編集部だより


★米帝ブッシュは、イラク爆撃開始の秒読みの一方で、日朝交渉への横槍を入れ始めた。全世界の民衆からの非難にも、どうにも懲りないのが米帝なのだ。★この一カ月あまりは共和国の拉致問題が、ことあるごとにマスコミを賑わしワイドショウ化している。反共、反共和国の右翼分子が白昼堂々とテレビに登場するのは、腹立たしいかぎりである。日本の民衆も忌まわしい過去と同様に洗脳される部分も見受けられる。★官房副長官安倍の「まぬけ」発言などは、日韓の民衆運動への敵意をあらわにし、韓国当局から裏も取らずに右翼分子に躍らされた「まぬけ」そのものである。★わが紙面には、文化、芸術関係の記事を掲載するのは稀であるが、隠れた「文化人」も我が党には数多くいるはずだが、日常活動におわれてか表には現れてくれない。この方面での論戦を大いに期待したい。★こういう私も、映画への興味には尽きない拘わりを持っている。今年だけでも映画評として同志たちからの批判を被りたい作品がいくつあった。「カンダハール」、「光の雨」等々しかり。日常性への埋没は、批判の眼を曇らす。諸姉兄のご意見を!(日下部)