編集部だより

★暑中お見舞い申し上げます。全国的にでしょうが、今年の東京の夏はとにかく暑い。七月二十日、事務所に出てくる道すがら「う〜ん、へんに暑いな(熱いな)」と思ったら、なんと都心で39・5℃! その日の夜の最低気温が30・1℃! フェーン現象がヒートアイランド東京に重なり、観測史上最高となったようです。★足立区は、以前事務所があった中野区に比べるとまだ建物も立て込んでおらず、風通しはましなようにも思えますが、年々、もともとは農家だった樹木や庭のある一軒屋などが、駐車場に変わってしまうというのが見うけられます。これはもはや、足立区のヒートアイランド化を進める公害! 地面から手っ取り早く収益を出そうとするとそうなるのだろうが、市場経済と生活環境の敵対矛盾を感じずにはいられません。★暑いのも、小泉が悪い、と言ったら言い過ぎか? 地球温暖化が資本主義(および資本主義のマネをした「社会主義」)のせいであることは否定できない。同志の皆さんから、「今年の暑いのはこたえるな〜。年とってきたからか?」という声もちらほらですが、そう考えるとへばれませんね。しかし、酷暑は無理をせずにのりきりましょう。★本来の日本列島の夏は、すがすがしいものだった。台風が来るたびに、列島がアジア・モンスーンの一地域であることを感じます。大昔から、また悠久に。これに比べるとブッシュとの同盟などは、ほんの一瞬に過ぎませんね。(若杉)