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アラスカ情報1999年版

氷の彫刻コンテストは、今年も盛況
 『氷の彫刻コンテスト』(ICE ALASKA)ですが、世界各地から100名にも及ぶ参加者を迎えて90を越える大小の彫像が制作されました。コンテストは様々なカテゴリーで争われ、シングル・ブロック、マルチ・ブロックなどに部門が分かれ、制作に携わる人数制限などもあります。
 製作期間は3月3〜14日で、14日の夜には表彰式。(しかし、入場の際に『投票用紙』をもらえるのです。一般人気投票かしらん?特に明記はないのですが・・・。)その後4月上旬に氷が解けてしまうまでの間、フェアバンクス市の特設会場(Ice Park)に展示されました。
 今年は日本からはヒルトン東京ベイホテルからシェフ2名が参加して、惜しくも入賞は逃したようですが、繊細な彫像を制作していました。
 北欧(特にフィンランド)からの参加者が多いようです。そして、カリフォルニアから毎年参加している料理学校のチームなど、シェフが腕を振るうケースが多いように思います。また、『プロの氷の彫刻師』の存在にはちょっと驚きでした。
 夜間には色とりどりの照明でライトアップされて大変美しいのですが、かなり冷え込むので防寒対策は万全にして行きましょう。(使い捨てカイロなど)

 観ることに関してはいつでも美しいと思うのですが、撮ることを考えると、いくつかお勧めの時間帯や天気があります。
 1:空が晴れ渡って
天気がとても良い日
   やっぱり抜けた空の元に観る氷の彫像は美しい!
 2:太陽が傾いてきた頃
   斜め光線で照らされた氷は透き通って見えて美しい!
 3:夕暮れからライトアップされる時間
   オレンジ〜藍色のグラデーションをバックにした彫刻は、個人的には一番のお勧め。

 96年&99年の写真は次ページをご覧下さい。

 今年の入場料金
 ICE PERSON $10−(1回入場券)
 他にもシーズン・チケットや家族チケットなど全4種類あります。
 会場内にはトイレ、暖をとる待避所、軽い飲食が出来る所があります。

 ICE ALASKAについて詳しくはこちら(英文)をご覧下さい。

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