5・3憲法集会

 「生かそう憲法・高くかかげよう第9条・許すな有事法制」

をかかげて4千人の大結集

   平和実現する闘いへ

 「生かそう憲法 高くかかげよう第九条 許すな有事法制 二〇〇二年五・三憲法集会」は、東京・日比谷公会堂において、五月三日、集会実行委員会の主催の下、約四〇〇〇人の大結集で成功裏に勝ち取られた。
 当日は、午後一時開会を前に、十時半頃から参集者が、学生から老年の闘志たちまで続々と結集し、十二時の開場時には人々の群であふれ、一時過ぎても約一千名が外で参加するという盛況であった。
 高田さん(各界連)、山口さん(女性ネット)の司会の下、開会の挨拶を市民連絡会の富山洋子さんが、「世界に誇る憲法を守ろう」、「今日の集会は大結集で喜ばしい。粘りづよく統一行動を蓄積しよう」と宣言した。
 つづいて基調ゲスト講演を、カルロス・バルガス氏(国際反核法律家協会副会長、コスタリカ人)が、「日本の憲法は世界中に理想と勇気を与える」、「コスタリカも人権、平和、民主主義の尊重を国是として、軍隊を廃止し、教育に力を入れて来ました」、「二度と戦争はしません」という旨の講演を行なった。
 次いで、各界の運動体の挨拶を受けた。平和をつくる宗教者ネットの小河義伸さん、チャンスの海南友子さんら、女性の憲法年連絡会の中小路貴子さん、子どもと教科書ネット21の糀谷陽子さん、そして全港湾労働組合の伊藤彰信書記長の決意を受けた。
 伊藤氏は、このかんの港湾、交運の反戦の闘いについて述べて、「政府と政府の法律と政治的に闘うと共に、何よりもまず資本・経営者に対する闘いが必要である」と要旨のべて、「単に憲法を守るというのではなくて、積極的に反戦、改憲阻止の闘いを具体的に労働現場で闘う必要がある」と、発言した。これらの発言は、基調を補充する貴重な発言であった。
 その後、各界のメッセージ、のむぎ太鼓のぶち合わせ太鼓をはさみ、第二部に移った。 冒頭、社民党の土井たか子さんが、「有事立法、改憲阻止を闘う」と決意表明。
 ついで小田実さんが、「ベトナムへ博物館の建設で行って帰ってきたばかりである。グェン・チ・ビン女史(現副大統領・かつて臨時革命政府の外相)と会い、ベトナム反戦闘争をもう一度起こすべきであると一致した。アメリカはベトナム戦争から何も学んでいない。日本も同じく学んでいない。日本における憲法、有事の闘いも、守る護憲ではなくて、実現する、平和の理念を実現する闘いが必要である」等と闘う姿勢が必要であると強調した。
 更に、暉峻淑子(埼玉大)さんは、経済生活面から、共産党の志位氏は、有事立法の問題点を指摘した。
 集会アピールと閉会発言し、銀座へ圧倒的隊列でパレードを行なった。
五・三の集会−闘いは、文字通り闘う姿勢があれば、労働者、市民、高校生(学生)が広汎に決起することを示している。しかし、共産党の議員諸氏は、選挙集会と勘違いしたり、デモを“整然とやりましょう”と統制するなど、その議会主義があらわになったという点も付言しておきたい。  (東京Y通信員)