11・30

韓国良心囚を釈放せよ!

2001年全国運動集約集会

      国家保安法の撤廃を


十一月三十日、東京・文京シビックセンターで韓国良心囚を支援する会全国会議は、「国家保安法撤廃!全政治犯を釈放せよ!2001年全国運動集約集会」を開催した。
集会は、渡辺一夫全国会議代表から、韓国ではいまだに百二十三名の良心囚が獄中におり多数の指名手配者がいる現在、朝鮮半島南北の統一にとって障害となっている国家保安法の撤廃は急務であり、そのために都内街頭情宣を毎月続け、良心囚救援の署名を集めてきたことが報告された。韓国人権国際センター、在日韓国民主統一連合から連帯あいさつが行なわれた。
このあと林哲(イム・チョル)津田塾大教授が講演を行なった。林教授は、〇一年8・15民族統一大祝典での南北民衆の動向について詳しく報告した。それとともに、このかんの日米の朝鮮半島政策について言及した。
最後に石井全国会議事務局長は、集まった署名をクリスマス前に韓国政府に提出する予定であることを報告した。
〇一年に登場した米国大統領ブッシュによる対北政策の見直しにより、共和国封じ込め敵視政策が9・11事態以降、一層危険な状態となっている。
韓国民衆は、米帝のアフガン侵略戦争に反対するとともに、キム・デジュン政権の米軍支援の派兵行動に反対する運動を展開している。
韓国民衆と連帯し、良心囚釈放、国家保安法撤廃の声をさらに高めよう。(東京S通信員)