編集部だより

★関西生コン、全日建運輸連帯労組の川村賢市さんが四月三十日に、急病で亡くなられた。享年六十一歳。関西の同志も中之島メーデーの直後にもたれた葬儀に伺っているはずですが、編集部としても心から哀悼の意を表したい。わたし自身は川村氏とは面識はなかったが、聞くところによると川村氏は、関生労組の共闘関係を一手に担っていた方という。関西の、いや日本の労働運動は貴重な人材を失った。★その関生に関係して、タイミングの悪いことに前号で大きい校正ミスをやってしまった(一面に訂正欄)。申し訳ない。それで「校正」の話に話題を転じさせていただく。★ミスにも大きい小さいがあるが、大雑把に仕上げた紙面には、1ページあたり十〜二十のミスがある。これはあって当然、これからが仕事。校正によって二十の内十九ぐらいは発見し、直せるというのが本紙製作のレベルか。これでは到底プロのレベルとはいえない。★気付きにくいミスが、原稿入力段階での「行とび」。行が飛んでも文法的につながるから、入力ミスに校正漏れが重なりやすい。大きい見出しなどの誤記ミスでも、あきれるくらい気付かないことがある。それで複数のチェックが欠かせない。★校正ミスが多すぎる左翼紙は、革命運動のやる気自体が疑われる。言い訳はこれくらいにしておこう。(若杉)