『空のkiroku』表紙/写真展のご案内/AURORA Photo Gallery 1990-2000
オーロラ写真・パネル展 〜 光のメッセージ 〜 ご来場下さった全ての方にお礼を申し上げます。 どうもありがとうございました! 以下に、お寄せいただいたご感想やご意見から一部を掲載します。 アンケート用紙にご連絡先が書いてあった方には、直接お返事差し上げられるのですが・・・。 これは、いわば公開の返信です。 |
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思いがけず、とても美しい写真を見させて頂いて楽しかったです。 オーロラを実際に見ると人生観が変わるときいたことがありますが、見に行くことができなくても写真で見れてよかったです。 実際には本当に素晴らしいものでしょう。 これからもがんばってください。 (無記名の方) 暖かいお言葉、ありがとうございました。 確かに、オーロラや皆既日蝕などは、実際に見ると人生観が変わるという話を聞くことが多いですね。 私はそのどちらも見たことがあるのですが、そのスケール感はすごいと思います。 荘厳、壮大、大スペクタクルと言い表されることが多いのですが、まさしく筆致に尽くしがたい・・・としか私には言いようがありません。 『天が裂けて光が降り注ぐ』というオーロラには畏怖の念さえ抱きますし、静かなカーテンが翻っている時でも、実際に自分の目の前で起こっていながら、信じがたいような気持ちになったりもします。 会場のフリップにも書いたように、『ライブが一番!』だと思うので、是非とも実際に体験(体感)していただきたいと思います。 なお、私の場合は人生観が変わったと同時に、人生を踏み外したとも言えるような・・・。(^^;;) オーロラのためにそうなったのか、たまたま自分の転機とシンクロしていただけなのかは定かではありませんが。 オーロラや日蝕を見ているときに思うのは、地球や宇宙の存在と、地球という星が一つの生き物だということ。 そして、自分がその場にいられること、生きているということへの感謝の気持ちです。 地球でオーロラが見られるのは、大気などの自然のバリアがあることの証明で、宇宙から降り注いでいる生物にとって有害な光線をシャットアウトしてくれているからだそうです。 一番最初にオーロラを見に行った時には「人生観が変わるのでは?」というような思いは全くなくて、長年見たいと思って憧れ続けていたオーロラを一目見たいという思いだけでした。 そして、気づいたら、オーロラを見ることから様々な思いが浮かんで来ました。 とても厳しいことを申し上げるように思いますが、「人生が変わるかも」という過度の期待を抱いてオーロラをご覧になられるよりも、そこから何を感じ取れるかのほうが大きいように思います。 実際、オーロラをご覧になっても「なぁ〜んだ、こんな物?」とおっしゃった方もおられますし・・・。 ああ、偉そうなことを言ってしまった。(^^;;) |
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キレイです!!本当。 もっとたくさん写真見てみたいです。 広告とかに載ってるオーロラを見るツアーとかでも、簡単に見えるものなのでしょうか? (KMさん) 楽しんでいただけて良かったです。(^_^) しかし、こればかりは『運』としか言いようがないかも知れません。 運=お天気やオーロラの活動度ということになります。 運が良かったと言えますが、紅葉狩りにカナダのバンフへ行き、夜中に移動中のバス車中から美しいオーロラを見た知人がいます。何の苦労もなく、素敵なプレゼントを得た例の一つだと言えるでしょう。 この時はオーロラの活動度がかなり活発だったため、普段はオーロラが見られない南のほうまでオーロラが下がったので見えたという訳です。 オーロラは地上から80kmから1,000kmの上空で起こっている現象なので、お天気が良くなければ見ることができません。 オーロラの活動度がものすごく活発でも、雲があったらオーロラのダンスはその上なのです。(;_;) ある時は、現地到着が夜遅くで、みんな眠い目をこすってバスで急いで走らせ、ようやく宿泊施設に到着。みんながバスから降りるのを待ちかねたように、光の乱舞が頭上で始まった・・・なんていうこともありました。 かたや、1週間も粘ったのに、ずっとお天気が悪くてとうとうオーロラには出会えなかったという人もいます。 幸い私はこの11年間、現地滞在中に一度もオーロラが見られなかったということはありません。 でも、これはかなりラッキーだと言えるようです。 旅行会社が催行しているオーロラ・ツアーは、大抵オーロラを見るのに適した場所や施設を選んでいる訳です。 オーロラ出現率・地磁気緯度などの細かいことを言えばキリがありませんが、とにかくまずは晴天を祈りましょう! ここから先は、私の疑問です。 水を差すようで申し訳ないのですが・・・。 旅行会社や観光局のパンフレットなどに「**でのオーロラ出現率は年間何日」というような記載を見ることがあります。 このデータはどうやって出しているのかな?と不思議に思っていました。 先日、名古屋大学太陽地球環境観測所所長の上出洋介先生の講演を伺うチャンスがあり、その中で述べておられましたのですが、「データは、取るに足りないショボいオーロラでも、見えたら1回とカウントしてある」とのこと。 これは、「雲か煙かわからない」のもオーロラだとカウントされていることで、多くの方が思い描かれる「光のカーテン」のイメージのオーロラの出現率は、もしかしたらデータよりもちょっと少ないのかも知れません。 けれども、逆に北海道で低緯度オーロラが見られる確率は10年に1回と言われているのに、実際の観測ではこの10年間に数度観測されているのです。 データというのはわかりませんねぇ・・・。(*_*;) |
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できるだけ地名を入れてください。年号も。 (無記名の方、数名) 同様のご意見をいくつかいただきました。 今回は『とかく光のカーテンというイメージで捉えられがちのオーロラにも、様々な姿がある』lことを知っていただきたくて、あえて撮影年や場所は明示せず、ストーリー仕立てで展示しました。 イメージとしては『オーロラ絵本』で、写真は挿絵といった感じでした。(^_^;) それで、『写真展』ではなく、『写真・パネル展』とさせていただきました。 また、オーロラ・ウォッチングのツアーが催行されている場所などは別途地図にしてご紹介し、太陽活動のピークとボトムとで、見られるオーロラの特徴の差異(形や色など)ついても、1つのコーナーで説明した次第です。 でも、実際にオーロラ・ウォッチングに行きたいと考えていらっしゃる方は、太陽活動のどの時期にどの写真のオーロラが見られたのか?は気になるところでしょうし、空の視界やロケーションなども情報として知りたいものですよね。 またいつか写真展のチャンスがありましたら、その時にはいただいたご意見を参考にさせていただきたいと思います。 どうもありがとうございました。 なお、いつも今回のようなスタイルで展示している訳でなく、作品名、撮影場所、年月日などを記した、いわゆるスタンダード・スタイルで展示する場合もあることを付け加えておきます。m(..)m |
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一度オーロラを直接みることが私の夢で、今回ここで写真展があるということで来場しました。 自然現象とはいえ、写真が美しくて感激しました。 また、オーロラにも様々な種類や見え方によって変わることなど、はじめて知ったことも多かったです。 これを機にホームページをのぞいてみたいと思います。 (MKさん) MKさん、ご来場ありがとうございました! そして、このページをお読みいただいているでしょうか? 今回の展示の意図は、上記にも書いたように様々なオーロラの姿だったので、それをおわかりいただけて嬉しいです。(^_^) 是非、一度本物のオーロラをご自分の目でご覧下さい! そして、もしその時に何かお困りのことがあったら、メイルやゲストブックにお越し下さい。 お待ちしています! |
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私もいつか本物のオーロラが見てみたいと思います。 もしかしたら、涙があふれてしまうのでしょうか・・・。 「地球に生まれてきてよかった」 「生きていてよかった」 感動を味わいたいです。 (無記名の方) 素敵なお言葉をいただき、お互いの思いが通じているようで、とても嬉しいです。 ありがとうございます! 「地球に生まれたこと」「生きていること」 いずれも普段意識することはほとんどないと思うのですが、オーロラを見てから・見ている時には、自然とその思いが湧き出てくるのです。 初めてオーロラを見たとき、溢れる涙を拭うことも忘れて見上げていました。 長年の夢が叶ったのが嬉しかったのと、そしてやはり感謝の気持ちがこみ上げてきたのだと思います。 それがまた、凍り付きそうなくらいに冷たくて・・・。(^^;;) 自分が写真を撮っているのにこんなことを言うのはナンですが、オーロラにしても皆既日蝕にしても、ライブが一番で、肉眼で見ることが最高の贅沢であり、かつまた一番純粋に体感し、楽しめるのではないかと思うのです。 写真を撮っていると、やれフレーミングがどうだの、露出がどうのと、余計な思いが邪魔をするので・・・。 カナダ観光局の局長さんも、アラスカ州観光局の局長さんもおっしゃっていました。 「写真を撮るのではなく、まずは肉眼でたっぷり楽しんで下さい」と。 あなたの「いつか」が叶いますように。 そして素敵な光があなたに降り注ぎますように・・・。 |
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