大阪

「6・19藤やんを偲ぶ会」へ
「7・10釜ヶ崎講座・講演の集い」へ

 釜ヶ崎では、反失業闘争の先陣を担ってきた藤井利明氏(藤やん)が昨年六月二十二日に亡くなってから、早くも一年を迎えようとしている。
 そこで、釜日労、釜ヶ崎反失連、キリスト教協友会など釜ヶ崎の諸団体の代表と、釜ヶ崎講座、それに関西共同行動、ユニオンネット、全日建、しないさせない戦争協力ネット、部落解放運動や反天皇制運動の諸氏が呼びかけ人となって実行委員会を作り、共同で「藤やんを偲ぶ会」を開催することとなった。六月十九日(土)午後六時半より、釜ヶ崎の「ふる里の家」で行なわれる。
 藤井氏が語り続けてきた、釜ヶ崎との共同した闘いの発展のため、藤やんを偲んで大いに語り飲む集いが期待される。
 一方、「釜ヶ崎講座」は、「釜ヶ崎百年」企画の講演の集いが久しぶりに開かれる。七月十日(土)午後六時半、エルおおさか。
 講師は、釜ヶ崎キリスト教協友会の小柳伸顕氏。テーマは「釜ヶ崎と子供たち(仮題)」。釜ヶ崎は現在の男子単身日雇労働者の街というイメージの以前には、半数が家族持ちの労働者の街であった。第一次釜ヶ崎暴動のまだ余波のある釜ヶ崎で、不就学におかれた子ども達が多くいた。その中で六十年代後半、子どもの就学援助活動に入り、以降一貫して釜で取り組んできたのが小柳さんである。
 6・19「藤やんを偲ぶ会」、7・10「釜ヶ崎講座・講演の集い」に参加を!(関西Si)