第6回党大会コミュニケ
            労働者共産党 中央常任委員会

 労働者共産党は去る九月の過日、第6回党大会を開催した。
 今大会は、「3・11」の年の秋に開催した以降の、三年ぶりの定期党大会であった。第二次安倍政権などとの闘いに多忙の中、全国各地から代議員、評議員(中央委員)が結集した。
 大会は、その成立を宣言した後、議長団を拍手で選出し、最初に中央委員会提出の「総括決議」案(中央委員会活動報告)の審議に入った。
 「総括決議」案は、このかんの第5回大会決議、2中総・3中総決議にもとづく実践を振り返りつつ、現有勢力での力をそれなりに発揮してきたが、党と革命勢力の発展の道筋は依然切り拓かれていないことを指摘し、きびしく課題を提起するものであった。
 「総括決議」案は、修正案1本が可決された後、全員賛成で採択された。
 次に、中央委員会提出の「情勢・任務決議」案の審議に入った。この「情勢・任務決議」案の「世界情勢」部分は、「超大国アメリカの衰退」を軸として、帝国主義国・新興国・「発展途上国」での階級闘争の様相と、その課題を包括的に提起するものであった。
その「日本情勢」「任務」部分は、日本における階級闘争の当面の中心課題を、「安倍政権を打倒すること、また、それを通じて左翼的民主的な共同政治勢力を大きくし、その推進者でもある革命的左翼の団結・統合を進めることである」と提起するものであった。
この「情勢・任務決議」案は、きわめて活発に討議され、修正案15本が可決された後、全員賛成で採択された。
議事は、中央財政報告および監査報告に移り、全員賛成で承認された。
残された議事は、新しい中央委員の選出であった。推薦リストや立候補についての説明の後、代議員による無記名投票が行なわれ、第6期中央委員が決められた。直ちに大会は休止され、1中総が開催されて、中央常任委員が挙手採決で決められた。
最後に、代議員などによって、各地方組織での闘いが報告され、今後の健闘を誓い合った。こうして第6回大会は閉会し、新しい闘いが始まった。(了)