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アラスカ オーロラ便り1994
by 日蝕貧乏知恵者猫/福島 円
★はじめに
 この旅行記は、膨大な文章と挿絵的な写真で手製の冊子として当初作成したものですが、インターネット上では文章量が多すぎるので再編集しました。 それでもかなり長いように思いますが・・・。(^^;;)
 これ以前&その後の旅行についても、今後フォト・アルバムや文章にしたいと考えています。

オーロラと記念写真 パクソンにて
 まずは、Paxsonで撮影した満天の星空と淡いオーロラ(+得意のペンライト逆さ文字?!)

 オーロラさえ出ていなければ、赤道儀と望遠鏡を持って行って星野写真を撮りたい空です。
「alaska」の文字はゆがんでしまいましたが、ペンライトで文字を裏側から見た形に描き、一文字書いては一歩横に移動するので、私の影がうっすらと文字の数だけ写っています。(この写真はストロボではなくて懐中電灯で照らしたため、光量が少なくて人物が透けています。)
 ウェアが赤なので雪にも映えるし、他の色のウェアよりも写りが良いようです。

 毎年恒例とも言えるスナップなのですが、文字は急いで書くと薄くなってしまうので、オーロラだけを撮るよりも露出時間が長くなります。それで、一緒に撮るバックのオーロラは、動きが早かったり明る過ぎてはいけないなどの条件が加わって、なかなかうまく撮れません。(オーロラを選り好みするとは!)
 オーロラと一緒に記念写真(人物)というのならば、まわりの人にストロボ発光の許可を得ることが必要ですが、バルブでオーロラを撮って、最後にストロボを発光させれば案外簡単に撮れます。
 その時、最初のバルブ撮影の間は人物も一緒に写しておく方がよいでしょう。そうしないと背景が透けた人間に・・・。
 少し辛いけれど、しばらくジッと我慢ガマン。

 さて、1990年から続いているオーロラ撮影旅行。
 2003年4月現在、アラスカに13回、フィンランドに1回出かけました。
 これからも可能な限り続けていくつもりです。

 既存のオーロラ・ツアーでは撮影日数などが少ないなどの理由で飽きたらず、1991年からは個人旅行を企画して、仲間を誘って出かけています。
 アラスカではほとんどフェアバンクス近郊で撮影していますが、1994年には3月5日〜13日の7泊9日間の日程でレンタカーを使ってアラスカ州内を回りました。
 それまでは州内を飛行機や列車で移動していましたが、車ならではの様々な出会いや経験があったことに刺激を受けて、この年に初めて旅行記を書きました。

 この旅でカウントは片手一杯になったのですが、オーロラ姫は飽きるどころかまだまだ尽きぬ魅力を披露してくれます。
 しかしながらアラスカの大地は広大で、昼間は移動、夜はオーロラ撮影というのはなかなかハードでした。
 メンバ8名は成田−アンカレジの往復チケットだけを手に、その後の行き先や宿泊などは一切決めずに日本を後にしたのでありました。

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