〔献本紹介〕

 『共産主義運動年誌』第7号

 あらたまってお礼を言うのもなんですが、『年誌』ありがとうございます。
 この『共産主義運動年誌』という理論的な雑誌は、二〇〇〇年に結成された共産主義運動年誌編集委員会によって、以降その名のとおり毎年一回発行が堅持され、今号で七冊目となります。
 この年誌編集委員会は、その目的を「日本における共産主義運動の主体の再建ならびに、多様な社会変革運動の前進に資すること」とし、自らを「理論と実践に関するコミュニケーションの場」と位置付けている。ブント系の共産主義者同盟首都圏委員会(畑中文治さん)、プロレタリア通信編集委員会(旭凡太郎さん)を中心に、いろんなグループから個人参加がある。
 今年号では、第八回全体会の討議まとめ等が載っており、理論提起にあたって「より一層実践性をともなうものとする」とのことです。
 共産主義運動の再建、として課題を立てておられるのは労働者共産党との重要な一致点です。ポスト小泉の当面の闘いでも、ともに奮闘していきたいものです。(W)