KD-1

テッサリア、テリカ
480-420.BC
ヘミドラクマ(1/2ドラクマ)銀貨
Sear 2226. BMC 7.1.
表:裸のテッサリアの青年が右向きに立ち、右の方へ跳ねて行こうとする暴れ牛の前身を抑えている。
裏:TRIKKAION (一部裏文字)。右の方へ跳ねて行こうとする馬の前身。全て四角い刻印の中にある。
2.9g
D-16.2mm x 15.2mm
表:美品 / 裏:極美品
売却済み


KD-2

イタリア、トオリオイ
トオリオイは、イオニア海・タラント湾に面した港町で、アテネの植民市です。
350-281. BC
ステーター銀貨
Sear 447. BMC 1.86. と同様。
表:向かって右むきのアテナ・パルテノスの頭部。棟飾りのある、スキュラ (シシリー島とイタリア半島の間にあるメッシナ海峡に出没するという海の怪物) によって装飾された、アテネ様式の戦闘兜を被っている。
裏:雄牛が角を向かって右のほうに突き出している。上方にギリシア語で、"THOYRION SLN" と銘文がある。
7.6g
D-20.0mm x 18.7mm
佳品
売却済み


KD-3

アカルナニア、アルゴスアンフィロキコン
アルゴスアンフィロキコンは、イオニア海に面したギリシアの港町です。
紀元前4世紀中頃−紀元前3世紀中頃
ステーター銀貨 ( コリントタイプ )
Sear 2259. BMC12.15. と同様
表:ペガサスが翼を上方にあげ、向かって左へ飛んでいる。ぼんやりと下に "A" とみえる。
裏:向かって左むきのアテナ・パルテノスの頭部。皮の保護帽子の上にコリント様式の戦闘兜を被っている。その上にギリシア語で "AMPHIL"と銘文がある。
8.2g
D-22.3mm x 20.5mm.
表:並品 / 裏:美品
25.000円


KD-4

アカルナニア、アルゴスアンフィロキコン
アルゴスアンフィロキコンは、イオニア海に面したギリシアの港町です。
製造時期:紀元前4世紀中頃−紀元前3世紀中頃
ステーター銀貨 ( コリントタイプ )
Sear 2259. BMC12.15. と同様
表:ペガサスが翼を上方にあげ、向かって左へ飛んでいる。下に "A" とみえる。
裏:向かって左むきのアテナ・パルテノスの頭部。皮の保護帽子の上にコリント様式の戦闘兜を被っている。下に AP(?) と見える。盾があり、その盾とアテナの頭部との間に、DI とある。
7.5g
D-22.0mm
美品
40.000円


KD-5

ビブロス(別名はゲバル)
ディシェケル(2シェケル)銀貨
製造時期:アズバアル王の時代:Ca. 350.BC
Sear 6011. BMC 26. 95,4-5.
表:ガレー船が、丸い盾を持った三人の重装歩兵を乗せて、左の方へ進んでいる。下に、海の怪物ヒッポカムプが左へ進み、ホラ貝がある。
裏:雄牛が左の方向へひざをかがめ、やはり左の方向に、ライオンが噛みついている。ライオンの後ろ、地の部分に、フェニキア文字の銘文がある。'AZB'AL M(e)L(e)K G(e)B(a)L = アズバアル、ゲバルの王。
12.77g
26.0mm x 24.3mm
いくぶん腐食しているが、その他は極美品に近い状態。銘文は鮮明。
ビブロスは、バイブル(聖書)という言葉の語源となった町です。
売却済み



山下 秀一
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