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オーロラ情報局
by 日蝕貧乏知恵者猫
2002年1月のニュース
 ◆オーロラを撮る
 ◆地上最後のサンクチュアリ−アラスカ
 ◆坂本昇久オーロラ・スライドショー 『The Dance with Arctic Light』
 ◆坂本昇久写真展 『The Dance with Arctic Light』 (再掲)
 ◆今月のプラネタリウムのオーロラ番組

2002.1.31
 
オーロラを撮る

How To レポート 『オーロラを撮る』
 月刊『写真工業』2月号
 解説・撮影:千葉大学名誉教授三位信夫氏、亀田龍吉氏
 定価:¥870−(確か税込み)
 発売:2002年1月19日(金)
 写真工業出版社


 カラーの口絵でオーロラの写真が4ページあります。
 亀田氏はアラスカ・チナで、三位氏はイエローナイフで撮影。
 撮影機材:ニコンF90X、ニッコール24〜85mmF2.8、シグマ16mmF2.8、同じ20mmF2.8、トレビ400、RHPV、RMS、フジカラPRO400。
 知識編として千葉大学名誉教授の三位氏が5ページ、撮影編として亀田氏が1ページ執筆。

 特筆すべきは知識編の内容。
 ここまで書いてしまっていいのかぁ?!と思わずハラハラしてしまった私。
 大学の名誉教授でいらっしゃる方が書かれた内容に、私ごときが何を言うか!ではありますが。
 アラスカ以外の政府観光局や旅行会社などから大いにクレームが付きそうなのですもの。(^_^;)

 オーロラ発生の簡単な解説に続き、オーロラの出現確率が論じられています。
 アラスカ大学のニールセン氏の最新研究結果では、「アラスカではスカンジナビアに比べて2倍くらいオーロラが発生しやすく、また明るさも何割か明るいことを統計的に見出した」というものです。
 これは、南半球と北半球の磁場強度の差と、北半球の18カ所にあるオーロラ観測所の全天カメラの記録から得たオーロラ出現確率から導き出された結果だそうです。
 晴天率はどうなっているのだろう?と思ったのですが、全天カメラの記録からということは、晴天率も加味されていると判断して良いのでしょうか?????
 11月のニュースでお伝えした、アラスカ上空にしか現れない、長時間形を変えないオーロラとか、アラスカのオーロラは何か他とは違うのでしょうか?????

 この記述の後には、太陽活動の11年周期よりもコロナホールがもたらすオーロラ活動の方が安定しているという例の話が続き、オーロラの形、色、肉眼と写真との違い、撮影時の服装、機材についてなど、一通りの解説が盛り込まれています。
 ただ、オーロラの形を説明する図が入っているだけで、あとは全て文章。
 この雑誌はそれなりにカメラの知識がある人がターゲットなので、それでも理解可能ということだと思われますが・・・。
 こちらで全ての内容をご紹介するのは無理なので、ちょっと大きめの書店で本誌を探してみて下さい。
 なお、出版社のサイト内に全国常備店リストと、直接注文(別途送料が必要)について書かれていますので、ご参照下さい。

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2002.1.31
 地上最後のサンクチュアリ−アラスカ

ネイチャーサイエンス 3月号
 『地上最後のサンクチュアリ―アラスカ』

 定価:¥980−(税込み)
 発売:2002年1月26日(土)
 株式会社ネイチャーサイエンス


 この地上に残された最後のサンクチュアリ、アラスカ。
 アメリカの国鳥であるハクトウワシが群れをなして飛び、アメリカ本土では激減の一途をたどるオオカミたちの遠吠えが響きわたります。空にはオーロラが舞い、凍てつく大地が照らしだされます。
 人間にとって厳しい自然環境は、ほかの動物たちの楽園をつくりあげました。アラスカの大自然を紹介します。(本誌紹介より)

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2001.1.8
 坂本昇久オーロラ・スライドショー 『The Dance with Arctic Light』

坂本昇久オーロラ・スライドショー 『The Dance with Arctic Light』

 『サイエンス&テクノロジー・フォーラム』
 日時:2002年1月26日(土) 15時〜17時10分
 場所:科学技術館地下2階 サイエンスホール
 参加費:無料
 定員:300名(当日先着順)

 問い合わせ先:科学技術館 秋田博文氏 T:03−3212−8506
 詳しくはこちらをご参照下さい:科学技術館 本イヴェント紹介ページ

第一部 15:00〜15:55
 オーロラ・スライドショー 『The Dance with Arctic Light』
 坂本昇久氏 & 南 繁行氏(大阪市立大学教授)


 第二部 16:00〜17:10
 電子社会への道
 辻井重男氏(中央大学研究開発機構長、電子情報通信学会元会長)


 Noriさん(坂本氏)のスライドショーの後で、南氏によるオーロラの解説、そして撮影者であるNoriさんの撮影にまつわる数々のエピソードが伺えるそうです。


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2002.1.8
 坂本昇久写真展 『The Dance with Arctic Light』

坂本昇久写真展 『The Dance with Arctic Light』(極光と踊る)
 科学技術館2F サイエンス・ギャラリーにて
 東京都千代田区丸の内北の丸公園2−1
(武道館隣)
 T:03−3212−2440

 参照:イヴェントのページ



 先月ご紹介したニュースの再掲です。詳しいコメントはこちらをご覧下さい。

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2002.1.8
 今月のプラネタリウムのオーロラ番組

 投影時間や休館日などの詳細は、お出かけの前に各投影館や関連サイトでご確認下さいネ。

北とぴあ科学館
 オーロラ
 12月8日(土)〜2002年3月3日(日)
 入館料:大人500円、子供200円
 東京都北区王子1−11−1 北とぴあ(ほくとぴあ)
 T:03−5390−1224

 JR京浜東北線王子駅下車 徒歩2分
 毎週月曜日(祝日除く)と祝日の翌日(日曜日除く)、2月5、6、17日は休館。

 地球上の、ごく限られた場所でしか見ることのできないオーロラ。
 オーロラにまつわる伝説や太陽との深い関係とは・・・?
 「最も美しく、神秘的な自然現象」といわれるオーロラの魅力に迫ります。

 (番組紹介より)



 拙撮影のオーロラ写真を多数使っていただいております。詳しくはこちらをご参照下さいませ。
 多くの方にご覧いただけたら嬉しく思います。
 また、ご感想なども伺いたいです。(^^)



愛媛県総合科学博物館
 オーロラ紀行
 12月8日(土)〜2002年3月3日(日)
 プラネタリウム観覧料:大人(高校生以上)500円、小中学生250円
 愛媛県新居浜市大生院2133−2
 T:0897−40−4100
 月曜日(月曜日が祝日や振替休日にあたるときは、火曜日)は休館。


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