11・19大阪

  国労闘争団支援・NTT大リストラ反対

  全国草の根キャンペーン大阪総行動

  許すなNTT11万人合理化


 十一月十九日、「国労闘争団支援・NTTリストラ反対十一・一九全国草の根キャンペーン大阪総行動」が取組まれた。 
 分割民営化で不当解雇された一〇四七名の国鉄労働者が全国で争議団を結成、闘い抜いてきた。国労本部の闘争収束の決定後も、多くの闘争団が闘いを堅持している。
 NTTでは、社員の三分の二の十一万人の大合理化がかけられてきた。NTT労組が闘いを放棄する中、大阪電通合同労組や電通労組全国協議会はストライキをもって闘いに立ち上がっている。大阪ではユニオンネットワークが、この両者の闘いを支援することと、地域での総行動を結合させて闘う方向を取り、十九日の大阪総行動が行われた。
 当日は十一時より労働省(大阪労働局)への申し入れ、交渉がまず行われた。内容は解雇制限、派遣労働についてが中心となった。午後からは、大阪府(商工労働部)への申し入れ、交渉が行われた。全国平均五・三%の失業率を上回る失業率を呈する大阪での雇用創出についてが中心であり、個別的には、労働衛生の中心となってきた府立公衆衛生研究所の労働衛生部の廃止を中止する課題をつきつけた行動となった。
 四時からは、NTT西日本本社前にて、ストライキで立ち上がった電通合同労組と合流、NTTに対する抗議行動が取組まれた。
 六時からは、国労争議団を招いて、大阪総行動のまとめとして、国労闘争団支援・NTT合理化反対大阪集会が、大阪市中央区のエル・おおさかで行われた。ユニオンネットを中心とする労働者が三〇〇名近く参加し、会場内に入れない者も出る結集を実現して、大阪行動の集約集会を行った。       (関西M通信員)