KG-1

契刀五百
前漢 (206.BC-AD 8)
新 (AD 8-23)
鋳造時期:前漢、孺子嬰、居摂二年 (AD 7) - 新、王莽、始建国元年 (AD 9)
表:漢字銘文:「契刀五百」。
第一字目の「契」とは、本銭の銘文では、「契」の字のなかの「大」の部分を「木」にかえた文字が、用いられています。 本銘文でいう「契」とは、きざむこと、特に、木をきざむことを意味します。 従って、「契刀」とは、木をきざむための小刀、という意味です。 また、「五百」とは、この貨幣が、当時一般的であった五銖銭五百枚に相当する、という意味です。
それ故、「契刀五百」とは、「木をきざむための小刀のようなこの銭は、五銖銭五百枚に相当する」という意味です。 内外郭
裏:内外郭
16.2g
73.3mm x 28.0mm
美品
売却済み



山下 秀一
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