12・8団結まつりー例年どおり成功

     国労中央は抜けたが…

      
 十月二八日、東京・亀戸中央公園で第15回国労団結祭りが行なわれた。あいにく雨が降り続ける肌寒い一日であったが、百に及ぶテント村と、一万名近くの参加者で、大いに盛り上がった。
 国労中央本部は四党合意に基づく争議解決を理由に、実行委員会から手を引いてしまった。国労中央の選択した方針により、国労内部にはさまざまな意見と行動が出ている。
 JR資本は、それに追い討ちをかけるかのように、さまざまな合理化をかけてきており、資本との闘いなしには、どのような選択をしようとも労働組合の分裂と解体を促進していくだけである。
 その意味で、闘う闘争団と支援労組が草の根運動として作り上げた団結祭りが成功した意義は大きい。
 ある参加者は「国労中央の支援が得られなくて心配だったが、例年と変わらない祭りでとてもよかった。闘うことが私たちへの励ましでもある」と語っていた。
 集会宣言では、国労支援を発展・強化していくこと、テロにも戦争にも反対する強力な闘いを強めていくこと、十二月四日の行動を成功させることなどを確認した。(東京H通信員)