日本・韓国で対策委員会が結成

   韓統連らの自由往来を


四月二二日、「在日韓国人民主化運動団体及び人士の名誉回復と自由往来のための対策委員会」結成総会が東京で開かれ、在日韓国民主統一連合の在日韓国人を中心に日韓民衆連帯運動の日本人など約二〇〇名が参加、新橋の交通ビル地下会議室を埋め尽くした。
韓統連議長・郭東儀氏の挨拶、大阪良心囚同友会のイ・チョル氏などの連帯挨拶の後、昨年十二月に韓国で結成された「韓統連の名誉回復と帰国保障のための対策委員会」の来日代表団の紹介と挨拶が、大きな拍手のなか行なわれた。代表団は、対策委共同代表のホン・グンス牧師、執行委員長のイ・ギウック弁護士ら四名。
経過報告などの後、日韓民衆連帯全国ネットの渡辺健樹氏から「結成宣言文」が読み上げられ、拍手で採択された。結成宣言は、韓国政府に対し、「韓統連に対する『反国家団体』規定を取り消し、名誉を回復せよ」「韓統連構成員らの韓国への自由往来を保障せよ」「国家保安法を廃止せよ」の三項目を要求している。
役員の確認の後、韓青、民主女性会、韓国良心囚を支援する会全国会議などの意見表明を受け、最後に今後の運動提案(入国拒否不当訴訟、署名運動など)が確認された。
                       (東京W通信員)