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アラスカ オーロラ便り1994
by 日蝕貧乏知恵者猫/福島 円
アンカレジの夜は更けて(ど〜でもいい話 ^^;;)
アンカレジのお寿司の写真
 アンカレジに戻り「美味しいから行ってみたら?」との勧めで、何故かお寿司屋さんへ行きました。
 海外でわざわざ日本料理屋へ足を運ぶことはないので宴会も初めてでしたが、そこは我等が面々のこと。
 折しもアンカレジで行われていた『北方圏サミット』に出席していらした札幌の方々をも巻き込んで、あっという間に巷の居酒屋化させてしまったのでした。
 悲しいかな、やはり私も日本人だったか……。(^^;;)

 お酒が進むに連れ、いろいろな話が飛び出しましたが、ちょっと真面目に関係省庁や企業に動いていただきたいお話。 
 「太陽フレアが出たっ!」というニュースを聞いてから日本を出発しても、太陽風が地球に到着するには1日半から2日かかるから、本当は間に合う筈です。(地磁気嵐が出てからでは、どうなのでしょうか?)
 しかし、現状では成田からアンカレジの直行便がない分、時間的ゆとりがなくて難しい。
 直行便だとたった6時間で来られるのに、シアトル経由だと(待ち合わせ時間を含めて)24時間近くかかる訳です。
 成田−アンカレジの旅客便はないけれど、貨物便に潜り込む手を使ったら(クーリエ?)どうだろう?でも、逆に料金が高そうだし、チャンスは思うように回ってこない気もするしねぇ・・・など、話は弾みます。そして、もっと多くの方にオーロラやアラスカを楽しんでいただくために「直行便を飛ばせっ!」の大合唱と相成りました。

 そんなこんなの大騒ぎをして数時間、アンカレジの夜は更けて。

 シャリはカリフォルニア米を氷河の水で炊いてあるとかで、自分の家で食べるよりも美味。
 カニやホタテ、イクラやサケは地元の幸で、美味しいことこの上なし。
 出てきたお寿司は次々とみんなのお腹の中に消えて、テーブルの上には空のビール瓶と徳利がどんどん並び、豪遊をしてしまいましたっ!!

 しかし、そのツケはあるというもの。
 数時間後には帰国の途に着くと言うのに、飲み過ぎたせいでモーニング・コールも無視して、ホテル出発15分前になるまで起きなかった人もいたようで……。
 いやはや、よく間に合ったものです。

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