛ぶことがあります)
 また、地球上でも様々な障害が起こります。



停電
 オーロラはものすごい放電現象であり、強い磁気嵐が起こると電離層中に数百万アンペアという電流が流れます。これが地表にも電位差を生じさせるために、送電線や石油パイプラインなどにも電流が流れてしまうのです。
 オーロラが生じさせる電流は直流に近いので、交流の送電線にその電流が流れると複雑な障害を起こし、例えば変圧器を加熱させたり、発電所の電気回路にノイズが入ってしまい、それで停電になることもあるのです。
 確か、前々回の太陽活動ピーク時には、アメリカ東海岸の都市(ニューヨークだったかトロントだったか…記憶が曖昧)が大規模な停電に見舞われたと記憶しています。

金属腐食
 石油パイプラインに電流が流れるとパイプの腐食が進むそうで、パイプラインを流れる電流は常にモニタされているそうです。(多い時には1,000アンペアもの電流が流れることがあるそうですが、触ると感電するのかとか、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」じゃないけれど、パイプラインに火花が散ったりするのかなぁ・・・と、物理に疎い私は変な想像をしてしまふのであります。^^;; 今度物理に詳しい人に聞いて見ようっと。)
 もしかすると、地表よりもオーロラに近い飛行機にも影響が出るのではないでしょうか?

通信障害
 磁気嵐によって電離層の状態(構造)が変化するために、通信障害(短波受信状態)が起こりますし、地磁気を利用して長距離を飛んでいると言われる伝書鳩の事故も、磁気嵐が起きると発生しやすいとのこと。体内コンパスが磁気嵐によって狂わされてしまい、迷子になるのです。


 このように磁気嵐やオーロラ情報は、単に「綺麗な物が見られるのかどうか」ということではなく、宇宙での問題や、都市機能が麻痺する恐れがあるために出されている訳です。
 電子機器や宇宙開発の発達などが進んだ今日、人類が初めて直面するクライシスの一つであると言えそうです。

参考文献
 赤祖父俊一著
 『オーロラ―その謎と魅力』
 『オーロラへの招待―地球と太陽が演じるドラマ』

 なお、オーロラについての書籍やビデオは『空のBook Shelf』をご参照下さい。


太陽・太陽風 50のなぜ

太陽・磁気活動・宇宙線に目を向けよう
 とっても真面目ですっ!
 細かいリンクを引いたりして詳しくまとめられています。
 『思えばバカな企画だった』というサイト名で、地球温暖化、ダイオキシン問題などの環境について考えています。

2011年に巨大な「太陽嵐」が起きるということがあちこちでいわれていますが、この「太陽嵐」について詳しく書かれたsiteを教えてください。 from Hatena Question
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2006.8.25
JAL 今冬もアラスカ直行便を運行

JAL 今冬もアラスカ直行チャーター便を運行
 アラスカ観光協会発表
 8月10日発表のプレスリリース(PDF)
 
 2004年冬期、アラスカへの初めてのチャーター便は3便からスタートして、昨年は6便に増便。
 
今冬は成田・大阪・名古屋から合計10便運航されます。
 2006年12月22日(金)〜2007年2月21日(水)発までの4泊6日パターン。
 成田〜フェアバンクス間の包括旅行チャーター(ITC=ツアーのみ)で、ボーイング747−400を使用し、供給座席数は300〜350席を予定。
(ちなみに、2004年は292席、2005年は8席増加の300席。そしていよいよ350席へ??シートピッチがどんどん狭くなる?!^^;; 言い換えれば、それだけ人気が高まって、利用希望者も増えているということ。)
 通常、日本からの直行便がないアラスカは、米国本土内乗り継ぎで片道約12時間(乗り継ぎ時間を含むともっと!)かかるところ、本チャーター直行便だと往復共に6時間半で行き来ができます。

日本航空
アラスカ・チャーター便のページ
(期間限定ページ:リンク先はツアー発表後に閲覧可能)
使用機材:ボーイング747−400(300〜350席)

日本各地    18:00頃発→フェアバンクス 6:30頃着
フェアバンクス  9:30頃発→日本各地   10:00(翌日)頃着

ツアー日程(4泊6日、日本発・フェアバンクス発の日付)
成田 2006年12/22(金)〜2006年12/26(火)
関空 2006年12/26(火)〜2006年12/30(土)
成田 2006年12/30(土)〜2007年 1/ 3(水)
成田 2007年 1/ 3(水)〜2007年 1/ 7(日)
名古屋 2007年 1/13(土)〜2007年 1/17(水)
成田 2007年 1/17(水)〜2007年 1/21(日)
成田 2007年 2/ 9(金)〜2007年 2/13(火)
成田 2007年 2/13(火)〜2007年 2/17(土)
成田 2007年 2/17(土)〜2007年 2/21(水)
関空 2007年 2/21(水)〜2007年 2/25(火)

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 JALトラヴェルほか、大手旅行会社で当フライトを利用するツアーが発表されると思います。
 本ニュースもこれまでよりもひと月前に発表され、直行便利用のアラスカ・ツアーの人気も年々高まっているので、希望する日を確実に予約するには、早めが良いかも知れません。
 なお、毎度の事ながら直行便を利用できるのは、ツアー利用者のみ。
 乗ってみたい〜っ!(;_;)
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2006.7.14
赤祖父俊一
『北極圏へ〜オーロラと地球温暖化に挑む〜』

赤祖父俊一 『北極圏へ〜オーロラと地球温暖化に挑む〜』
 北極圏は、すばらしい自然に満ちている。人類未踏の地がいまなお残る宇宙と同じフロンティアだ。
 どうしてオーロラ研究をすることになったのか。北極圏は地球温暖化といかに密接に関係しているか。“世界の赤祖父”が、科学と人生を素直に書き下した。
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 本書は、いわゆるオーロラ解説本ではなく、オーロラ研究の第一人者として知られる、アラスカ州フェアバンクスの国際北極圏リサーチ・センター(通称IARC)所長の赤祖父先生の自伝的作品です。
 ご自身の人生を語る上でオーロラは不可欠ですから、オーロラ研究に関する記載のヴォリュームも多く、沢山の画像も盛り込まれています(他解説書の中で拝見したことがあるものも多いです)。

 これまでの著書と趣を異とするのは、日常生活やご家族のことはもとより、研究生活の裏側が多く語られている点ではないでしょうか。
 UAF(アラスカ州立大学フェアバンクス校)のGeophysical Institute(通称GI)所長の後にIARC所長に就任、様々なご苦労も多かったことがうかがい知れます。
 以前、赤祖父先生の講演会を拝聴した際に、「IARC設立の折には、日本からは沢山の援助を頂いたのだから、日本にはご恩返しをしなくては」というようなことを何度も口にされていた姿が思い出されます。
 研究者はその研究を続けるための資金援助を取り付けるということも、大きなお仕事の一つで、それは研究に限ったことではなく、一般企業内でもそうなのですが…。

 オーロラや地球温暖化の研究の裏側を垣間見られることは言うまでもなく、研究生活や資金を巡る人間模様、それらを支える創造性の大切さなど、これからの日本への警鐘や提言が綴られた一冊です。
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2006.7.1
坂本昇久写真展 『宙風(SORA-KAZE)オーロラ』

坂本昇久写真展『宙風(SORA-KAZE)オーロラ』
 日時:2006年7月22日(土)〜9月3日(日)(8月14日、28日休館)
 場所:府中市郷土の森博物館 特別展示室
 料金:大人500円、中学生以下200円(博物館観覧料含む)

 オーロラは、太陽風(電子の粒)を受けて地球大気中の主に酸素や窒素の原子が反応して光り輝く現象です。出現場所は両極域に限られ、かつ観察のタイミングが難しいと言われています。そんな貴重で美しいオーロラを追い続ける写真家・坂本昇久氏の自信作が公開されます。寒い夜空を鮮やかな彩りで飾る極光の神秘を、ぜひとも味わってください。
 オーロラを見ることで、宇宙を吹く風の存在を感じていただけたらと思います。


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 Nori(坂本昇久)さんの紹介文が、またまた奮っています。
 地球と宇宙の境目で吹き荒れる光の嵐、オーロラ。
 宙風…ソラカゼ。
 風は様々なものを乗せて、人々の心を吹き抜け、そして繋いでゆきますネ。

 エプソン・ギャラリーでの開催に伺えず、非常に残念に思っていたのですが、久しぶりの写真展。
 会場は府中市郷土の森博物館とは、ゆかりの方々が多い場所です。今から待ち遠しいっ!
 問題は、暑い時期ということ…ヘロヘロで動けないと困るなぁ。(T_T)

 なお、同館では6月3日〜9月3日までプラネタリウムで『ムーミン谷のオーロラ』を上映します。
 本プログラムはムーミンのキャラクターとオーロラとの取り合わせということか、小さいお子さんから大人まで人気のある作品で、数年前から日本各地で上映されています。
 観覧料金:大人600円、中学生以下300円(博物館観覧料含む)

 博物館展示、写真展、プラネタリウムを一緒に拝見すると…通常よりも100円お得なオーロラ・セット券というのがあるそうです。
 その後で、FASの観望会に参加…というフルコースは可能かしらん?
 近くにはビール工場もあって、試飲もできるそうですよ。(^^ゞ
 郷土の森博物館は緑濃い広大な敷地内にあるので、写真展開催は暑い時期ではありますが、森林浴も兼ねてお散歩されるのも宜しいかと思います。
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2006. 7.1
内野志織オーロラ写真展 『瑠璃色夜空』

内野志織オーロラ写真展 『瑠璃色夜空』
 7月24日(月)〜30日(日)
 西邑画廊
 東京都中央区八重洲2−10−5 花長ビル1F
 T:03−3278−1420
 入場無料

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 冬はカナダ・イエローナイフを拠点にオーロラを追いかけ、夏はカナダのみならずアメリカ国内を撮影されるなど、精力的に活動中の内野志織さん。待望の写真展です!
 折りしも22日からは、師匠のNori(坂本昇久)さんが府中市郷土の森にて個展開催。
 もしかしたら、ご一緒に撮影されたカットもあるのかも知れませんネ。ワクワク!

内野志織さん写真展会場の様子
 行って参りました。
 濃霧の中から一瞬だけ姿を現した滝とオーロラの饗宴。
 稜線から立ち上るマゼンタの焔。
 月明かりに照らされて水晶の粒を散らしたように輝く雪原の上で、華麗に舞い踊る光のベール。
 時に力強く、そして柔らかで繊細な光を写し取り、丁寧に紡ぎ出した作品達。
 会場には志織さんがいらして、撮影の際のエピソードなど色々なお話も伺うことができました。

 最近は、晩夏から秋のオーロラも人気が出てきました。
 イエローナイフの夏のオーロラ・ウォッチング・ツアーも出てきましたが、志織さんも8月にはイエローナイフに戻られて、来春までオーロラ・ツアーのガイドなどもされるそうです。
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2006.7.1
星野道夫展 『風のような物語』

NHK 2006年度特別企画
 星野道夫展『星のような物語』
 東京:松屋銀座店  8月 2日(水)〜8月14日(月)
 大阪:大丸梅田店  8月16日(水)〜8月28日(月)
 福島:中合福島店 10月26日(木)〜11月6日(月)
 今年の8月から全国巡回型の写真展『NHK 2006年度特別企画 星野道夫展「星のような物語」』が始まります。
 約2年をかけて全国を巡回する予定です。
 現在決まっている会場は上記の通りですが、他にもたくさんの会場で開催予定です。詳細が決まり次第お知らせいたします。
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 星野道夫公式サイトからの情報です。
 2年をかけて全国を巡回ということで、沢山の方がご覧になれるのではないでしょうか?
 真夏の松屋銀座は、今夏もまたまた熱気が漂うこと必至!?(毎回長蛇の列…ですものね。)しかぁ〜し、個人的には暑い最中は辛いのであります。(T_T)

星のような物語 星野道夫展
 NHKプロモーションのサイトで、 こちらに沢山の情報や画像が掲示されています。
 7月にオンエアされる関連TV番組情報も載っています。
 他にもDVDも発売決定です!
 詳細はリンク先をご参照下さい。
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2006.7.1
河内牧栄・真樹子 写真展
『大いなる荒野アラスカ 〜白夜とオーロラに抱かれて』

河内牧栄・真樹子 写真展
 『大いなる荒野アラスカ 〜白夜とオーロラに抱かれて』

 モンベルの下記店舗にて
 入場無料
 モンベルクラブ 諏訪店
 7月1日(土)〜7月30日(日)

 渋谷店、町田店の開催は大盛況で、動員記録も作られたそうです。
 アラスカに暮らし、長年撮り続けてきた北極圏先住民たちの生活やオーロラ、自然、野生動物、原野への旅など、紹介されることの少ない極北アラスカの姿を中心に、冬はマイナス45℃にもなるフェアバンクスでの生活の匂いも伝わる写真展を予定しています。
 一見、荒涼と広がる極北の荒野は、多くの生命を育む豊穣の大地。そこに棲むあらゆる命の健気さ、いとおしさと、奥深いアラスカの魅力が伝われば幸いです。
−河内牧栄・真樹子−
2005年秋のオーロラ
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 オーロラ画像は昨秋撮影したもの。
 フェアバンクス郊外の湖へオーロラ撮影に出かけたら、バッタリ牧栄さんとお会いしました。ベンチのあたりに牧栄さんがいらっしゃった筈…。
 上のオーロラ画像を撮影した夜のこと。
 沢山のゲストをお連れで、湖のほとりにしつらえられたテーブルと椅子にカンテラを灯して、オーロラを待っている間にも暖かい飲み物を供されるなど、きめこまやかなサーヴィスをされていました。
 オーロラが活発化すればご自身でもシャッターを切られるし、ゲストとオーロラとを一緒に記念撮影などお忙しい筈ですが、何故かいつも牧栄さん・真樹子さんの周りの時の流れは、アラスカを思わせるようにゆったりと流れています。
 そして、お二人のお話はとても面白くて楽しい上に、様々なことに造詣が深くていらっしゃるので、感心することしきり。
 経験に裏づけされた重みのあることも、サラリと…。
 格好良いカップルです!


ネイチャー・イメージ
 牧栄さん・真樹子さんがネイチャー・ツーリングを目指してフェアバンクスに開いた会社。  オーロラ・ウォッチング・ツアー、オーロラとの記念撮影、一年を通じたフィッシング、カヌーやハイキングなどのアウトドア全般、ネイティヴ村訪問など、長年の経験を生かしたツアーを提供されています。 (いつもお客さんをしない私をどうかお許しください。m(__)m)

大いなる荒野アラスカ
 牧栄さんのブログ。
 味わい深い文章で、引き込まれてしまいます。
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